月から金曜日までの放課後講習、
これが私の大学受験準備でした

■日々の授業と定期試験は
　大学受験準備に直結している

　東北大学文学部に進学します。大学の4年間で、好きな英語を徹底的に極めたいと考えています。
　中学生の頃から、英語を勉強するのが好きでした。単語や熟語を次々に覚えて自分のボキャブラリーを豊かにしていくことが楽しくて。ですから、英語については勉強することに苦痛を感じたことはありませんでした。
　大学で英語を極めて、将来は英語を活かせる仕事に就きたいというのが今の夢です。具体的にどんな職業・職種なのかの明確なヴィジョンはまだ描ききれていませんが、翻訳家とか通訳とか、そんな仕事に就ければと考えています。
　仙台育英での3年間を思い返すと、正直なところ、1年生の頃はまだ大学進学への意識はあまりありませんでした。漫然と勉強していたというところも... 。ただ、日々の授業は復習に重点をおいて着実に自分のものにして、定期試験についても着実にこなすように心がけました。入学当初、特進の先生がおっしゃったのです、「日々の授業を積み重ねをおろそかにしてはいけない。定期試験は大学受験の準備に直結している」と。先生の言葉を守るようにしました。

■「放課後は講習の時間」と決め、
　月から金曜日まで取り組む

　大学入試準備に本格的に取り組み始めたのは、3年生になってからです。毎日の授業後の講習、これに的を絞りました。1日1科目または2科目、月曜日から金曜日まで受講しました。
　放課後の講習は、普段の授業とは違って、すべて大学入試に的を据えての内容。ですので、この講習さえしっかりこなせば、それで大学受験のための準備は完璧と考えました。事実そうでした。
　放課後の講習の合間で時間が空いたときは、宮城野校舎の図書室で勉強しました。昼間の授業と放課後の講習、この二つに徹底して取り組むことにより、結果的には大学進学のための準備はほぼ完璧になされたのだと思います。第一志望の大学に現役で合格できたのですから。
　東北大学は、海外留学の制度も充実しているとのこと。英語圏の国、多分アメリカに、在学中に留学したいと考えています。高校までの勉強とは違った学習・研究の中で、将来に向けてさらに新しい自分と自分の可能性を発見していきたいと思っています。