*外国語コース
獨協大学 外国語学部英語学科指定校推薦で合格
及川 さん
外国語コース3年

東和中出身
仙台育英の英語の受業と
カナダへの留学で
英語力を高めました


留学先から帰国後、
 弱点のリスニングが向上!


 
小学生から英語を習いはじめ、高校で長期留学したいと思っていたので、留学制度のある仙台育英の外国語コースを選びました。外国語コースで特徴的なのが英語のカリキュラムです。英語の時間が他校より多く設けられている上に、授業がリスニング・スピーキング・ライティング・リーディング・文法の5つに分化・体系化され、バランス良く学べるようになっています。その分、自分の実力がはっきり分析されるので、授業が進むうち、英語に自信を持っていた私のリスニング能力が予想以上に低いとわかり、ショックを受けました。でも、こんな風に実践的な授業だからこそ、留学前の準備としてベストなはず。以降、弱点のリスニング問題を中心に、効率的に勉強できたと思います。
 2年生の夏、カナダのバンクーバーアイランドへ10か月の長期留学に出発しました。現地の学校で選択したのは社会・英語・ESL(コミュニケーションクラス)など。後期は授業の難易度が上がってついていくのがやっとでしたが、英語圏に飛び込むからには現地の方と生活の基本コミュニケーションをとれるぐらい上達しようと頑張り続け、ホームシックにかかる暇もありませんでした。仙台育英は留学先で取った単位も認めてくれるので、帰国後に同級生より1年遅れてしまうことがないのも、落ち着いて勉強に専念できた一因です。現地で覚えた単語数やボキャブラリは飛躍的に増え、日本に帰国してTOEICを受けたら、あれほど苦手だったリスニングが留学前より200点もアップ! 全体でも300点上がっていて、大満足の結果でした 。


面接練習で先生方からいただいた
 アドバイスが本番で役立ちました


 
私には国際ボランティアに協力するという夢があります。カナダへ留学した目的は、試験でいい成績を取るためではありません。英語というコミュニケーションツールを通して、文化や言語が違う人たちのお手伝いをしたい、国際協力に力を尽くしたいと願うからです。獨協大学外国語学部は少人数制で、さまざまな国の人とコミュニケーションができる専用ブースを設けているほか、グローバル社会論や国際開発論、国際協力論など魅力ある講義が多く、充実した学習環境に惹かれました。獨協大学の指定校推薦試験は、面接が日本語と英語のどちらで行われるかわからなかったので、先生方にお願いして何度も面接練習を繰り返しました。「押しが弱い。過去のことばかり言ってはダメ。主張をもっと前面に出して」とアドバイスをいただいたことが役に立ち、本番では積極的に自分の長所をアピールできました。私は国際ボランティアという目標への確実なステップとして仙台育英外国語コースを選び、長期留学を経て大学合格を勝ち取りました。夢の実現はまだまだ先だけれど、初心を忘れず、これからも歩み続けたいと思います。
 
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清泉女子大学 文学部スペイン語スペイン文学科特別推薦で合格
鈴木 さん
外国語コース3年
高砂中出身
スペイン語を学ぶ
先輩との出会いが、
進路決定の力になりました


外国語コースで出合った
 スペイン語をさらに追求したい


 
私の家族は全員サッカーが好きでアルゼンチンのチームにも興味があったので、第2外国語は迷わずスペイン語を選びました。そんな私でも、大学でスペイン語を学ぶことになろうとは思いもしませんでした。
 きっかけとなったのは、スペイン語の教育実習に来た先輩の存在です。その先輩は自分の夢をしっかり持っていて、清泉女子大学でスペイン語と英語と日本語教員の免許や資格を取得するため、しっかり努力もしていました。私にも優しく接してくれて、話を聞いているうちに憧れを抱くようになりました。もともと興味のあるスペイン語ですから、同じ道に進んで先輩のようになりたいと強く思うようになったのです。
 ただ、迷いが一つありました。スペイン語は特殊ですから、将来の就職のことを考えると不安でした。迷いをふり切るためにオープンキャンパスに出掛けました。清泉女子大学はこじんまりとしていて、落ち着いて勉強するには良い環境でした。大きな総合大学では雰囲気にのまれ、舞い上がってしまいそうな気がしていたので、私にはぴったり。日本語教員の資格も目指せるので、努力さえすればいろいろな道が開けることも納得しました。


