Sendai Ikuei Gakuen since 1905 100th Anniversary | |
Jean SIBELIUS |
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“苦難と克服の100年” | |
シベリウスの作品中もっとも有名な1899年作の交響詩。フィンランドは長きにわたり他国の統治下にあり、自国の自治権は奪われていた。作曲当時はロシアの圧政に苦しみ、国内で起きた独立運動の一環として歴史劇が計画されたが、その劇音楽の8曲目が独立し、交響詩「フィンランディア」となった。のちに詩人のコスケンニエミにより曲の一部に歌詞がつけられ、第二の国歌として親しまれ広く歌われるようになった。曲はフィンランド人の苦悩・闘争・愛国心などのテーマで構成され、力強い感動をほとばしらせる国民的頌歌である。 ふりかえれば、学園の歴史もまたフィンランド史同様に“激動の20世紀”の縮図でもあった。順風満帆では決してなかった苦難の道のりを乗り越えさせたのは、創立者加藤利吉先生が掲げた“至誠、質実剛健、自治進取”の建学の精神と、その教えを受け継いだ人々の学園を愛する愛校心であったと確信する。その精神、“アイ・ライオン・スピリット”は今でも学園に脈々と受け継がれている。 |
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■仙台育英学園100年の歴史 | ||||||||||||||||||||||||||
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