現役大学進学者による大学合格体験記
AO入試・自己推薦
 

 

東北学院大学
工学部環境建設工学科1年

平成18年3月英進進学コース卒
富谷中出身

評定平均値が良くても
最後の最後まで過信するな


■AO入試の準備が遅れ
 焦りと不安を抱える毎日


 私は東北学院大学の工学部・環境建設工学科をAO入試で受験しました。AO入試を受験する前に,指定校推薦の校内選考に出願しましたが,残念ながら内定を貰うことはできませんでした。その原因は,3年生の夏休み前に行われた校内模試の結果が悪かったからです。私の評定平均値は1学期の時点で4.7でしたが,校内模試で点数を取らなかったため選考に落ちたのです。つまり普段の定期考査で点数を取り,高い評定値を維持していても,必ず指定校推薦を貰うとは限らないのです。
 夏休み明けに校内選考に落ちたと知らされ,自分を過信していた私は落ち込みました。しかし,私には落ち込んでいる時間はありませんでした。なぜなら,すぐにAO入試の準備をしなければならなかったのです。AO入試第一次選抜の期限はすぐそこに迫っていました。一次選抜は3回行われ,その1回目の締切が夏休み明け直後だったので準備が間に合わず,2回目からの勝負になってしまいました。しかし,2回目が行われる9月は前期期末考査があり,準備に集中できず,結局は最後の3回目を受けることになりました。
 ここまでの私の行動の欠点は,AO入試の準備を夏休み中にやらず,定期考査もある休み明けに延ばしたことです。そのために準備する期間が本番の1,2週間前という短期勝負となり,常に焦りと不安を抱える毎日でした。
 一次選抜の願書には,志望動機や大学で学びたいこと,高校での生活などを書いて提出することになっていて,その用紙を参考にして面接が行われます。私は大学で構造物の耐震性について学びたいことと,生徒会執行部での活動を主軸にして志望動機を書くことにしました。

■長時間の面接と口頭質問には
 事前の準備と練習が不可欠


 指定校推薦の面接は,10分程度の時間で基本的な質問しかされませんが,東北学院大学のAO一次選抜の面接は30分で,より多くの質問に答えなければいけません。また,口頭質問で問題も解かされます。私が受験した環境建設工学科では,数学の微分積分,生物,化学の問題が出題されました。工学部などの理科系の学部では,数学の微積分と物理の問題が共通して出題されます。長時間の面接と口頭質問は,AO入試だけでなく他の大学の公募推薦でも行われることなので,事前の準備と練習が重要です。
 私の一次面接の結果は,AからDまでの4段階評価でB判定でした。東北学院大のAO入試の合格の可能性は,一次面接の評価によって左右されるので,B評定は高い合格率を示していました。このおかげで二次選抜の面接と小論文は,心にゆとりを持って挑むことができました。二次選抜の面接は,短い時間で確認程度の質問しかされなかったので,一次の面接に比べれば断然楽でした。
 工学部の小論文の課題は,毎年似た内容が出題されるので,過去の課題で練習すれば本番の課題に対応できます。
 これらの経験を通して,私は東北学院大学・工学部・環境建設工学科に合格することができました。



 

東北学院大学
工学部環境建設学科1年

平成18年3月英進進学コース卒
しらかし台中出身

推薦入試でも基礎教科や
社会情勢の勉強を怠るな


■各大学の工学部を実際に訪ね
 特徴や違いを調べて受験校を決定


 私が大学進学を目指した理由は,将来役立つ専門的な技術を身につけたいと考えたからです。私は大学で工学部に進みたいと考えていたので,工学部のある大学を資料で調べたり,オープンキャンパスに参加したりしました。オープンキャンパスでは東北学院大学,東北工業大学,石巻専修大学に行き,各大学の特徴や違いなどを調べ,最終的に東北学院大学を受験することにしました。
 私が受験した受験の形式はAO入試でした。東北学院大学のAO入試は一次試験と二次試験があり,一次では約30分の面接,二次では小論文と約5分の面接がありました。
 最初に一次試験の申請書を書きました。申請書を書くにあたっては,先輩方が残してくれた資料やオープンキャンパスでもらった資料を参考にした上で,自分の考えや将来の夢を書きました。さらにそれを現代文の先生に添削してもらいました。