学ぶことが多かった
 アイルランド語学研修


 
先輩はAO入試で合格したと聞いて私も同じ選択をしました。試験当日、講義を聞いて小論文にまとめる内容はさんざんな出来でした。「もうやるしかない」と開き直って臨んだ面接で私の話を聞いた先生が笑ってくださったので、その後は余裕が出て自分をしっかりアピールできました。好きなサッカーのこと、スペイン語への興味、そして、アイルランドの語学研修について話しました。
 アイルランドでは、半月ほどホームステイを体験しました。自分の思いを伝えたいという必死な気持ちと、一生懸命話を聞こうという思いが一緒になったとき初めて心が通い合いましたが、言葉だけ分かっても通じないことがたくさんありました。その国の文化や歴史などを理解して初めて言葉も理解できるのだと実感し、視野や興味を幅広く持つことの大切さを学びました。この経験は、これからスペイン語を学んでいくうえでも役立つだろうと思います。
 私の進路決定には先輩の存在が大きくかかわっていました。仙台育英では在卒懇など先輩の話が聞ける機会がいろいろあるので、後輩の皆さんは積極的にチャンスを生かして、自分に合った道を見つけてください。
 
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神奈川大学 外国語学部英語英文学科公募制推薦で合格
鈴木 さん
外国語コース3年

若柳中出身
外国語コースでの3年間で
英語と韓国語に
夢中になりました


カナダでの短期留学後、
 英語が自然に耳に入ってくるように


 
高校2年生のとき、10月から12月までの3カ月間、カナダのバンクーバーアイランドでの短期留学を体験しました。現地の人たちはみんな大らかでゆったりと生活しているという印象。学校でも、学生たちは家にいるかのようなリラックスした態度で授業を受けていて、国民性の違いを強く感じました。留学は、ほんの3カ月間でしたから、英語力が劇的に身に付いたということはありません。でも、耳は自然と英語に慣れていたようです。実感したのは帰国してから。TOEICでの点数が、なんと300点ぐらいアップしました。
 仙台育英の外国語コースに入学したのは海外留学や国際交流に興味があったからです。仙台育英には、外国人の先生や留学生がさまざまな国から来ています。海外の文化を身近に感じることができ、ますます英語を勉強したいという気持ちが強くなりました。
 興味が増したのは英語だけではありません。1年生のときの授業で中国語を、部活のI.L.C.(International Language Club)ではスペイン語を勉強していました。そして2年生になってからの第二外国語の授業では、韓国語を選択。韓国語の郷古武先生は、ほかにもロシア語や中国語などに精通していらっしゃるとても博学な先生です。授業もユニークで、文法をひたすら勉強するのではなく、韓国についての興味深いお話をしてくださったり、韓国料理の調理実習があったり…。すっかり韓国語に夢中になりました。


「英会話ができること」を
 面接でアピール


 
「これからは英語だけではダメだ」。大学を選ぶうえで参考になったのも郷古先生の言葉でした。今の時代、英語を話せるのは当たり前。プラスアルファとしてもうひとつ言語を身につけたい。そう考えて、英語を本格的に勉強しながら第二外国語で韓国語が学べる大学を探しました。そして外国語コースが少人数制だったこともあり、大学でも少人数制で授業が受けられるところに絞りました。そこで見つけたのが横浜にある神奈川大学です。国際色が強い横浜の大学は、語学や異文化を学ぶにあたって理想的な環境でした。
 神奈川大学の入学試験は英語の面接と英語の小論文。試験対策は、試験の2カ月ほど前から始めました。小論文対策としては、英語の先生に2カ月間、何度も添削していただきました。面接に向けての対策は、先生にお願いして練習につきあっていただきました。試験本番はかなり緊張しました。手が震えて小論文を全部書き終えることができなくて…。落ち込みましたがすぐに気持ちを切り替えて、挽回すべく面接へ。英会話ができることをアピールするため、自然な会話の流れを心がけました。気持ちを落ち着けて臨んだので、無事にクリアできました。
 将来の目標は「留学アドバイザー」になること。カナダ留学での経験が大きく影響しています。そのために旅行業務取扱管理者の資格も大学で取得するつもりです。これからはもっと英語力を磨いて、韓国語もしっかりと自分のものにしたいと思っています。
 
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