現役大学進学者による大学合格体験記
公募制推薦
 

 

宮城学院女子大学
学芸学部国際文化学科1年

平成16年3月外国語コース卒
高砂中出身

この大学にどうしても入りたい!
強い思いで試験に挑む


 公募推薦で宮城学院女子大学の国際文化科を受験しました。2年生の時にヨーロッパ研修旅行に参加して以来,ヨーロッパの文学・芸術・歴史に興味をもつようになり,ヨーロッパの事をより深く学びたい,と思ったからです。面 接では,その自分の思いを面接官に伝えました。

■面接では,面接官の
 目を見て答える


 接は3人ずつ受けました。面接官も3人でした。席についてすぐ面接が始まり,まず志望理由を聞かれました。私は前記の事とイタリア語を学びたいということを言いました。私の他の2人は『国際文化科』ということで国際関係について学んでいきたいというようなこと言っていました。面 接官は2人に対してはつっこんで質問していたのですが,私には「ヨーロッパにはどのくらい滞在して,どこの国へ行ったのか」「ヨーロッパの何に興味があるのか」などと,私にとっては少し考えればすぐに答えられそうな質問ばかりでした。最後に英語での質問があったのですが,「部活は何に所属しているのか」と基本的な質問を2,3聞かれました。面 接官の方々は私達が質問に答えている時,しっかりと聞いています。ですが,ゆっくりでも良いので質問された面 接官の目を見て答えると良いと思います。
 今年の小論文は少子化についての会話文を読んで会話の論点を四つ,それと少子化についてどう思うのか,というものでした。
 小論文対策としては,主に国際関係のニュースを見るように心がけました。他には友達と意見を言い合ったり,参考書をよく読んで参考書で出題された問題を解いたということです。
 志望理由をしっかり持ち,「この大学にどうしても入りたい!」という気持ちを持って受験に挑んで欲しいと思います。


 

 

宮城学院女子大学
学芸学部国際文化学科1年

平成16年3月英進進学コース卒
富沢中出身

3年生になって泣くのはいや!
普段から評定を意識する


 高校入学当初から推薦で大学進学を目指していました。3年生になって評定が足りずに泣くのは絶対に嫌だったので,定期テストで良い評定を取るように努力しました。生活面 では欠席をしないように心がけ,規則も守り,ボランティア活動である梅田川清掃も全て参加しました。
 1年生の時,自分では英語が得意だと思っていたので,なんとなく「英文科」に進もうと決めていました。しかし,2年生の時,日韓共同のサッカーのワールドカップが行われたり韓国の映画や音楽も流行,北朝鮮拉致事件で被害者が帰国したり…といったことから,韓国と北朝鮮に興味を持つようになりました。以前,韓国旅行をしたこともあり,朝鮮半島の歴史や独特の形をしたハングル文字にも興味を持ちはじめていました。

■オープンキャンパスで,
 各大学を比較する


 2年生の春,英語クラスに進んだ私は「本当に英語が得意なのか?」「本当に理解しているのか?」という疑問を持ち始めていました。その気持のまま何となく近くの大学の英文科を見学に行った時,やはり朝鮮語を勉強したいという気持ちを捨てることができず,英文科に進むことをあきらめました。
 母に「色々な大学のオープンキャンパスに参加して比較してみなさい」と言われ,宮城学院女子大にも参加することにしました。何の学科があるのかも分からず出掛けてみると,私が求めている朝鮮語が習得でき,文化・歴史,使える英語の授業がある「国際文化学科」という希望通 りの学科に出合うことができました。オープンキャンパスに参加したことにより目標もでき,テストも以前より頑張ることができるようになりました。後輩の皆さんも早めにオープンキャンパスに参加して目標を作ることをおすすめします。
 評定基準も達し,推薦入試のための小論文の勉強をしました。小論文の書き方もよく分からず初めは1時間で終わらせるものを2時間もかかり,焦りを感じました。新聞のコラムの要約過去問の小論文を松崎先生に見ていただくうち,初めは苦であったものが,何度もやっていくうち,自分の意見を限られたマスの中にいれていくのが楽しく感じてきました。色々な新聞記事を集めるために太白区図書館を利用しました。毎日夢に出てくるくらい必死に努力しました。本番では時間内に終わり,何度も見直しをする時間もありました。  オープンキャンパスで「面接は得点に入らない」と聞いたので,面接は特別 な練習をしませんでした。しかし,過去に聞かれた質問を情報分析室で調べ,最低でもそのくらい言えるよう準備しました。練習をしなかったせいか,本番ではとても緊張しました。
 最後に担当の進藤先生,小論文の添削をしていいただいたり支えてくださった松崎先生,お世話になった先生方には大変感謝しています。本当にありがとうございました。大学でも頑張ります。


