これは6月下旬に多賀城キャンパスの英進コースで始まった、
不思議な「何か」についてのレポート。 彼らはナイフを片手に何を始めようとしているのか。 竹に爪楊枝を突き刺して何を作ろうとしているのか…。 謎は謎を呼ぶばかり…。 |
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6月下旬のある日、午後の多賀城校舎を歩いていた。 すると… どこからかギコギコ、カリカリとものを切る音が聞こえてくる。 一体なんだ。 音のする方向はと耳をすますと、 どうやら英進コースの教室があるイースト・ウイングの方向らしい。 校舎の中に入り込んでみることにした。 |
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イースト・ウイングの廊下を歩くと、やはりいつもとは違う。 教室のいたる所から音が聞こえてくる。 一つの教室に入ってみることにする。 やはり! そこではいつもの授業とはまったく違う「何か」が 行われていた。 なんと、片手にナイフ! 見ると竹の切れ端を刻んでいるようだ。 |
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窓の外からも音が聞こえてくる。 |
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頭の中を「?」マークだらけにしながら階段を登り、3階へ。
そこには、さらに不思議な光景が…! なんとテレビカメラのクルーが なにやら生徒達を撮影しているではないか! しゃがみ込んで竹の筒に爪楊枝のようなものを刺している生徒達。 一体何をしているんだ!! |
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「レイン・スティックを作っているんです。 こうして竹に爪楊枝を突き刺して、 最後にゴマを入れるんです」 と、作業に没頭する英進の女子生徒。 なるほど、わかった、料理の実習か! …… ん! でも、それは変だぞ。 料理の実習を、なぜ床の上でするんだ! 謎は深まるばかり。 |
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頭ばかりか体中を「?」だらけにして歩いていると、 今度は別の教室から別の音が響いてきた。 「ひゅー、ひゅー」という頼りげのない変な音。 覗いてみる。 するとそこには一人の男子生徒、 先ほどの竹の一本を唇に当てて音を出している。 笛のよう…。 笛のよう…? どうやら、このへんに謎を解く鍵がありそうだ。 |
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…と、いうわけで |