*特別進学コース
山形大学 人文学部法経政策学科公募制推薦で合格
鈴木 さん
2007年3月
特別進学コース卒

宮城野中出身

 

 

夢は、ジャーナリストです。
世界中を飛び回って
各国の社会情勢を取材したい


図書館で勉強する先輩方に憧れ
 仙台育英に来ました

 仙台育英の宮城野校舎は、私の中学時代の通学路にあたります。部活帰りの夜はいつも、灯りのついた図書館の窓からお兄さんお姉さんたちが勉強している姿が見えました。たくさんの本に囲まれながら熱心に学習するその姿がとても大人っぽく見えて、「カッコいいなあ。私もあんな風になれるだろうか」と憧れていたので、私立を受けるなら絶対に仙台育英、と決めていました。
 特進では、土曜のフォローアップ講座や補講など学習プログラムの密度に驚きましたが、先生がフレンドリーで講習も雑談もすごくおもしろくて、知らないうちに引き込まれていきます。補講は少人数で質問しやすく、授業でわからなかったところもその場で解決できる。疑問点を翌日へ持ち越さないことが成績アップに役立ちました。テスト前には、中学の時から憧れていた図書館に遅くまで残り、苦手な数学に取り組みました。まわりの人たちが集中していると、刺激されてだらけません


ていねいな添削に感動
 先生の熱意に応えたい


 書くことが好きで、新聞の速報性や追求力に注目している私の夢は、世界で活躍するジャーナリストです。海外特派員のように各地の社会情勢を自分の目と耳で取材したいので、政治のほか法律・経済・語学など幅広い知識を学べる山形大学人文学部の法経政策学科を志望しました。でも、面接試験で憲法9条について尋ねられ、面接官の「日本の憲法を作ったのは日本人じゃないのに、それでも護憲と言えるの?」という発言につい熱くなり、生意気な反論をしてしまって、内心「ああ、もうダメだ〜」(笑)。山形大学のウェブで合格者の中に自分の名前を見つけた時は、母と手を取って喜び合いました。
 この3年間、いろいろな先生方にお世話になりましたが、特に政経の池田先生には感謝しています。提出した課題プリントには、回答の添削と共に毎回びっしりとコメントが書きこまれ、関連の新聞記事まで貼り付けてあったり。先生の熱意に励まされて、私も一生懸命復習しました。政経の成績が良かったのも先生のおかげです。ありがとうございました。
 大学に合格するためには、目標を絞って「絶対にここしかない!」と信じる強い意志が大切です。将来、どの道を選べばいいかわからない人も、ふだんの生活や先生の雑談、先輩との話などで興味を持ったことが必ずあるはず。おもしろいな、もっと知りたいなと思う心が、前進への原動力となります。後輩の皆さんも、自分だけの夢を見つけてください。
 
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早稲田大学 政治経済学部 経済学科指定校推薦で合格
大内 くん
2007年3月
特別進学コース卒

河南東中出身

互いに実力を
伸ばしていける
最高の学習環境でした


「自分よりも上の人がこんなにいる」
 これが大きな刺激となって

 仙台育英に入学したのは、今までと違う環境の中でいろいろな人たちと関わり合いながら勉強したいと思ったからです。実際、特別進学コースに入ってみると、成績の良い人たちが集まってきていて、初めのうちは気がくじけそうになったこともありました。1年生の最初の試験の結果を見て、「自分よりも上位の人がこんなにがいるんだ」と思い知ったのです。そこで、あきらめたらいけない、頑張ろうと奮起。それから毎日、次のテストに向けて勉強に取り組みました。それを続けていくうちに、学内の順位がぐんぐん上がっていったのです。より上のレベルの大学に行きたいという目標があったから、頑張ることができたのだと思います。特別進学コースは、さまざまな人たちの中でもまれていき、自分の実力を伸ばしていける最高の環境でした

研修合宿「プラン2000」で
 勉強のリズムをつかむ


 1年生のうちは予習・復習が大事だと先生から言われていました。特別進学コースの授業はハイレベルなので、予習をしないと授業についていけません。そして復習もしっかりやっていった結果、着実に実力がついたと思います。塾や予備校には通っていません。仙台育英は塾に通わなくても、授業で十分だという話を聞いていたので、特に不安はありませんでした。
 1年生のとき、「プラン2000」という2泊3日の研修合宿がありました。最初の慣れない時期だったので勉強のリズムをつかむことを考えて取り組みました。2日目・3日目になってくると、夜遅くまで勉強しているので普段の授業でちょっと眠くなったりしたことも…。そこで負けてはいけないので、調整しながら勉強する、ということも学ぶことができたと思います。プラン2000にはチューターの先輩も教えに来てくださいます。大学生活や受験についての生の情報が聞ける貴重な機会でもありました。


担任の先生の面接指導は
 中身の濃いものでした


 最初のうちは自分のやり方ですすめてもうまくいかないと考え、先生方の指導に従いました。仙台育英は実績のある高校だったから、先生方を信頼することができたのだと思います。担任の渡部進先生には、担当教科の数学以外でも、受験対策するうえでお世話になりました。特に「社会問題についてのどのように自分の考えをまとめるか」ということを面接の練習のときに教えていただいたのが、役立ちました。中身の濃い面接の練習でした。先生は、志望理由と大学でやりたいことがどう結びついていくのかを考えなければならないことと、私の知識が足りないということを指摘してくださいました。本をできるだけたくさん読むようにしたのは先生のアドバイスがあったからです。渡部先生には本当に感謝しています。

