札幌市立大学 看護学部 看護学科公募制推薦で合格
 

山田 さん
平成22年3月
英進進学コース卒
長町中出身

 

 

さまざまな資格を持って
地域に貢献できる
看護師を目指します

緊急救命活動をする
 母の姿に影響されて

 小さい頃から、看護師の母の姿を見てきました。岩手内陸地震のとき、母が現地に出かけて緊急救命活動を行ったのですが、そのとき、私も母のように地域のための看護をしていきたいと強く思うようになりました。
 看護師について調べてみると、看護師も不足しているのですが、今は産科医や助産師の不足がさらに深刻で社会問題になっていることを知りました。人のため、地域のための医療をと考えたとき、看護師のほかにより多くの資格を持っていたほうが、幅広く活動できるし、より多くの人たちの力になれるはず。そう考えて進学先を探しました。そこで見つけたのが札幌市立大学でした。  
 札幌市立大学の理念は地域貢献。これが私が目指す方向と合致してたこと、また、看護師、助産師、保健師の資格が5年間で取得できるのも大きな魅力でした。国公立大だと大学病院で実践的なことが学べるので、これも決め手になりました。


放課後は教室に残って
 クラスのみんなと勉強


 英進進学コースでは特別選抜クラスに入っていました。部活はチアリーダー部に所属していたので、両立は大変でしたが、勉強には手を抜きませんでした。基本は家で予習、授業で復習。予習でわからなかったところを授業で解決する、という形をとっていました。部活のない日には、教室に残ってクラスのみんなと一緒に勉強。テスト前などはみんなでわからないところを教え合いました。選抜クラスは、3年間同じクラスなので絆が深まりました。
 チアリーダー部ではキャプテンを務めていました。スポーツ応援のほか、七夕パレード、飲酒運転撲滅パレード、幼稚園や保育園の夏祭りなど数々の行事に参加しました。大会は夏と冬。高校最後の大会では、高校生の部で自由演技一位を獲得。後悔のない大満足の結果でした。公募制推薦の試験は面接と小論文でしたが、両方とも部活を通して得た経験もアピールポイントに盛り込みました。チアの活動はさまざまな面でプラスになったと思います。
 北海道には5歳まで住んだことがあり、もう一度行きたいと思っていた憧れの土地でもあります。そこで目標に向かって学べることを嬉しく思います。仙台育英の3年間で経験したことを活かしながら、勉強に励んでいきます。