*英進進学コース
宮城大学 事業構想学部 デザイン情報学科公募制推薦で合格
松浦 くん
2007年3月
英進進学コース卒

名取第一中出身

 

基礎学力を定着させる
英進進学ならではの
授業が役立ちました


中学生のときに出合った
 “ユニバーサルデザイン”


 建築に興味を持つようになったのは、中学生の頃でした。知人が自宅の段差で転んで怪我をしたことで、その怪我は防げなかったのだろうかと思ったことがきっかけです。そこで出合ったのが“ユニバーサルデザイン”という考え方。「障害者や高齢者、子どもを含む、あらゆる体格の人に配慮したデザイン」という考え方を調べていくうちにますます興味が深ました。ユニバーサルデザインは、建築だけでなく幅広い視野からの知識も必要です。それを大学でしっかりと学んでみたいと思うようになりました。

何人もの先生方にお願いし
 くり返し面接の練習を重ねて


 公募制推薦での入学試験は面接と筆記試験。面接に向けては、さまざまな先生方に模擬面接をしていただきました。志望動機や自己紹介など、何度もくり返し練習しました。何人もの先生方に指導していただきながら場数をふんでいたので、面接に臨む姿勢が身について、それが自信につながりました。おかげで本番は落ち着いて面接官の質問に答えることができたと思います。小論文対策は、添削を先生にお願いして、宮城大学の過去問題をひたすらこなしました。丁寧に指導していただいて、先生方には本当に感謝しています。

東京での宿泊合宿で
 大学受験への意欲が高まりました


 高校3年間、塾や予備校には行っていませんが、学校での勉強で十分実力がついたと思います。1年生の冬に、東京での宿泊合宿に参加しました。予備校の先生や上智大学に在学中の先輩から勉強を教わったり、慶應義塾大や明治大、立教大などを見学に行ったり…。東京での経験によって大学受験に対する意欲が高まったと思います。基礎を固めるのに役立ったのが、1年生のときの基礎学力フォローアップ講座や公文学習などです。特に公文学習は、前半は中学校で習ったことの復習で後半は応用問題を解く、というものだったのですが、基礎の部分からしっかり確認できました。また、情報処理検定3級、ワープロ検定3級、英検2級、漢字検定2級、数学検定3級など、資格もたくさん取得しました。
 仙台育英には県内外からさまざまな人が集まってきます。英進進学コースの特別選抜クラスには、将来の目的をしっかりと持っている人が多かったので、とても大きく影響されました。いろいろなタイプの仲間に囲まれて、刺激しあいながらお互いに成長できたと思います。
 
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明治大学 商学部商学科指定校推薦で合格
氏家 くん
2007年3月
英進進学コース卒

将監中出身
一生懸命
頑張ったごほうびが
指定校推薦への道でした


簿記は経済界の共通語
 学ぶ面白さを知る


 僕たちが入学したときから、英進進学コースに簿記クラスができたんです。簿記は言語で言えば、世界各国で使われている英語と同じで、経済界の共通言語のようなものです。授業で簿記の面白さを知ったことが、進学につながりました。
 将来の目標は税理士になることです。夢の実現に一番近い大学を調べていたとき出合ったのが明治大学です。2年生の夏、オープンキャンパスに出掛け、東京六大学らしい伝統的な雰囲気を肌で感じ、憧れが一気に高まりました。明治大学の商学部には演習科目のダブルコアという制度があります。商業専門のゼミナールのほかに教養科目のゼミナールを同時に受講できるので、幅広い知識を学べるという点も魅力でした。
 一般受験はなかなか厳しいので公募制推薦の道を探っていたとき、応募するための最低条件が日商簿記2級の取得ということを知りました。本来はそんなに頑張り屋ではないのですが、好きなことには一生懸命になれるので、猛勉強をして目標をクリアしました。2級合格の知らせが届いたころ、学校に明治大学商学部の指定校推薦が来ていることを知りました。希望する人は多かったと思うのですが、簿記で見せた僕の頑張りを評価して、推薦していただけようです。


貴重な体験をした
 イタリアの文化遺跡巡り


 高校生活は楽しい思い出ばかりです。自宅のすぐそばをスクールバスが通 っていたので通学の便がよく、2、3年生では皆勤を続けることができました。帰りは授業が終わってバス時間までの1時間あまり、フットサル場で友達とサッカーをして遊んだり話しをしたり。いい息抜きになりました。
 一番の思い出は2年次のヨーロッパ研修旅行です。古代ローマ時代からの保養地、フラスカーティを基点に、イタリアの文化遺跡を巡りました。地元の生徒たちが遠足で行きそうな一般の観光コースでは経験できない見どころもあって、研修旅行ならではの貴重な思い出になりました。
 いつまでも楽しい思い出を引きずってはいられません。大学はレベルが高いですし、税理士の仕事は専門知識以外にも幅広い知識を要求されると聞いています。今は「まず勉強しなければいけない」という思いが強く、少しプレッシャーを感じています。
 
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立教大学 社会学部社会学科自己推薦で合格
佐々木 くん
2007年3月
英進進学コース卒

