宮城大学事業構想学部デザイン情報学科一般入試で合格
 
自分を信じて
目標に向かって猛進すれば
結果はついてきます


平成25年3月
特別進学コース卒 
庄子くん(東華中出身)

友達と競い合い
成績を伸ばす 


 入学当初は「赤点さえ取らなければいいだろう」ぐらいの軽い気持ちで、定期テストの前ものんびり遊んでいました。意識が変わったのは、周りに感化され、競争意識が芽生えたからです。クラスの友達が受験モードになってきて、自分も本気にならなければいけないと思うようになりました。
 先生に「仲間と競い合うのが一番効果的だ」と言われ、友達と「地理」の教科で競争することにしました。負けたくないと思って頑張った結果が、学年で1番。地理の教科1科目だけでしたが、1番になれたということは、やればできるという自信につながりました。


早い段階で目標を絞り
焦らずにコツコツと


 好きなデザイン情報の勉強ができ、しかも自宅から通える国公立大ということで、宮城大学を志望大学に決定しました。早い段階から目標を絞っていたのですが、模擬試験の成績は思うように伸びず、合格できるレベルまで届きませんでした。でも、「そんな急には伸びないので心配ない。後で伸びるよ」と言われた先生の言葉を信じ、自分を信じていたので、焦りはありませんでした。
 絶対に合格したいという強い気持ちが生まれたのは、3年生の夏に宮城大学の模擬授業を受けてからです。それまでは、自宅から約11キロの道程を好きな自転車で通っていましたが、その時間すらもったいなく思えました。電車通学に切り替え、往復は苦手な英単語を覚える時間にあてました。夜の8時15分まで自習室を使えたので、毎日ぎりぎりまで学校に残って勉強。すぐ上の階には先生方がいつも待機してくださっていました。
 受験までの半年は勉強漬けの日々でしたが、育英祭に参加して出店を開いて呼び込みをやったり、特進の劇の舞台では、裏方として照明を担当したり、勉強以外の活動を通して友達の輪を広げることもできました。悔いのない3年間でした。