*英進進学コース
秋田大学 工学資源学部機械工学科AO入試で合格
山戸 くん
英進進学コース3年
宮城教育大学附属中出身

 

毎日の授業内容を
完璧にマスターすれば
自宅学習も不要です


個性豊かな授業に
 理解が深まりました


 仙台育英に入学した時は、公立高の受験に失敗して落ち込んでいたため、将来のことなど全然考えられない状態でした。でも、すぐ授業の面白さに引き込まれました。英進進学コースはどの教科の先生も個性豊かで話が楽しく、教え方がユニーク。質問すればわかるまでとことん説明してくださるし、クラスメートは気さくに話せる人ばかりだったので、勉強がいつの間にかはかどりました。定期考査も予想以上に点数が良く、やれば伸びるじゃないかと自信がついたら、今度はもっと上を狙おうと欲が出てしまって(笑)。私は自宅学習をほとんどしていません。そのかわり、毎日放課後遅くまで教室に残り、その日に授業で習ったことを何度も何度も復習。授業で扱った問題を解き、疑問点はすぐ先生に聞きに行って基礎固めに努めました。また、土曜ゼミと苦手な教科の補講を選択して、学校にいる間の学習密度をさらに濃くしました。3年間スランプもなく順調に成績を伸ばせたのは、入学した時から授業や補講の内容を復習で完璧にマスターし、わからない箇所を翌日に持ち越さなかったからです。自宅学習が他人よりはるかに少ないことは自覚していましたが、大切なのは時間じゃなくて理解度だと考えていたので、不安はありませんでした。


復習を繰り返して
 弱点を見つけます


 学校からの帰り道、国道45号線沿いに並ぶカーディーラーの前を毎日通ります。そこで整備士の方々が車の点検修理をする光景を眺めているうちに自動車の内部構造に興味が湧いて、環境に配慮した排気ガス削減エンジンの設計に関わりたいと思うようになりました。オープンキャンパスで各大学を見学した中で、秋田大学工学部は学生の皆さんがとても楽しそうに実験をおこなっているのが印象的で、私たち受験生に「何でも質問してね」とフレンドリーに接してくれたので、この大学ならいい環境で研究できるに違いないと直感しました。
 私はそれほど熱心に勉強したわけではないし、受験のため特別に実行したこともないので、後輩の皆さんにとって受験対策の参考にはならないかもしれません。でも、ひとつアドバイスするなら、「授業を真面目に受けなければ、いくら長時間勉強しても無駄」。モチベーションが低い時にどれだけ机に向かっても、やった気になっているだけです。授業の復習をしながら冷静な視点で自分の知識の穴を見つけ、できるだけ早く補うこと……私はその一点を心がけて、国立大学に合格できました。いま考えると、偏差値の高い高校で背伸びして学んでいたら授業についていけず、逆に意欲が削がれて大学受験に失敗したかもしれません。英進進学コースは私のレベルに合う理想的な学習環境だったと思います。
 
CONTENTSへ戻る

新潟大学 教育学部健康スポーツ科学課程スポーツ推薦で合格
石澤 くん
英進進学コース3年
新潟大学附属中出身
監督や先生方との出会いで
人間的にも大きく
成長できました


人一倍練習を
 繰り返しました


 ラグビーは熱いスポーツです。兄の影響で初めて楕円形のボールに触りましたが、練習を続けるうち、もっと強くなりたいと思うようになり、新潟から仙台に出てきました。
 仙台育英のラグビー部は日本一を目標にしているチームだけあって、さすがに練習はきつかったです。優秀な選手が集まる中で、自分はそれほどの実力はありませんでした。一緒に入部した仲間が1年時から上のチームで練習させてもらっているのを見て、すごく悔しかったですね。自分のわがままを聞いてくれた両親に全国大会でプレーする姿を見せたかったですし、いろいろな人が応援してくれていたので、負けるわけにはいきません。人一倍練習したつもりですが、常に満足感はありませんでした。自分で満足したら成長が止まってしまいます。監督やコーチに認められるまで練習を続けました。その努力がレギュラーメンバーやキャプテンに選ばれることにつながったのだと思います。東北高等学校新人大会や全国大会の県予選で優勝できたことは仲間と一緒に頑張った結果で、最高にうれしかったです。


生徒の気持ちを
 理解できる指導者に


 監督は練習だけでなくすべてに厳しく、あいさつをはじめ基本的な礼儀の指導も受けました。「感謝の気持ちを忘れるな」と常々言われた言葉も心に焼き付いています。この3年間でラグビーの技術だけでなく、人間的にも大きく成長できました。監督やコーチ、担任の先生がいなければ「今の自分」はないと思っています。
 練習が終わると疲れ切って勉強は手につきませんでしたが、授業中に集中してその時間の中で消化することで、なんとか両立させることができました。地元新潟に戻って大学生活を送ることができるのはうれしいことで、ようやく親孝行ができそうです。将来はインストラクターや教師など、スポーツの指導者になるために勉強します。
 監督やコーチは、部員の普段の生活の様子を担任の先生に聞いたりしながら、部員の気持ちを理解しようとされていたようです。自分もそうでしたが、最近の若者は自ら悩みを相談することが少ないように思います。それだけに難しさがありますが、生徒の気持ちがよく分かる指導者になりたいと思っています。
 
CONTENTSへ戻る