東北大学農学部一般入試で合格
 
実践的な授業のおかげで
苦手だった教科が
センターで高得点を取れました


平成25年3月
特別進学コース卒 
横田くん(郡山中出身)

教科書を応用して  
問題を解く力を養います


 仙台育英に入学するまで、授業とは先生が教科書に書かれていることを教えてくれる時間だと思っていました。ところが、特別進学コースの授業は教科書の内容をもとに、どういう風に問題を解くかに重点が置かれています。たとえば数学の場合、ひとつの公式を説明した後に例題をあげ、その公式をどのように使って答えを導き出すか基本のガイドラインを示し、さらに大学入試で出題された過去問を例にとって公式の応用形までわかりやすく解説してくれるのです。授業をしっかり聞いていれば基本問題はすぐ解けるようになり、引っかかることはありません。苦手科目の英語では、教科書と並行して英語の長文プリントを渡されました。長文を訳すのは苦痛でしたが、少しずつ文章構造が頭に入ってきて、理解が進むほど英語が面白くなってきました。最終的にセンターで高得点を取れたのは、実践力をつける中身の濃い授業のおかげです。
 放課後の講習も、本番に向けた力を養う点で頼りになりました。授業でわからなかった箇所を質問できるし、記述式で模範となる解答の書き方や最も効率的な解き方を説明してくれるので、模試の順位を上げるには必須です。私は5教科すべて受講しました。

先生からは常に有意義な  
アドバイスを頂きました


 追い込みの時期に成績が伸び悩んで先生に相談したところ、一日のスケジュールを変えてはどうかと勧められました。そこで深夜の勉強をやめ、夜12時就寝にしてみると早朝に目が覚め、新たな気分でまた学習に集中できるようになりました。志望学部を迷っていた私に農学部という選択肢を示唆してくださったのも先生です。東北大学農学部にはバイオテクノロジーや生命化学、TPPに関連する資源環境経済学など幅広い専門分野があり、学びながらじっくり進路を決められます。何にでも興味があり、対象をひとつに絞るのが苦手な自分にはベストの選択でした。地元で最難関の国立大学に合格して、仙台育英の3年間がどれほど有意義だったか実感しています。『授業を真面目に受ける』という基本を守り、毎日コツコツと勉強して、困った時はすぐ先生に相談して無駄なまわり道をしない……これが現役合格できた理由です。私は最後まで挑戦したいと考え、推薦入試を選ばず一般入試にしました。大学へ行ってもその精神を忘れず、トップを目指して挑戦し続けるつもりです。