 

 

宮城学院女子大学
学芸学部生活文化学科1年

平成16年3月英進進学コース卒
秀光中出身

その日習ったことは
その日のうちに覚える


 大学合格に向けて頑張ってきたことは,主に二つです。
 まず一つは定期テストで高得点を維持し続けること。そのためには授業を真剣に聞き,ノートをしっかりとることが必要です。さらに毎日の復習が大切で,その日やったことを覚えるようにしました。
 もう一つは小論文をたくさん書くこと。過去問を調べたり,担任の先生方に課題を出していただき,とにかくたくさん書くようにしました。
 私が真剣に受験に取り組んだのは高2の終わり頃からでした。それまでは特別 な実感も焦りもありませんでした。しかし,周りの友達がみんな受験に真剣に取り組み出したのを見て,私も意識し始めました。後輩のみなさん,受験に対して深く考え,早めに取り組んで,希望の大学に合格できるようにがんばってください。


 

 

宮城学院女子大学
学芸学部生活文化学科1年

平成16年3月英進進学コース卒
高崎中出身

面接で大事なのは,
自分をよく知っていること


 私が,大学に進もうと思ったのは,身近な衣食住について学びたいと思ったからです。そのために,普段の学習評価や定期考査で良い結果 が出せるよう頑張りました。それぞれの教科の先生の授業での話を聞き,しっかりとノートをとることが大事です。日々の努力が,定期考査や学習評価につながっていくので頑張って下さい。
 私は大学を公募推薦で受けました。公募推薦の内容は,面接と小論文です。推薦入試の1カ月前から面 接の練習を始めました。まず,面接の練習で心がけたのは,自分の意見をはっきりと言えるようになることです。私の場合,言葉に出すよりも考え込んでしまう性格なので,自分の意見がはっきりと言うことができませんでした。しかし,練習することで,その弱点は克服できたと思います。面 接は,自分自身を知っていることが大切です。自分の性格,長所・短所,高校生活で一番心に残った事などを面 接で聞かれるからです。

■自分に合った
 勉強法を見つける


 小論文については,新聞やニュースを見ていろいろな話題を覚えておくことが必要です。そして,文の構成,文章の始めと終わりについてよく考え,時間内で書けるようになることです。入試までに,小論文の問題を多くこなし,小論文の書き方を覚えるといいと思います。頑張って下さい!!  最後に,勉強法についてです。私の場合,すぐに集中力が切れてしまうので,短時間で勉強するようにしました。しかし,これは私の勉強法です。ですから,自分自身で自分に合った勉強法を確立してください。
 私から言えることは,あまり役に立たないとは思いますが,無理せず頑張ることが一番です。本番の入試はとても緊張しますが,できるだけ自分の力を発揮してアピールして下さい。

 

 

宮城学院女子大学
学芸学部食品栄養学科1年

平成16年3月英進進学コース卒
松島中出身

受験合格の鍵は小論文にあり!
役立ったオリジナル小論文ノート


 昔から料理に興味があり,栄養学を学ぶことができる大学に進学しようと考えていました。宮城学院女子大学,学芸学部,食品栄養学科を選んだ理由は,実験設備や管理栄養士の国家試験へ向けてのカリキュラムが,とてもしっかりしているから。そこに大きな魅力を感じました。
 少しでも受験の機会を増やそうと,推薦入試も視野に入れ,定期考査や資格取得にも励みました。宮城学院女子大学の推薦入試の選考は,平均評定値×10の50点満点と小論文を点数化した50点満点の合計100点満点で計算されます。
 面接もありますが,宮城学院女子大学の面接は参考程度なので,面接の練習をする位 なら,小論文に力を入れて下さい。受験合格の鍵は小論文にあります。過去問は,問題に慣れるためにも絶対にやっておいて下さい。そして新聞や本を読んで,最近の食に関する記事を切り抜いてノートに貼り,大切な部分に蛍光ペンなどでアンダーラインを引いたりして,自分のオリジナル小論文ノートを作っておくと受験に便利だと思います。参考書や教科書を読んで,食物の五大栄養素やその働きについての知識も深めていると良いと思います。

