■内容の濃い授業で
効率良く力がつきます
特別進学コースは授業がハイレベルで、難関大学を目指すため少しでも厳しい環境に身を置きたい受験生に最適な環境です。授業の進度が早いだけでなく、生徒一人ひとりの志望や特性に合わせて先生がきっちりサポートしてくれることも大きな特長でしょう。私は本番直前まで進路を文系か理系か決めず、選択肢の中で最も難易度の高い学部へ行きたかったので、すべての教科をオールラウンドに勉強しました。短い期間で教科書をマスターして、残った時間を弱点克服や志望大学対策にあてられるカリキュラムは、とても効率的だと思います。授業内容も密度が濃く、今年出題されたセンター試験の問題は、授業や講習で先生に「ここは大事です、試験に出ますよ」と指摘され、重点的に学習したところばかり。しかも、北大の二次試験の数学では3年の夏講習と冬講習で学んだ問題が4問も出て、うれしさより先に仙台育英の受験対策の的確さ、精度の高さに驚いてしまいました。
■新聞を欠かさず読んで
経済観を養いました
中学校では陸上部に所属していたのですが、大学受験は部活と両立できるほど甘くないと考え、高校は勉強1本に絞りました。でも、学習時間だけやみくもに長くした結果、2年目に中だるみが来て成績も集中力もダウン。投げやりになっていた時に担任の先生から学習意欲や生活リズムについてアドバイスを受け、何とか立て直しに成功しました。特進の中身の濃い授業なら部活との両立も可能で、むしろ充実した受験生活になったかもしれません。反省すると共に、生徒一人ひとりの状況まで目が行き届いた先生の温かいご指導に感謝しています。
受験勉強と並行して、私が一日も欠かさず続けたのは「新聞を読む」こと。新聞の社会面・国際面・経済面にじっくり目を通し、いま国会で何を審議しているのか、国際情勢の中で日本がどう評価されているかなど政治経済への理解が深まり、自分なりのビジョンを持てるようになりました。これからの日本は欧米よりもアジアや中東諸国と強い関係を結ぶと思うので、大学ではさらに視野を広げ、国際経済について深く勉強するつもりです。