東北大学 農学部一般入試で合格
 

センター試験でE判定!
背中を押してくれたのは
先生方の言葉でした

平成24年3月特別進学コース卒 眞壁 さん(大河原中)

2年生のときのハワイ研修で
リスニング力が大幅にアップ!


 農学部を目指したのは、生物が好きでもっと勉強したいと思ったからです。同時にマーケティングなど経営学を学べることも魅力でした。大学では、幅広く知識を広げていきたいと思っています。
 大学では、留学もしてみたい。高2の時に体験したハワイ研修での体験が楽しかったのも理由のひとつです。みんな受験勉強優先だったので、参加者はクラスで私一人だけ。でも、私は行って本当に良かったと思います。帰国してから驚いたのが、リスニング力が急激に伸びたこと。やはり机で勉強しているのと全然違います。ホストファミリーと過ごした時間もとてもいい思い出です。英語力をつけるためだけじゃなくて、とてもいい経験をしたと思います。
 ほぼ勉強一色の3年間でしたが、クラスはとても和やかで、楽しい毎日でした。学校の学習室で朝早く来て、夜遅くまで勉強。けれども大変とも思いませんでした。特進の授業はとにかく内容が濃い。しっかり聞くだけで理解度が増しました。放課後の課外講習もほとんどの教科をまんべんなく受けました。もちろんすぐに成績に反映されるわけではないけれど、少しずつ積み重なっていって、結果につながっていったのかな、と今にして思います。

基礎がしっかり身に付いていたので
ハードな授業にもついていけました


 私は理系ですが、得意科目は国語と英語です。国語は、1年生のときから受けていた出張講座が役立ったのだと思います。これは、週1度ぐらいのペースで、予備校の講師の方が放課後に中講義室で授業をしてくれるというもの。それまでは、国語はどうやって手をつけたらいいのかわからなかったのが、この講座では現代文の受験勉強のやり方を教えてくれました。おかげで国語はいつもいい点数がとれました。英語は、3年生のときの先生の授業が役立ちました。とにかく与えられる課題が半端じゃなかった(笑)。時間をかけずバンバン進むので、頑張ってついていきました。1,2年生のときは別の先生だったのですが、反対にじっくり時間をかけた授業。たぶんこれでしっかりと基礎力がついたおかげで、結果的にその先生の猛烈なスピードにもついていけたのだと思います。
 実は、東北大は、3年生の初めまでずっと模試でE判定でした。勉強で手を抜いていたつもりはなかったのですが、結果が出ないということは、どこかツメが甘いのではないか。そこで少し勉強のやり方を変えてみました。その頃になるとクラスの雰囲気もますます受験体勢になってきて、刺激されたことも追い風になりました。すると、3年生の秋ぐらいから一気に成績がアップ!先生方も驚くほどでした。でも、センター試験はまたE判定。大学を変更しようかと本気で迷いました。そんなとき、先生方が「今伸びているときだから、いけると思うよ」と言ってくださったのです。それがなかったらたぶん諦めていたと思います。信頼できる先生の言葉だからこそ挑戦できた。背中を押してくださった先生方には、感謝の気持ちでいっぱいです。