■問題の答えは,
 問題用紙の中と頭の中にある


 受験前日,当日はとにかく緊張します。ここまできたら自分を信じて頑張るのみです。時間は90分しかありません。下書きをしていたら間に合わなくなる時もあるので注意して下さい。問題をしっかりと読み,何を問われているのか。そのためには何が必要か。答えはちゃんと問題用紙の中と頭の中にあります。最後の最後まで完全燃焼して下さい。
 面接はその年の受験者数によって個人面接か集団面接か決まります。質問されたら,自分の意見をはっきり明るく答えましょう。
 そして合格発表当日。自分の番号を見つけた時,大きな感動と同時に,一種のあせりを感じたのを覚えています。決して「やった。遊べる」なんて思いませんでした。入学までに生物,化学を復習して,一般 入試を合格して入学してくる人達と同じレベルで大学の勉強に臨まなくてはと思ったのです。
 私が志望校に合格することができたのは自分一人の力だけではありません。担任の先生や小論文を指導して下さった先生,合格のためにバックアップして下さった先生,一緒に頑張った友達,そして家族。多くの人達の支えがあったからこそ叶った合格だと思っています。本当にありがとうございました。これからも頑張ります。
 この大学を受験する後輩へ。自分を信じて努力して下さい。決して一人だと思わないで,支え合うことが大切です。頑張って下さい。応援しています。


 

 

仙台白百合女子大学
人間学部健康栄養学科1年

平成16年3月英進進学コース卒
加茂中出身

焦るとマイナス要素が増える
情報収集は余裕を持って

 
 
仙台育英学園に入学した頃は自分の夢も漠然としていて,どのような進路に進めばいいものか,全く定まりませんでした。しかし,先のことも考え,定期考査の評定はしっかり取っておかなければならないと思い,A判定になるよう努力しました。

■技術を身につけようと,
 管理栄養士を目指す


 私は理系クラスに進んだのですが化学が弱く,一番得意としていたのは英語でしたので,文系の大学に進もうと考えていました。しかし,就職のことを考え「手に職をつけた方が自分のためになる」と思い,管理栄養士の資格を取れる仙台白百合女子大学に進むことにしました。
 試験は小論文とグループ面接でした。小論文の練習は長期間の勉強時間にプラスし,本番でどのような問題が出題されても焦りのないよう,新聞やその年のニュースにしっかり目を通 すよう心がけました。やはり,こういった前もった練習は貴重です。手を抜かずやった方がいいと思います。

■資格取得や就職状況も
 綿密に調べる


 無事合格した私がお薦めしたいことは,勉強と情報収集は早いうちから始めた方がいいということです。いろいろな大学のことを調べ,どのような資格が取得できるのか,就職状況などについても調べておく必要があります。余裕がなくなってしまうと,自分自身を追いこんでしまったり精神的に辛くなってしまい,勉強面 では焦ってマイナスになることも十分あります。資料だけではなく,オープンキャンパスに行ってみることもいいと思います。
 漠然とした目標で焦ることもあると思いますが,最終的判断は焦ることはありません。受験勉強が十分でなくとも,行きたいという気持ちがあれば,絶対合格できます。


 

 

仙台白百合女子大学
人間学部人間発達学科1年

平成16年3月英進進学コース卒
向洋中出身

間際になって焦らないよう
日ごろから家庭学習を大切に


 3年生になるまで,大学のことは全く考えていませんでした。それまでは,ずっと専門学校に行きたいと思っていたからです。しかし,先輩などから話を聞いて考えが変わり,大学進学をしようと思いました。

■英語は問題集と単語や
 熟語の本で練習 


 そう決めてからは,それまで全くと言っていいほどしていなかった家庭学習を少しずつやり始め,同時に小論文を書く練習も始めました。私は推薦入試を希望していたので,特に小論文に力を入れるようにしました。
 小論文については,できるだけ新聞やニュースを見るようにしてテーマを見つけ,書いては先生に見ていただくというやり方で繰り返し練習をしました。その他の勉強は,苦手な教科を中心に,問題集などを使って勉強しました。英語は問題集だけではなく,単語や熟語だけが載ってる本を買って練習しました。
 私は進路を決めるのが遅かったので,その分入試へ向けての勉強を始めるのも遅くなってしまい,気持ちの面 ですごく焦ってしまいました。だからと言って,急いで進路を決めるのもよくないので,受験することがギリギリに決まっても焦ることがないよう,家庭学習は常にしておいた方が良いと思います。
 さらに,推薦入試を希望する場合,定期テストの評定で推薦していただけるか否かが決まるので,何よりも定期テストは頑張るべきだと思います。