郡山中出身

念願の甲子園出場の次の
目標は全国の頂点に立つこと。
神宮での優勝を目指します。


佐々木監督のご指導のもと
 貴重な経験ができました


 昨年夏の甲子園で2回戦敗退という結果は悔しいですが、硬式野球部全員が甲子園出場を目標に練習を重ねてきたので、ひとつの達成感と喜びを感じています。野球の醍醐味は、バッターボックスに立って相手ピッチャーと対決する瞬間。1球ごとに心理的な駆け引きをする、真剣勝負の緊張感がたまりません。野球部の練習は厳しく、チーム内にポジションを争うライバルもいましたが、彼らと必死で競ってきたからこそ今の自分がある、と感謝しています。佐々木監督は私たち選手の練習や調子をよく見て、平等にチャンスを与えてくださいました。尊敬する監督の下で思い切りやれたことが、何にも代え難い経験です。
 甲子園大会終了後、立教大学に出向いて野球部の勉強会に参加しました。そこで先輩からうかがったのが「立教大学の社会学部は、政治経済にとらわれず、自分が社会にどう貢献できるか見つけるための場所」。大学で教職課程を選択し、社会科の教員免許を取りたい私にとって、視野を広げ、柔軟な考え方を身に付けるのにふさわしい学部だと判断し、受験を決めました。


本気で取り組めば
 必ず道は開けます


 立教大学にはスポーツ推薦枠がなく、自由選抜入試という形態です。社会学部は英語と小論文と面接の試験があるため、英単語と長文読解を中心に受験対策をおこないました。英語の先生にお願いして、授業が終わってからワークのプリントをいただき、長文を日本語に訳して翌日提出。これを休まずに続けたことで実力が付いたと思います。野球部員は甲子園が終わるまでまとまった学習時間が取れないため、夏以降は連日深夜まで勉強して追い込みをかけました。野球も受験も体力が基本ですから、体調維持にも気をつかいました。終盤はやはり、部活で鍛えた集中力と根性が物を言います。
 今の目標は、野球部でレギュラーになること。甲子園大会では頂点に立てなかったので、大学野球で全国制覇を目指します。東京六大学リーグ戦では、ハンカチで有名になった早稲田大学の斉藤投手と対戦の機会があるかも。楽しみです。
  『本気になれば世界が変わる』――佐々木監督の言葉を、後輩の皆さんにも送りたい。力を出し切る前にくじけたら、そこで終わりです。あきらめないで努力すれば、きっと道が開ける。私もこの言葉を信じて、部活と勉強に本気で取り組んできました。いきなり富士山に登ろうとするのは無謀だけれど、低い山からコツコツ練習を積み重ねるうち、いつか最高峰に挑戦できる力が蓄えられます。皆さんも、夢を叶えるまで決してあきらめないでください。

 
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東北学院大学 文学部英文学科AO入試で合格
福島 さん
2007年3月
英進進学コース卒

高森中出身
AO入試への挑戦は
憧れを実現する
一つのチャンスです


初めて団結できた
 校内合唱コンクール


 中学時代から大学進学を考えていたので、進学率の高さを考えて仙台育英に入学しました。私の住む泉パークタウンから学校までシャトルバスが通っていたのも好都合でした。積極的に自分から話し掛けるのが苦手なので、入学当初は友達ができるか心配でしたが、性格も趣味も合う友達ができ、3年間はあっという間に過ぎたような感じがします。
 一番印象に残っているのは2年生のときの校内合唱コンクールです。私のクラスはみんなおとなしく、自己主張して雰囲気を乱す人がいない代わりに、一致団結することもありませんでした。だから合唱の練習が始まってもなかなか統一がとれず、指揮者と伴奏者は困り果て、「このままでは発表の場に出ても歌えない。みんながどんな気持ちでいるか紙に書いてほしい」と呼び掛けたんです。お互いの気持ちが分かり練習を重ねるうち、クラスがだんだんまとまってくるのを肌で感じました。本番は最高のステージになったと思います。その結果、賞をいただくことができました。本当は喜ぶべきなのでしょうが、実は「なぜ最優秀賞じゃないのか」って、みんなちょっと不満げでした


大学で活躍する先輩の姿が
 励みになりました


 勉強に関しては、先生方から受験でかなめになるのは英語だと言われていたので、普段の学習では英単語をできるだけ覚えるよう心掛けました。字幕付きの外国映画は楽しみで、新しい表現を覚えるのに役立ちました。もっと英語を極めたいと思ったのが、英文学科を志望した理由です。
 東北学院大学に入った先輩たちが学校紹介をしてくれる機会が何回かあり、その姿を見ていると自分も早く同じ大学に入りたいと、憧れの気持ちが募りました。そのためには、一つでも多くのチャンスを生かそうと、AO入試に思いを掛けました。先生方が一生懸命面接の練習に付き合ってくださいましたが、私にとってさらに幸運だったのは、オープンキャンパスで勇気をふるって質問した教授が、面接官だったことです。先生は覚えていなかったでしょうが、私はおかげで緊張がとれて、スムーズに話すことができました。
 合格を自分のことのように喜んでくれたのは両親です。両親の海外旅行に付き添って通訳をするのが、目下の私の夢です。
 
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