東北薬科大学 薬学部生命薬科学科一般入試で合格
 

授業で習った内容を
放課後の講習で定着させる、
これで基礎は完璧でした

平成24年3月特別進学コース卒 小野寺 くん(河南東中出身)

薬学部を目指して、
入学当初から勉強に力をいれました


 母が病院の受付の仕事をしていて、よく病院の様子を聞かされていました。その影響もあって、小学校の頃から漠然と薬剤師になりたいと思っていました。体調を崩した人が、自分が処方した薬で元気になってくれたら嬉しいだろうな、と。特進に入った当初からすでに薬学部を目指していたので、勉強に専念しようと思っていました。
 勉強は主に、学校の学習室でしていました。家に帰ると、つい寝てしまうので…。わからないところがあれば、先生にすぐ質問しに行けるのも大きな利点です。周りにも同じように勉強している仲間たちがいるので、勉強に集中できるし励みにもなりました。放課後の課外講習は、ほぼ毎日。基本的に授業で習ったことを、しっかりと定着させるような内容でした。おかげで基礎はばっちり。3年生の後半からは2年生の復習など、大学入試を意識した内容。課外講習は、とても役立ちました。塾には通いませんでしたが、課外講習で十分。全く必要性を感じませんでした。

先生から渡されたプリントで
苦手な化学を克服


 2年生のとき、化学を履修して最初のテストで、赤点をとってしまったことがありました。さすがにショックで、化学の先生のところに相談に行きました。先生は、「もし、答えを見ても理解できなかったら、いつでも質問に来て」と言って、問題集とその答えをコピーしたプリントを渡してくださいました。そのプリントで、必死に猛勉強。何度も繰り返し解きました。すると、一ヵ月も立たないうちに、化学の成績が上がってきました。以前は、化学の授業は難しくて何を言っているのかわからず、退屈でたまらなかったのですが(笑)、わかってくると俄然面白い。だんだん授業が楽しくなってきて、今では化学が一番の得意科目になりました。その先生には本当にお世話になりました。
 特進での3年間は、充実したものでした。クラスメートがみんないい人ばかりで、毎日学校に行くのが楽しみでした。いい友達に出会えたことが、仙台育英での一番大切な思い出です。