社会で起きていることを、
 自分の目で確かめたい…


 将来は、新聞記者を目指すつもりです。ニュースで報道されていることだけが真実ではない、だから自分の目で確かめたい、それを深く追求できるところが新聞社やマスコミ関係だと思いました。また、経済が社会を取り巻く影響、フリーターやニートの問題は経済が大きく関わっています。それを調べて解決策を導き出したいと思いました。早稲田大学はマスコミ関係が強いので、これからしっかり知識を身につけていこうと思っています。ボランティア活動にも以前から関心を持っています。大学に入学したら、ボランティアサークルに入って、アフガニスタン支援などにかかわっていきたいと考えています。

 
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法政大学 工学部システム制御工学科指定校推薦で合格
八谷 くん
2007年3月
特別進学コース卒

利府西中出身
両立の厳しさを乗り越えた
先に合格の知らせが
待っていました


練習がきつかった分だけ
 達成感を味わえた


 勉強漬けの高校生活は嫌だったので、敢えて部活との両立を選び、3年間ボクシング部で頑張りました。ボクシングは中学校でやったことのないスポーツだったので面白そうだと思って入部したのですが、練習はかなり厳しく、勉強との両立は想像していた以上にきつかったですね。でもそれだけに高校総体が終わって引退した時は、何とも言えない達成感がありました。

リング上での経験があるから
 本番での度胸は満点


 進路に関しては、理系の勉強が好きだったので「工学部で学び、将来は自動車関係に進みたい」と漠然と考えていました。ハッキリした目標が定まったのは法政大学のオープンキャンパスに行ってからです。伸び伸びした雰囲気で、自分の個性が出せそうな学校だというのが第一印象でした。工学部の教授と話をして授業の内容を聞いてからは、「絶対に入りたい」と強く思うようになりました。
 試験は自己推薦書と面接だけです。自己推薦書では部活と勉強の両立をメインにアピールしました。面接は試験官の先生二人に対し、僕一人でしたが「楽勝でしたね(笑)」。リングに一人で立つという経験を何度となくやってきたので度胸はありました。先輩に対する礼儀も部活で厳しくしつけられていたので、ありのままの自分を出せればいいという思いがあり、緊張することはありませんでした。


毎日続けることを最優先に
 短時間で集中力を発揮


 部活を引退するまでは、早めに登校して続けた授業前の1時間と授業中だけが勉強時間でした。限られた時間しかないという緊張感が集中力につながったと思います。どの教科も難しいことはやらずに教科書中心。毎日コツコツ続けることを最優先に考えました。
 練習で疲れ切って家に帰るので、正直なところ、「もう部活はやめよう」と毎日のように思いました。でも朝になると、また頑張る気持ちが湧いてきました。「中途半端にやったら悔いが残る。部活だけでなく勉強もだめになる」と、気持ちを奮い立たせました。
 今思うといい経験になりました。「やればできる」という自信は、これから先もいろいろな場面で生きてくると思います。
 
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立命館大学 情報理工学部メディア情報学科高大連携特別推薦で合格
角田 さん
2007年3月
特別進学コース卒

寒河江 陵南中出身

仙台育英が
連携している
プログラムを受講して


同じ目標を持つ 
 寮の仲間たちと一緒に


 私は3年間、寮で生活し、同じ目標を持つ友人たちにかこまれて生活してきました。仲間は良い刺激になり同時に支えとなりました。寮は、集中して勉強するのにとても良い環境で、仙台育英出身の先輩で現役大学生であるチューターさんがいるので、わからないことがあると質問しに行ったりしました。充実した寮生活でした。


Webで大学の
 講義を受けながら


 立命館大学の高大連携特別推薦入試で合格したのですが、私がこのシステムで受験することを考えたのは3年生になってからでした。1、2年生の頃は「工学部に入りたい」という漠然とした思いしかなく、具体的な目標は決まらずじまいでした。そこで私はいろいろな学科の教授の講義が受けられる『高大連携アドヴァンストプログラム』に参加してみることにしました。
 このプログラムは、Webを利用して講義を受けるのですが、早くから大学の専門的分野に触れることができて、とても良い刺激になり、大学への意欲もわいてきました。その結果、私は自分にいちばん適した学科を見つけだすことができました。それが立命館大学情報理工学部のメディア情報学科だったのです。

大切なのは自分に
 あった学科さがし


 私はこの推薦入試を通して、改めて自分と向き合い、自分の本当にやりたいことを見つけることができました。このプログラムに限らず、大学の講義を体験できる機会はたくさんあると思います。将来への方向性や学科選びに迷っている人は率先して参加して、自分にあった大学・学部・学科を探してみてください。
 とはいえ、私がこのようなプログラムを利用することができたのは、仙台育英が大学とこのような連携を結んでいたからこそ。私が理想の大学へとたどり着けたのは、特別進学コースの先生方と、仙台育英のおかげです。

 
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