 

 

仙台白百合女子大学
人間学部人間発達学科1年

平成16年3月英進進学コース卒
松島中出身

絶対合格する! という気持ちで
最後まで諦めずに勉強


 私は,公募推薦で合格しました。
 公募推薦には,小論文と面接がありました。小論文を勉強するのに使う参考書を選ぶ時には,解答例が多く載っている本や,読みやすく,分かりやすい,自分に合った本を探しました。そして,まず書いてみて,先生に見ていただき,さらに1日おいて自分が書いた小論文を読み返してみるといった具合に毎日勉強しました。

■今,一番しなければ
 ならないことを,確実にやる


 面接では,この大学にぜひ入学したい,という意思を伝えようとする事が大切だと思いました。
 大学受験までの時間は,あっという間です。私も不安で仕方がなかったのですが,今,一番しなければならないことをやることが大事だと思います。最後まで諦めずに目標に向かって,頑張って下さい。
 私が合格した一番の要因は「自分の志望する大学に絶対合格するぞ!」という気持ちと,毎日,諦めずに勉強したことだと思います。そして,面 接を行ってくださった先生方や,分からない事を教えてくれたり,励ましてくれた友達のおかげだと思いました。


 

 

東北福祉大学
総合福祉学部産業福祉学科1年

平成16年3月特別進学コース卒
岩沼西中出身

自分の考え方を
プラス方向に切り替える


 私が東北福祉大学を目指したきっかけは,2人の祖父を身近に見て,高齢化が進む現代社会においては,今後ますます社会福祉の充実が重要になると思えたからです。
 そこで私は,東北福祉大学総合福祉学部産業福祉学科の一般推薦入試を受けることを決意しました。実際は,推薦入試を受けるかどうか,締め切り間際まで迷いました。「自分なんか受けても合格するはずがない」という思いが頭の中にあったからです。しかし,家族と話し合ったりしているうちに,「受験するチャンスがあれば,受験しないのはもったいないことだ」と,自分の考えをプラスの方向に持っていけるようになりました。今思うと,当初の期待感が小さかったことでプレッシャーが少なく,推薦入試に取り組む際に,精神的な面 でプラスになったのだと思います。推薦入試についての勉強は,急遽集中して取り組んだのは勿論のことです。

■志望動機や将来の目標を,
 前もってまとめておく


 私が推薦入試を受けた際に感じたことについて書きたいと思います。推薦入試では小論文と面 接があります。まず小論文についてですが,小論文対策は福祉以外の分野も取り組むべきだと考えます。私が受けた時のテーマは「流行について論述せよ」でした。このテーマに一瞬戸惑いましたが,受ける学科が産業福祉学科ということを考えて,福祉以外の分野についても対策をしていたので,落ち着いて取り組むことが出来ました。
 面接については,「大学に入り何を学び,4年間どのように過ごしたいのか」などを予め考えておくことや,自分が将来何をしたいのか,どのような動機で大学に入りたいのかをはっきり言えるように準備しておくことが必要です。実際の面 接では大変緊張しましたが,予め自分の考えを整理していたので,うまく話すことができなくても十分に自分の考えを短時間の中で相手に伝えることが出来たと思っています。
 最後になりましたが,準備の遅れた私に十分なご指導をくださった担任の先生をはじめ諸先生方,本当にありがとうございました。そして,後輩の皆さん,心構えをしっかり持ち頑張ってください。


 

 

