東北大学 医学部保健学科一般入試で合格
   
 

佐々木 さん
平成22年3月
特別進学コース卒
小野田中出身

 

 

授業をこなすだけで精一杯、
予備校も市販の参考書も
必要ありませんでした

中学の時の保健室の先生のような
 養護教諭になるのが夢です


  中学のとき、保健室でお世話になった養護教諭の先生に憧れました。明るく社交的で生徒たちに慕われいて、その先生のような養護教諭になることが、私の目標となりました。養護教諭は生徒とのつながりが深いので、いじめや保健室登校などの問題を解決するための一翼となれたら、と考えています。
 養護教諭には看護師の資格が必要です。国立大学の看護学科なら大学病院で経験も積めるし視野も広がると考え、東北大学医学部の保健学科を志望大学に決めました。


中学では成績1番だったはずが…
 高校最初のテストで大ショック


 大学を目指すなら、と中学の三者面談で勧められたのが進学率の高い仙台育英の特別進学コースでした。入学後、すぐにクラスのレベルの高さを思い知らされました。中学では成績が1番だったのに、はじめての実力テストでは40番に。かなりショックで、それからは毎日学校に残って必死で勉強しました。執務室にも通って何度も先生に質問しました。理解できるまでしつこく質問したのですが、根気よく教えてくださった先生には本当に感謝しています。おかげで何とかみんなに追いつくことができました。
  1年生のときは寮で生活していたので、チューター学習も役立ちました。チューターは全員東北大生の先輩たち。昼間の授業で解らなかったところを夜、チューターに質問することで理解度を上げました。同じ先生の授業を受けてきた先輩たちなので説明がわかりやすく、アドバイスはかなり参考になりました。勉強以外でも進学に関する情報を聞いたり、悩みの相談にも乗っていただきました。

先生方は何でも適切に
 サポートしてくださいます


 3年生の4月に文系から理系に移ったのですが、そのせいで時間割が合わなくなったことがありました。理科を受けるかわりにセンター試験で必要な世界史の授業が受けられなくなってしまったのです。世界史の先生に相談したところ、私一人のためにマンツーマンで補講してくださいました。先生方のバックアップ態勢は強力です。
 特進OB・OGの皆さんが口を揃えて「授業を重視して予習・復習さえしっかりすれば、学力は確実に身に付く」とおっしゃいますが、全くその通りです。授業の予習・復習と課題をやっているだけで精一杯なので、市販の参考書まで手がまわりませんし、夏休み、冬休み、平常の放課後にもたくさん補講が入っているので予備校に行ったりする暇なんてありません。授業だけで本当に大丈夫なのかと半信半疑の人もいるかもしれませんが、絶対に間違いありません。特進の先生方を信じてついていってください。