早稲田大学 文学部文学科一般入試で合格
   
 

大泉 さん
平成22年3月
特別進学コース卒
矢本第一中出身

 

 

特進のハードな学習環境の中で
「勉強をやりきった充実感」を
得ることができました

本が大好きな私にとって
 早稲田大文学部は憧れでした


 早稲田大学は中学の頃から憧れの大学でした。私にはこれといった特技はないけれど、読書が大好きなのが唯一の取り柄だと思っています。だから、勉強するなら文学がいいなと思いました。どちらかというと、文学の研究よりも創作のほうに興味があります。といっても仕事のかたわら、趣味で創作活動をするのが理想。早稲田大学なら就職活動をする上でも有利と聞いています。文学部は著名な作家も大勢輩出しているし、マスコミ関係にも強いので、ここでなら理想に近づけるのではないか、そう考えました。

勉強せざるを得ない環境に
 敢えて自分を追い込む


 高校に進学する際、塾の先生や中学校の先輩から、特進なら授業をしっかり受ければ必ず志望大学に合格できる、というお話を聞いて、仙台育英への入学を決めました。私は自分から動かないタイプ。特進のハードな学習環境の中で、勉強をせざるを得ない状況に自分を追い込むことができたので、ぴったりの選択だったと思います。
 特進には個性的な授業をされる先生方がたくさんいらっしゃいますが、なかでも担任の渡部進先生の数学は一番印象に残っています。数学の予習・復習に一番時間を割いていたと思います。数学は苦手科目でしたし、早稲田大の受験には関係なかったのですが、渡部先生の授業を受けることで勉強への意識が確実に高まりました。
 でも、どんなに必死で頑張ってもついていけなかったのが英語です。苦手は入試本番ギリギリまで続きました。このままでは第一志望に合格できないと危機感を感じ、センター試験後から集中して英語を徹底的に強化しました。


自分なりの勉強法で
 苦手な英語を克服しました


 早稲田大学の英語の試験は長文で出題されるので、スピードが求められます。英文に慣れるためにはまず、数をこなすこと。自分なりの方法で英文読解をこなしました。使ったのは新聞の社説。自宅でとっている新聞のサイトには英訳された社説が載っているのですが、それをプリントし、通学の時間を利用して電車の中で毎日読みました。新聞の紙面の社説は切り抜いて日本語訳として活用。単語一つ一つを調べて、朝は訳を見ないで英文の社説を読み、帰りは日本語訳と照らし合わせて確認していきました。最初はすごく難しくて苦戦しましたが、毎日読んでいるうちにだんだん慣れていきました。訓練の成果が発揮されたのか、試験本番では英文がスッと入ってきて…。早稲田大の前に何校か試験を受けていたのですが、だんだん時間配分の計算や試験の雰囲気に慣れてきました。そのせいもあるかもしれません。
 試験がすべて終わったあと、やりきった充実感がありました。「実力を全部出し切ったから、もし合格できなかったとしても後悔はない」…。そう思えるような学習環境を与えてくれた仙台育英に、感謝の気持ちでいっぱいです。