■面接対策は申請書の内容をよく覚え
 小論文では過去の課題にトライ


 申請書が完成した後に面接の対策に取り掛かりました。一次試験の面接は30分もあると聞いていたので,申請書に書いた内容をできるだけ覚えました。一次試験の3日前に教頭先生にマンツーマンで面接指導をしていただき,本番に役立つアドバイスをもらうことができました。
 一次試験の面接では申請書に書いたことを中心に聞かれました。特に将来の夢と長所についてはかなり深く質問されたと思います。面接は私が思っていたよりスムーズに進み,無事一次試験を合格することができました。
 二次試験の小論文対策は過去の課題を中心にやりました。本番では何とか書きあげることができ,続く面接も偶然一次試験と同じ面接官で,特に難しい質問も受けずにすみました。結果は合格でした。
 これからAO入試を受験すると考えている人たちは,面接で英語,数学,国語などの科目の基礎的なことや,社会情勢について聞かれることもあると思うので,日々の授業をしっかり受けて,新聞や本を読んでいた方がいいと思います。皆さん頑張ってください。



 

東北学院大学
工学部電気情報工学科1年

平成18年3月英進進学コース卒
みどり台中出身

受験大学は自分の将来を
よく考えて選択しよう


■一次試験の結果はC判定だったが
 得意の小論文に望みを託して


 私はIT関係の仕事に就きたいと考え,より高度な技術と知識を身に付けるために大学進学を目指しました。
 初めは指定校推薦を希望していましたが,校内での選出で落ちてしまい,AO入試で受けることになりました。東北学院大学のAO入試は二次試験まであり,一次試験では30分程度の面接,二次試験では小論文(60分間で600字)と面接があります。一次の面接では志望動機やAO入試に出願した理由,将来の夢,どんな大学生活を送りたいかなどが必ず質問されるので,自分の考えを明確にしておく必要があります。
 また,工学部の場合は,その場で数学・物理・英語の問題を解かせられるので,基本的な問題を解けるように練習しておくとよいと思います。私のときは,数学は方程式・関数・微積分などが出ました。物理は交流直流電流,オームの法則などに関連する問題が出ました。英語は英文を訳す問題と口答問題がありました。
 一次試験の結果はA〜DのC判定でした。C判定は二次試験での合格率が20%ぐらいですが,小論文には自信があったので,思い切って受けてみようと思いました。結果として見事合格することができたので,とてもよかったと思います。

■新聞やIT関連の本を読み
 小論文と面接に役立つ知識を蓄えた


 小論文に関しては,まず知識を豊富にすることが一番大切だと思います。いくら文章構成の良い文でも,中身が薄ければ読み手にうまく伝わりません。私はAO入試の1カ月ほど前から新聞を読み始めました。また,IT関連の本を2冊読みました。このことは小論文に限らず,面接の時にも役立つ知識となるはずです。あとは誤字脱字をしないことです。漢字で書ける所はしっかり漢字で書きましょう。
 東北学院大のAO入試の出願資格には,平均評定値の指定は特にないのですが,4.2以上あると理想的です。定期考査を疎かにせず,常に4.2以上をキープしておくと良いと思います。
 資格取得については,やはり資格を持っていた方が自分のアピールになるので,取れるうちに取った方が良いと思います。私はワープロ検定準2級を持っていたので,そのことをアピールしました。
 受験大学を選ぶコツは,自分の将来を考えて選択することです。入学してから自分に合っていないと感じ,退学してしまう人も少なくないそうです。資料を請求したり,オープンキャンパスで実際に大学の先生と話してみることをオススメします。



 