東北福祉大学
総合福祉学部福祉心理学科1年

平成16年3月特別進学コース卒
宮城野中出身

入試本番の直前まであきらめず
最後まで全力を尽くす


 薦で東北福祉大学に入れた事は,私にとって本当に奇跡的な出来事だったと思います。なぜなら,まず第一に小論文の勉強をしていなかったことです。推薦にしようと決めたのが遅かったために,小論文対策も何をやればいいのか分からずにいたのです。
 そこを助けてくださったのは先生方でした。国語の下田先生に,「何も勉強していないんです」と話したら,先生は福祉についての色々な資料や小論文の書き方のテキストをコピーしてくださいました。また,担任の菊田先生に心理学の本を貸していただいた時などは,頑張ろうという思いでいっぱいになりました。本番では何を書けばいいのか分からなくてかなりとまどってしまいましたが,とにかく全部のマスに字を埋めようという気持ちで書きました。終わった後は,何を書いたかよく覚えていなくて不安になりましたが,「全部埋めた」という事で心を落ち着つかせました。
 小論文以上に私が不安だったのは面接です。私は人に自分の事を話すのがとても苦手だからです。模擬面 接はやりましたが,先生には自分の悪い所ばかり指摘されて,全然自信がありませんでした。けれど,面 接前に隣のクラスメートや担当の先生と話をしていたのが良かったのか,全然緊張もせずにリラックスして話すことができました。
 面接官と仙台育英の話で盛り上がり,あっという間に終わってしまいました。そして,合格が分かった時は本当に驚きでいっぱいでした。まさか,小論文や面 接の勉強をほんの2,3週間前にやり始めた自分が受かるとは思わなかったからです。
 後輩の皆さん,入試本番の直前まであきらめずに最後まで頑張って下さい。


 

 

東北福祉大学
総合福祉学部社会教育学科1年

平成16年3月英進進学コース卒
多賀城第二中出身

小論文が重視される
東北福祉大の公募推薦


 仙台育英に入学したとき,絶対に大学に合格したいという気持ちが強くありました。なぜなら,高校受験で失敗したことを思い出し,今度は必ず合格しなくてはいけないと思っていたからです。
 東北福祉大の公募推薦は小論文と面接ですが,特に小論文を重視していて,小論文で合否が決まるということでした。私は,小論文を書くのが下手で,筋の通 らない文になっていることが多くありました。そこで,毎日小論文を練習しようと思い,自分で新聞やインターネットの記事で,自分が興味深く思った文章を小論文の題材にし,毎日取り組みました。そして,担任の先生に私が書いた小論文を添削していただきました。最初のうちは論点を外してばかりいましたが,担任の先生のアドバイスをいただきながら,自分のものにしていこうと思いました。何度も何度も書いているうちにコツを見つけ出し,自分でも少し納得がいくような小論文を書けるようになってきました。

■面接までに,
 最低5冊ぐらいの本を読む


 一方,面接では,何を質問されても答えられるようにしなければいけないと思い,オープンキャンパスのときに,東北福祉大の先生に,過去の公募推薦の面 接で質問したようなことを教えていただき,自分でまとめて答えられるようにしておきました。また,知識を身につけるため,毎日,新聞を欠かさず読むようにしました。面 接の時にも,最近の出来事について述べるよう言われました。
 たくさん本を読むことも大切です。なぜかというと,本を読むことによって,感性が豊かになり,想像力が芽生えてくるからです。私も小論文の練習をしながら,学校の図書室へ行き,自分に合った本を見つけて読みました。特に面 接では,最近読んだ本の名前を質問されたり,その本の感想等を問われたりするので,最低でも5冊くらいは読んでおく必要があると思います。
  何事にも一生懸命取り組めば,必ず達成できます。頑張ってください。


 

 

東北福祉大学
総合福祉学部社会教育学科1年

平成16年3月英進進学コース卒
東華中出身

部活のハードな練習を理由に
学業を疎かにはしたくない


 以前から,高校に入学したら硬式テニス部に入部しようと思っていたので,入学式の後,さっそく入部しました。1年生の時は特に練習がハードで,家に帰るとゆっくりしたいという気持ちが強かったのですが,部活を理由に学業を疎かにはしたくなかったので,毎日,予習・復習をして授業に臨みました。その結果 ,自然と評定平均値も高くなり,推薦入試を考えるきっかけになりました。

■新聞を毎日読み,
 知識を深める


 推薦入試を受けるにあたって努力したことは,小論文と面接対策です。小論文は2年生の時から授業としてもやりましたが,授業だけでは全然少ないので,どんな論題にでも対応できるように新聞を毎日読み,知識を深めることや,自分で多くの論題の小論文を書くことを心がけました。
 面接は,あらかじめ何を聞かれてもよいように,自分の言いたいことをメモ帳などにまとめ,あとはそれを繰り返し復唱し,覚えるように努力しました。しかし,実際推薦入試を受験してみると,面 接では深く追求して聞かれることになります。ですから,普段から質問を的確にとらえ,その場で答えられるように心がけておいた方が良いと思います。
 私が推薦入試で大切だと思うのは,これは推薦入試にかかわらずあたりまえのことですが,欠席・遅刻をしないことや定期考査でしっかり点数を取り,少しでも評定を上げること,そして普段からの生活態度に気を付けること。生活態度が乱れていると面 接の時にも自然と出てきてしまうので,普段から心がけておいた方が良いと思います。
 後輩の皆さんには以上のことを頭に入れ,今のうちから受験のことを視野に入れて,一日一日を大切にすごしてほしいと思います。


