駿河台大学 現代文化学部スポーツ文化コーススポーツ推薦で合格
 

亀井 くん
平成22年3月
M-フレックスコース卒
蛇田
中出身

前向きになれたのは
先生方のおかげです
教師への道を目指します

サッカーに打ち込むため
 M-フレックスコースを選択

 
決して順調な高校生活ではありませんでした。今振り返れば「ばかなことをした」と思う時期もあったのですが、良いことも悪いことも含め、自分には貴重な3年間だったと思います。
 小学3年生からサッカーを始め、中学生のときは仙台のクラブチームで練習をしてきました。仙台育英のM-フレックスコースを選んだのもサッカーをやるため。自由時間が多く、トレーニングができると思ったからです。
 ところが、上手だったら試合に出られたクラブチームと違って規則や礼儀が優先する部活になじめず、先輩や監督ともうまくいかなくなってしまったのです。サッカーに嫌気がさして次第に部活から足が遠のきました。目標を失って何をしたいのかも分からず、私生活まで乱れてしまいました。
 そんなとき「おまえには我慢が足りない。そこが弱さだ」と諭してくださったのが、担任の先生とサッカー部の監督でした。

尊敬できる先生方に出会い、
 夢へのきっかけをいただきました


 2年生の途中から真面目に練習に参加するようになるとチームメイトとも一体感が生まれ、「自分が零点で抑えるから、おまえは決めてくれ」といった信頼関係が芽生えました。「相手のために頑張ろうという気持ちが生まれたのは、少し大人になったせいかな」と、少し成長できた自分を感じています。監督やコーチ、仲間といるのが楽しくて家に帰りたくない。そのくらい居心地がよくなりました。大学に進学したいという前向きな気持ちも生まれました。
 こんなふうに変わることができたのは、監督と担任の先生のおかげです。「自分も二人の先生方のような教師になりたい」。スポーツと勉強の両立が可能な駿河台大学への進学を決めました。少し回り道をしましたが、挫折があったからこそ、進む道が見えた。そう考えると、高校の3年間に悔いはありません。
 尊敬できる先生方に出会い、夢に向かってのきっかけをいただき、仲間にも助けられた。これからも周りの人たちの力を大切にしていきたいと思っています。