東北工業大学
工学部建設システム工学科1年

平成18年3月英進進学コース卒
田子中出身

条件の厳しいスポーツ推薦から
AO入試に切り替えて合格


■どの入試方法にしても
 最も大事なのは努力すること


 私が大学に進学したいと思ったきっかけは,大学のオープンキャンパスに行ったことでした。高校に入りたての頃は,とても甘い考えで大学進学を目指していました。部活動をしていれば,どこかの大学に入ることができると思っていたのです。しかし,部活での推薦,スポーツ推薦となると,大きな大会で結果を残すか,全国大会に出場しないとまず合格することができません。一般入試やAO入試より難しいといわれているほどです。
 私はスポーツ推薦をあきらめ,一般入試を考えるようになりました。2年生になり,自分のやりたいことも決まってから,いろいろな大学のオープンキャンパスに行きました。そして,担任の先生にAO入試を勧められ,受けることに決めたのです。
 その日から入試まで小論文の練習をし,その結果,合格することができました。どの入試方法にしても,最も大事なのは努力をすることだと思います。後輩のみなさん,希望を捨てずに頑張ってください。



 

東北文化学園大学
総合政策学部総合政策学科1年

平成18年3月英進進学コース卒
中山中出身

AO入試は自分と向き合う良い機会
自分を信じて全力を尽くす


■新聞やテレビのニュースを見て
 時事ネタをつかんでおく


 勉強だけではなく自分の長所や特技をアピールすることができるという点に魅力を感じ,AO入試での受験を決めました。自分の熱意を伝えることと「自分という人間はこういう人で,この大学にふさわしい」ということを分かってもらえるように話せるかどうかが,合否のカギを握っています。何を聞かれるかは分かりませんが,志望理由,自己PR,自分のやりたい就業を決めて,自分で考えられるパターンをノートにメモをして,それに対する意見を出来る限り多く書いてみることが大切だと思います。
 また,時事ネタなどの社会的な事も聞かれることがあるので,毎日の新聞やニュースの報道などに関心を持って見ることが重要です。特にテレビの11時の時間帯はニュースの解説などをやっているので,見る事をおすすめします。
 数多くある大学の中で,自分の行きたい大学を決めるのは,難しいことだと思いますが,オープンキャンパスには必ず参加するべきだと思います。いろいろ大学を比べ,自分にあった大学を,大学の先生方とも話して決めた方がいいと思います。面接の際には,相手の目をはっきりと見て大きな声で答えられるように気をつけていくべきだと思います。

■素晴らしい先生との出会いが
 何よりも幸せだった


 私が合格できたのは,担任の相良先生のおかげでもあります。先生には,面接の練習や,書類の訂正など,とても熱心におしえていただきました。私は素晴らしい先生に巡り会えたことが,何よりも幸せだと思っています。私はAO入試を終えて,この機会に自分自身としっかり向き合うことができ,成長できたと思います。皆さんも学校をなるべく休まず,学校生活を無駄に過ごさず,目標というゴールにたどり着くことができるよう,自分を信じて最後まで諦めずに頑張ってほしいと思います。



 

東北文化学園大学
総合政策学部総合政策学科1年

平成18年3月英進進学コース卒
みどり台中出身

自己PRは工夫の見せどころ
いかに話をできるかがカギを握る


■資格取得は不可欠
 英検,漢検は3級以上を


 私はAO入試で文化学園へ進学したため,周りより早く進路を決定することができました。AO入試は自己PRと面接の2つなので,自分がいかに話せるかがカギでした。自己PRでは様々な物を持ち込むことが可能なので,私は自作の戦績表を持っていきました。賞状などをあらかじめコピーしておき,面接官に見せるのもOKです。ビデオを見せて映像と一緒に自己PRする人もいたそうです。面接では元気の良さと敬語表現などが大事だと思われるので,普段からの心がけが必要です。
 先生方が面接官に送る書類には,普段の授業風景,欠課欠席日数,資格などが書かれています。極力学校を休んだりしないことが合格への一歩です。皆勤賞や精勤賞なら充分でしょう。資格などは不可欠です。漢検や英検なら3級を取得していれば好感を持たれるでしょう,準2級以上なら充分でしょう。資格はAO入試に限らず,推薦にも効果があります。様々な資格を取得することをお勧めします。

