*英進進学コース
専修大学 経済学部経済学科指定校推薦で合格
小野里 くん
英進進学コース3年
茂庭台中出身

選抜クラスの勉強と
ゴルフ部の部活を両立して
第一志望大学に合格 !!


数学の問題を解く
 面白さを知りました


 英進進学コースは入学と同時に学力別のクラス分けがあり、成績上位の生徒は選抜クラスに配属されます。仙台育英でゴルフ部の部活に全力で打ち込もうと思っていたところ選抜クラスに入ってしまい、驚くと同時に、ついていけるかどうか不安になりました。選抜クラスは他のクラスより授業数が多く、1年生の時は土曜も授業があります。通学に片道1時間、授業が終わったら部活で打ちっ放しの練習をこなし、それが済んだら筋力トレーニング。ゴルフの大会前はスケジュールも厳しくなり、帰宅するとへとへとで勉強する余力など残っていません。選抜クラスの人たちは着々と成績を上げているのがわかり、内心焦りました。そこで勉強を授業中心に切り替え、家では無理せず1時間だけ机に向かおうと決めて授業に集中したら、今まで難しかった数学がスーッと頭に入ってきたのです。授業でしっかり基礎を覚え、家では応用問題に取り組む。答えがわかった時の喜びはもちろん、解いていく過程も面白いと思うようになり、数学がとても好きになりました。1年から2年へ進級する時に再び成績選考があり、授業中心の勉強法が効果を上げたおかげで、私はまた選抜クラスに残ることができました。


指定校推薦なら
 部活動も評価されます


 「部活をしていると勉強がおろそかになるのでは?」とよく聞かれるのですが、私の場合、ゴルフの調子が下がると勉強が手につかなくなり、ゴルフの調子が戻ると勉強にも身が入ります。ゴルフで培った、ここ一番という集中力は授業で必要ですし、筋トレで鍛えた体力は試験前の追い込みで物を言うので両立は決して難しくありません。3年間、厳しい部活を続けながら選抜クラスの中で上位の成績を保てたことは私にとって誇りであり、大きな自信にもなりました。
 専修大学経済学部は私立の経済学部の中で最も古い歴史を持ち、経済を国全体の動向で捉えるマクロ経済を学びたい自分の希望にぴったりでした。部活動が評価される指定校推薦を勧めてくださったのは、ゴルフ部顧問の先生です。部活は真面目に出ていたので問題ありませんでしたが、一発勝負の試験ではないため、逆に普段の授業態度や定期考査の点数が重視されます。志望大学を決めてからは、評定値を少しでも上げようと試験前の勉強に時間を割きました。仙台育英は、学習環境にもスポーツをする環境にも恵まれている上に、先生方が親身になって相談にのってくださいます。努力すれば必ず結果はついてくるので、後輩の皆さんも絶対に夢をあきらめないでください。

 
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東北福祉大学 健康科学部リハビリテーション学科公募制推薦で合格
赤間 さん
英進進学コース3年
柳生中出身
毎朝1時間の勉強で、
部活による遅れを
カバーしました


バスケ部での経験を
 小論文の題材にして


 ピアノを習っていた先生が地域の老人ホームで演奏のボランティア活動をしていたので、私もお年寄りと触れ合う機会が多く、福祉の分野に進みたいと思うようになりました。大学を絞ったのは高校3年の夏ごろです。何度もオープンキャンパスに出かけて疑問点を質問したり、模擬講義を受けたりしながら、気持ちを高めていきました。公募制推薦での入試を受けましたが、試験は「信頼について」というテーマの小論文と面 接でした。
 私はバスケット部に所属して部長という立場を経験したので、部員との信頼関係を小論文にまとめました。バスケットはチームプレーです。入部したばかりのぎこちなさが月日を重ねるごとに解消され、徐々に連帯感が生まれて、プレーする楽しさを実感するようになります。
 時には部員の意見がバラバラで、部長としてチームをまとめるのに苦労したこともあります。そんなとき、自分の気持ちを抑え付けずに本音をぶつけ合い、納得いくまで話し合いました。そんなやり取りがあったからこそ、一段と絆が深まったと思います。人の上に立つのは初めての経験だったので、混乱してチームメイトに助けてもらったこともありました。一つひとつ問題が解決していくたびに、充実感を覚えました。


部活は勉強ができない
 言い訳にはなりません


 練習が休みなのは火曜日だけ。部活をやっていない人に比べてどうしても勉強面 で遅れがちになります。でも勉強ができない理由を部活のせいにしたくはなかったし、周りからもそのような目でみられるのは嫌でした。
 そこで親しい友達と約束して、毎朝1時間早く学校に来て、図書室で勉強してから通 常の授業に臨むようにしました。1年生の頃からずっと続いたので、我ながら継続力があることに驚いています。このような経験を通 して改めて「やればできる」と気付きました。これから難しいことにぶち当たっても、すぐに諦めずにしばらく粘ってみれば、何でも続けられそうな自信が生まれました。後輩にも「部活のせいにして、勉強をおろそかにするな」と言い残したい。評定をいただく大事な分かれ道になると思います。
 
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