 

 

尚絅学院大学
総合人間科学部人間心理学科1年

平成16年3月英進進学コース卒
上杉山中出身

ほどよく力んで,楽しく生活,
有意義な3年間が好結果に


 大学に合格することが出来たのには,いくつか理由があります。一つは定期考査で評定平均4以上を目指した点です。毎日の授業も当然大事ですが,テスト前の先生方の話は特に注意して聞くべきだと思います。何故ならテストのヒントが含まれているかもしれないからです。このことを踏まえ,さらに配られたプリント,ノートを復習すれば,評定平均4以上を取ることは簡単です。
 それと,大事なのが努力点です。私も多々努力点に救われました。これはやはり日々の授業態度を良くするしかありません。提出物をしっかり提出すれば,やさしい先生なら努力点はくれます。
 二つ目は行事活動には積極的に参加することです。行事で役員をやったり,クラスに貢献して指定校推薦の枠に入れた友達も多々いるからです。

■面接練習に付き合って
 いただいた担任に感謝


 推薦の面接では,自分が大学へ行って何をやりたいか,どういう職業を目指しているのか,そして何故その職業を目指すのか等を具体的に答えれば大丈夫だと思います。答える時は出来るだけ暗記はせず,自分の言葉で伝えるべきです。その方が面 接官に伝わりやすいからです。だからと言って練習も無しに挑むのには多少不安があります。私は少し前から担任の先生方に協力していただき,大変感謝しています。それがなかったら,一般 受験に向けて死に者狂いで勉強していたことでしょう。担任の先生の力は絶大でした。
 最後に,常に推薦の枠に入るために頑張ろうと意識することは大事ですが,もしかしたら,高校生活を一生の想い出にするために頑張った方が良い結果 を残すかもしれません。その方が自分の為になると思います。高校生活の3年間をリラックスして,程良く力んで楽しく生活出来て,私は本望でした。唯一つ,部活動に参加しなかったのを後悔しています。


 

 

尚絅学院大学
総合人間科学部人間心理学科1年

平成16年3月英進進学コース卒
増田中出身

「迷ったら,やってみる」
これが,私のモットーです


 私は,尚絅学院大学を公募推薦入試で受験しました。学科は,人間心理学科です。推薦入試を受けるにあたって最も大事なこと,それは,各大学が定めている評定基準をクリアすることです。評定は1年生から3年生の期末考査までのテストの評定平均値で決定されます。私の大学での評定基準は3.5以上でした。
 1年生の頃の成績は,あまり良くありませんでした。だから,このままではマズイと思い2学年に進学するにあたり,勉強をより一層するようにしました。
 この時の私のクラスは小論文を中心に勉強するクラスでした。小論文は,ほとんどの大学の推薦入試で必要とされるので,よかったと思いました。授業で小論文の勉強をするのはもちろんのことですが,自分で参考書や新聞に載っている記事などを見て書くことが大切です。小論文は自分で書かなければ覚えません。とにかく書いて書いて自分の中に小論文をとりこんでいくのです。そうすれば,大学の推薦入試を受験するときにかなり有利になるはずです。
 しかし,私の大学では,小論文はありませんでした。意味がないと思う人もいると思いますが,違います。小論文の練習で文章力と文字を読んで理解する力がつきました。これは,これからの将来にきっと役立つはずです。

■志望大学の学部,学科に
 関係のある書物を読む


 クラスの代表などの役員や,部活動で良い成績を残すと推薦入試の自己PRの材料となります。私の場合は,部活動をやっていなかったのでクラスの役員をたくさんしていました。合唱コンクールの実行委員や「千人の力」という企画の実行委員の役員等々。たくさんしていれば,それだけ自己PRとして話す内容が増えていくでしょう。やるやらないで迷っていることは,なんでもやることです。これは,私のモットーでもあります。
 それと,自分の行きたい大学の学部,学科に関係のある書物を読むことです。私は,心理学を勉強するので,心理学に関する本を読みました。1冊だけでなく3冊,4冊と。他には,ニュース番組をたくさん見ました。政治系の大学だったら政治系や選挙のことなんかも面 接で聞かれたりすることもあります。とにかく,大学に関連するものをできるだけ多く見る,そして面 接でちゃんとそのことを,話せるようにする。これが一番大事です。
 夢は自分でつかむものです。私はスクールカウンセラーになるのが夢なので,これからも勉強をして夢を叶えたいと思っています。後輩のみなさんは,自分の行きたい大学へ進学できるように勉強を頑張ってほしいと思います。