■面接を乗り越えるには
 普段の自分が一番大事


 一番大事なのは普段の自分です。振る舞いや言葉遣いは普段から気をつけないと,面接で失敗してしまう事があります。特に言葉は目上の人に対しての敬語で失敗するケースが多いようです。敬語を間違って覚えていたり,対等の立場で話してしまったり,いわゆるタメ語が出てしまう事もあります。学校の先生に対してもタメ語で話す生徒も多いようなので,普段から心がけましょう。
 大きな失敗をしたり,失敗をそのままにして話を続けたりすると,減点対象になります。例え失敗をしても,あせらずに正しい方向に導けることが出来た方が良いでしょう。面接官はきっと見ています。
 後はあまり固くなったり,言われた事に対して無機質にロボットのように表情無く答えたりすると,興味が無いように見られがちです。自然に,そして元気良く答えることが出来れば良いでしょう。



 

東北文化学園大学
総合政策学部総合政策学科1年

平成18年3月英進進学コース卒
向洋中出身

日頃から高校生らしい生活を
送っていれば受験のとき困らない


■文章は誤字脱字に気を付けて
 面接対策も万全に


 私は一般受験ではなく,AO入試で受験し合格しました。AO入試では志望動機の作文,自己アピールの作文,そして約30分間の面接がありました。作文では,誤字脱字に気を付け,しっかりと書きあげました。面接では,最初の15分間が自己アピールで,残りの15分間は,東北文化学園の先生からの質問でした。私は質問で何を聞かれるのか分からなかったので,いろいろな質問に答えられるよう考えていきました。
 合格への近道は,あたりまえの生活を送ることだと思いました。例えば,遅刻をしない,できるだけ欠席をしない,赤点は取らないようにする,髪は染めない,ピアスもしないなど,日頃から高校生らしい生活を送っていれば,受験のときに何も困ることはなく,堂々と受験できると思います。これから大学受験される方も,必要なことをしっかりやっていればきっと受かるはずです。頑張ってください。



 

仙台白百合女子大学
人間学部人間発達学科1年

平成18年3月英進進学コース卒
不動堂中出身

入学したいという強い意志を
面接官にぶつける


■小論文も面接も
 練習の繰り返しがものを言う


 私は,心理学を学んでみたいと思っていました。さまざまな大学を調べ,幅広い分野から心理学を学べる仙台白百合女子大の人間学部,人間発達学科が私には合っていると思いました。その時,担任の先生からAO入試をすすめられました。一次,二次試験があり面接と小論文でした。私は9月の始めの一次試験を目前にして夏休み前から面接の内容を考えました。そして,本を読むようにしました。夏休みは先生にお願いして面接の練習を何回もしていただき,面接のことばかり考えていました。
 面接は緊張するけれど,入学したいという強い意志を面接官にぶつければいいと思います。あとは,その大学のことを詳しく調べることが必要だと思います。最近のニュースを知るため,新聞は毎日読むようにした方がよいでしょう。志望動機についてはしっかり話せるようにして下さい。
 小論文については,何回も書くしかありません。時間を大切にして効率よく書いてほしいです。そして,先生方にみていただいてください。



 

石巻専修大学
経営学部経営学科1年

平成18年3月英進進学コース卒
高崎中出身

1回の失敗に諦めず再挑戦
最後まで頑張れば結果はついてくる


■進路に悩んだ遅れが
 最初の失敗の要因だった


 高校3年生になったばかりの頃は,大学に進学するか専門学校に行くか悩んでいました。周囲の友達の多くは大学へ進学するための勉強などを始めていましたので,遅れをとっていることが不安になってきました。先生に相談をすると,大学進学を勧められました。先生はキャンパスガイドなど,大学に関する情報集めてくださったので,見ているうちに少しずつ大学進学の意欲が強くなっていきました。そして,7月には指定校推薦を受けることにしました。
 指定校推薦は自分が書いた文を大学に提出するという内容だったので,自分なりに今まで一生懸命やってきたことを書いて提出しました。しかし結果はだめでした。私はここで諦めるか,それともまたもう一度挑戦するか考えました。周りの人達は諦めずにがんばっていたので,自分も「一度決めたことは最後までがんばってみよう」と考えるようになり,今度は11月から始まる自己推薦入試に挑戦しようと思いました。

