専任の先生の指導を受けながら
　さらなる学力の向上をめざして

　仙台育英学園と石巻地区を結ぶ教育の拠点である石巻教育連絡事務所。一昨年秋のオープン以来、石巻地区と仙台育英学園を結ぶ３台のシャトルバスのためのステーションとして、また、仙台育英学園からの情報発信の場として、そしてシャトルバスを利用する生徒の通学前あるいは帰宅時のひとときの学習の場として有効に機能してきました。
　さらに、今年４月からは、週1回の「学習会」がスタート。週末の午後、シャトルバスを利用する地域の生徒たちが事務所２階の学習スペースで、専任の先生の指導を受けながら学習に励みます。

　毎週土曜日の午後、
　それぞれの都合の良い時間に

　「学習会」のオープンは毎週土曜日の午後２時30分から６時30分まで。「この4時間の中で生徒は自由に学習室を利用でき、自分なりの課題を持って訪ねることができます」と、事務所長の及川義信先生。「学習室内には専任の先生がいますので、生徒たちは自分なりの勉強を進めていて分からないところが出てきたらいつでも質問できます。授業の復習や予習はもちろん、不得意科目の克服などにも最適な学習の場ですね」（及川先生）
　学習会利用の費用はいっさいかかりません。仙台育英学園は 迫教育連絡事務所（登米市迫町佐沼）、山形学習支援センター（山形市内） を設置して地元の生徒の学習のための支援を行っています。石巻教育連絡事務所『学習会』も、その展開の中のひとつ。このような施設をぜひ、積極的に利用していただきたいものです。