 

 

尚絅学院大学
総合人間科学部人間心理学科1年

平成16年3月英進進学コース卒
七郷中出身

努力してきたという自信が
本番で大きな心の支えになる


 仙台育英に入学した時は,大学に進学することを考えてはいませんでした。なにも考えずに1年生が終わり,2年生の夏頃「運良く大学に入れればいいかなあ」と考えたこともありました。進学するにしても,大学もあるし,専門学校もあるし,ましてやその学校の数といったら,半端なものではないので,その中から自分の希望する所を選ぶのは大変なことです。
 そのため推薦入試や一般入試のどちらかを取るにしても,日頃の学校での勉強と予習・復習は,評定を上げるため,また入試問題を解いていくうえでも大切だと思います。

■面接では難しい言葉を使わず,
 思ったことを素直に伝える


 一般入試では,高校入試のときのように簡単にはいきません。だから,個人個人が自分の行きたい大学の入試問題の傾向と対策を調べ,そこからいかに努力するかが大きなポイントになると思います。高校3年生になってからではなく,高1・高2のなるべく早い時期から取り組めば相当力がつくし,何よりも入試本番で緊張しそうなときに,それまでのがんばりが大きな心の支えになってくれます。
 志望大学に合格するポイントは,やはり学校を無遅刻・無欠席で行くこと,授業を真剣に受けるということです。面 接では,難しい言葉を使わずに,思ったことを素直に伝えることが大事です。面 接は先生方にお願いして指導していただくのが一番良いと思います。時間がないときには,親もしくは友達に頼んだりするのも良いと思います。そのほかにも社会問題を聞かれたときの対策として,新聞を毎日読んだり,テレビのニュースなどを見て,いろいろな知識を得ることが必要です。
 いくら練習を積んでも,本番の面接では自分もそうでしたが,緊張するのはあたり前です。一緒に受ける周りの受験生も皆緊張しています。こういう状況で,いかに自分の意見を発言できるかが重要になってきます。ですから普段から練習してきたことを頭に浮かべながら,ハキハキとした態度で面 接に臨んでくさい。


 

 

石巻専修大学
経営学部経営学科1年

平成16年3月教養コース卒
加茂中出身

1,2年生の過ごし方が大事
早めに対策を立てて行動する


 1,2年の頃から進学しようと思ってはいましたが,具体的な事までは考えていませんでした。しかし,すぐに考えなければならない時期になり,早いうちに如何に対策を立てるかが大切だという事に気づきました。皆さんも,1,2年をどう過ごすかしっかり考えて行動すれば,後悔せずにすむと思います。
 私は公募推薦で受けましたが,大切なのはそれぞれの条件を満たす事です。一般 入試などとは違い,条件に満たなければ推薦していただけないからです。そのためには定期テストでできるだけ良い点を取っておくことです。その他にも日頃の授業や生活態度,提出物などは期限を守り,無遅刻,無早退,無欠席などを心がけることです。

■大学で何をしたいか,
 
熱意を伝える

 私の受けた大学の選考方法には小論文と面接がありました。小論文は2年生の終わりごろ担任の先生に,新聞の社説などを要約するように言われましたが,あまり長くは続きませんでした。結局最後には参考になりそうな本を読んだり,国語の先生に教わった事が大きかったと思います。今思うと,社説などの要約をちゃんと続けていればもっと力になったと思います。
 面接は聞かれそうな事を,担任の先生に何度も練習していただきました。実際に出された質問は「この大学を志望した動機,入学したら何をしたいか,部活動には入っていたか,入りたいサークルはあるか,趣味は何か,どんな本を読むか」でした。
 驚いたことは,高校の時と違って面接官が話しかけてくるような感じで面接が進んでいった事です。推薦入試の面 接では,その大学で何をしたいかという熱意があるかどうかを聞かれます。
 私は,まだ自分のやりたい事がはっきりと分かりませんが,高校3年間で将来やりたい事を見つけられるのが一番だと思います。
 推薦での進学を考えているなら普段からの積み重ねが大切だと思います。