■自分の意志を上手に伝えられるよう
 本番の面接に備え話の要点を整理


 志望大学は10月と11月の2回に分けて面談と面接が行われます。それに加えて,小論文を書いて提出するというものでした。自己推薦入試では面談,面接でどれだけはっきりと自分の意志を大学側に伝えることができるかが重要な点です。さらに自分の進む分野についての知識もある程度必要です。入試本番まで私は大学と自分の分野について必死に勉強しました。興味を持っているだけではなく知識がなければ,質問された時うまく話すことができません。
 1回目の面談は一方的に質問されるのではなく,大学側の方との会話のようなものでした。それでも緊張していた私は,うまく話す事ができませんでした。面談から本番の面接までは1か月ほどあったので,それまでに話し方や話の要点をまとめてうまく自分の意志を伝えられるようにしなくてはなりませんでした。11月の面接では,将来の夢などを中心に聞かれました。かなり詳しく聞かれたために少々戸惑ったりもしましたが,はっきりと自分の意見を言い通すことができたので,結果がついてきたと思います。



 

愛知学院大学短期大学部
英語コミュニケーション学科1年

平成18年3月外国語コース卒
小牛田中出身

受験を通して自身を見つめ直し
今まで気づかなかった自分を発見


■AO入試なら貴重な留学体験を
 大学側に伝えられる


 私は愛知学院大学の短期大学部を受験することについて,とても悩みました。しかし,たくさんの大学のオープンキャンパスに行ったり,資料請求をして検討した結果,この大学を受験しようと決めました。進路を決める前に大学を自分自身で見るのはとても大切なことだと思います。オープンキャンパスの際,相談コーナーなどを積極的に利用してみると良いでしょう。
 私はAO入試という受験方法を選びました。成績から見て公募推薦を受けられましたが,私の10カ月間の留学体験を一番よく伝えられる入試方法だと思ったからです。
 AO入試は書類による一次審査と小論文と面接の二次審査でした。一次審査の書類作成ではアメリカから書類を取り寄せたり,英語コミュニケーション学科なので,TOEICを受けたりしました。
 二次審査の対策は小論文を中心に勉強しました。過去に出題された論題を,時間をはかって書いて国語の先生に添削してもらいました。面接対策は自分の考えを箇条書きでまとめておくことをお勧めします。言いたいことを細かく書いておくと逆に大変になります。また,先生方にお願いして面接の練習も行い,多くのアドバイスをいただきました。その際はできるだけ前もって先生にお願いしておきましょう。

■面接ではその場で英文を読むという
 例年と異なった試験も


 私の志望校は地方なので,本番の1日前に移動しました。そして,どのようなルートを通って大学に行くのかを前日に確認しておきました。基本的なことですが,このようなこともとても大切だと思います。それから体調管理もとても重要です。
 当日は服装を整えて早めに家を出発し,時間まではなるべくリラックスするように心掛けました。小論文は40分という短時間で書かなければなりませんでしたが,最初の15分は集中して考えをまとめ,それから書き始めました。誤字・脱字がないように何回も確認しました。
 面接はなるべく自然に話すようにしました。笑顔を忘れずにハキハキと話したら,好印象を持ってもらえたように感じました。私の場合,留学について多く質問されました。自分が高校時代に一番力を入れたことについて,多く質問されるようです。そして,面接の最後に短い英文のパッセージを渡され,読むように言われました。このように例年とは異なったことが行われることもあるのです。
 今思えば,大学受験を通して改めて自分自身を見つめ直すことができたと思います。今まで気がつかなかった自分を発見できました。この私の体験が少しでも後輩のみなさんの役に立ったらとても嬉しいです。大学でもしっかり勉強を続けていきたいと思います。