 

 

東北生活文化大学
家政学科1年

平成16年3月英進進学コース卒
富谷中出身

僕が考えて実行したのは
「3」を取らない勉強法


 仙台育英学園に入学した当初から推薦入学を考えていました。1年生の時には,部活に入ると有利だと先生方に言われましたが,自宅から学校が遠かったので部活動には入りませんでした。しかしその分,勉強時間を増やすことができました。
 推薦入試で一番大事なものは評定平均値です。そのためには,やはり点を取ることが必要です。もちろんすべての教科を80点以上取ることは難しいと思います。そこで僕の考えた勉強法としては評定で「5」を取るのでなく 「3」を取らない勉強法です。一つの教科に勉強時間を費やさず,全ての教科に同等の時間を使って勉強すれば65点以上という目標がクリアできると思います。

■ひたすら小論文を
 書いて,添削を受ける


 して何より計画を持って勉強することが大切です。テストの1カ月前からノートを整理し,2週間ぐらい前から本格的に勉強していきました。そしてセンターの問題より,中間・期末テストに全力を注ぎ込んでいました。そのおかげで推薦していただけるほどの評定に達することができました。
 推薦入試にはもう一つ大事なものがあります。それは小論文です。僕は文章力がなかったので始めのころは,時間内に定められた字数を書くことはできませんでした。小説を読んで文章力をつけようと思いましたが,試験日まで時間がなかったので,ひたすら小論文を書きました。ただ書くのではなく,先生に直していただき,一つのテーマを完璧に作成するように心がけました。僕にとって幸運だったのは試験当日に出題されたテーマが,一度この手で書いたことがあるものだったことでした。
 これから大学受験するみなさん,自分の全力をつくして頑張って下さい。


 

 

宮城県農業実践大学校
園芸学部1年

平成16年3月教養コース卒
逢隈中出身

夏休みからの頑張りで
好結果を残す


 私が推薦資格を取るために努力したことは特になにもありません,毎日普通 に授業を受けていただけです。
 私が勉強をはじめたのは,夏休み前でした。そこからいっしょうけんめいに面 接や小論文を練習しました。それもこれも全部,和田先生のおかげだと思っています。なぜかというと,私にやるきを起こさせてくれたからです。面 接の練習から小論文の書き方までおしえていただきました。ありがとうございました。


 

 

帝京平成短期大学
看護学科1年

平成16年3月英進進学コース卒
石巻中出身

面接で大事なことは,
リラックスして自分らしく


 この短期大学を志望した理由は,オープンキャンパスの時の先生方の話や設備などが充実していたからです。そして,私が一般 公募を選んだ理由は,推薦の時期が10月と早かったため,合格が決まってから大学入学までの時間が多く取れるため,基礎固めを自分のペースで進めることができると思ったからです。

■わからない所は,自分が
 理解できるまで何度も練習


 私の受験した短期大学では学科試験と面接があり,学科試験は5教科から2科目選択で,面 接は3〜5分で行われました。私は,数学と国語を選択しました。国語は得意だったので,苦手な数学を中心に勉強しました。勉強する上では,過去の入試問題集から問題傾向を調べ,そこを重点的に解くようにしました。わからない所は先生に教えていただき,自分が理解できるまで何度もその問題を復習しました。
 一般の問題集も併用しながら勉強したのですが,私の場合,短時間で勉強しなければならなかったため,問題集を選ぶ時に問題よりも解答が多いものを見て,その中から自分に合ったものを使いました。面 接については,看護用の面接の本を参考にしたり,知人や従姉妹で看護師をしている人に実際に話を聞いて,自分なりにまとめて面 接に臨みました。
 面接で大事なのは,できるだけリラックスして自分らしく,短時間でどれだけ自分をアピールできるかだと思います。学科試験にしろ面 接にしろ,いかにして自分の緊張を解いて臨めるか,大学受験をしてみてそう思いました。
 高校3年になって思ったことですが,進路をもっと早く決め,大学受験のために普段からしっかりと勉強しておけばよかったと後悔しています。後輩の皆さんは私のように後悔することがないように,今から受験に向けて頑張って下さい。無事,皆さんが合格できますように。
 今までお世話になりました先生方本当にありがとうございました。大学では心機一転頑張りたいと思います。