SENDAI IKUEI I-LION'S GLORY!!

東北学院大学
文学部英文学科

平成21年3月外国語コース卒
門脇中出身

希望していた留学も実現
仙台育英入学は間違いなかった


カナダ留学
 日本人が私1人のクラスで大きく成長


 高校では留学をして、もっと英語に力を入れたい…そう考えて3年前に仙台育英に入学しました。中学生の頃から望んでいた長期留学は、私自身を変えてくれるチャンスになったと思います。
 2年生の秋から10ヶ月間体験したカナダへの留学は、とても充実したものでした。英語の授業はもちろんのこと、日本では珍しいドラマのクラスを選択し、色々な国の人と触れ合い、文化や考え方の違いに戸惑うこともありました。しかし、日に日に慣れるにつれて、どのように伝えれば自分の意見が解ってもらえるのか学ぶことも出来ました。そのクラスの中で、日本人が私1人ということもあり、日本語が全く通じないということから、さらに私を大きく成長させてくれました。
 帰国してからは、英語検定の取得に力を入れ、TOEICではハイスコアを目指し、勉強に取り組みました。その結果で、実生活での英語が活かされたと改めて実感しました。
 そして、高度な英語力を身に付けるために、英文学科のある大学に進みたいと考え、東北学院大学の模擬授業に参加しました。そこでは、専門分野で英語による異文化間コミュニケーションとは何か、またコミュニケーション能力そのものについて深く考えるなどのカリキュラムが組まれているので、この大学に入学を決めました。


留学体験をPR出来るAO入試を選択
 自信を持ち具体的に伝えること


 入試方法として、私の留学体験を全面的にPRできるAO入試を選びました。1次試験から2次試験まであり、1次試験では、事前に作成した資料と約30分間の個人面接でした。資料作りは、自分をいかにアピールできるかを考え、何度も繰り返し書き直しました。2次試験での小論文は過去問を利用し、先生に添削して頂きながら、色々な課題に取り組みました。始めは時間制限内に書き終えるのは大変でしたが、回数を重ねるうちに、それもクリアできました。面接については、多くの先生方に練習していただき、自分が今までやってきたことに自信を持ち、それを具体的に伝えることが大切だと思います。
 最後に、高校生活を振り返ってみると、仙台育英に入学したことは、私にとって間違っていなかったと確信しています。希望していた留学も実現し、進路についても方向性を見出せました。
 今後は、大学生活において、将来の目標に向けて、頑張るつもりです。ご指導してくださった先生方、いつも支えてくれた友人達に感謝したいと思います。3年間、本当にありがとうございました。



東北学院大学
文学部歴史学科

平成21年3月英進進学コース卒
東豊中出身

大学選びは、自分の目で見て
自分の耳で聞くことが大切


オープンキャンパスでは
 恥ずかしがらずに質問を


 私は東北学院大学文学部歴史学科をAO入試で受験し、多くの努力の末に合格することが出来ました。私が東北学院大学を志望した理由は、年に何度か行われるオープンキャンパスへ参加し実際に模擬講義を受けたり、歴史学科の教授や先輩の方々に直接カリキュラムの内容などを聞かせていただいたりと、本当に自分が学びたいことが充分に備わっているかを確認した上で受験を決意したからです。
 そこで私は大学受験に必要なことは、恥ずかしがらずに、まずオープンキャンパスへ参加し、自分の目や耳で大学の生活風景を見たり、教授や先輩方に直接質問することが大切だと感じました。そうすることで、後に面接を受けるにあたって自らがオープンキャンパスで体験したことや感じたこと、また、その大学で自分が何を目的に学びたいのかなどをはっきりと主張することが出来たりと、かなりの活用法が見出せます。
 私がAO入試を受験するにあたり、行ってきた対策は、まず一次試験で行う約30分間の面接の練習でした。志望動機やその他の面接要項をまとめた紙を基に担任の先生と本番さながらの個人面接を何度も繰り返すことで、一次試験本番に向けての基礎を固めていきました。
 面接では「高校生活の中で最も印象に残っていることは何か」という質問もあり、私は生徒会執行部に所属していたので、飲酒運転撲滅運動に参加したことを述べました。質問にきちんと答えられるよう学校生活の中で事前に部活動やボランティア活動に率先して参加しておくことも必要です。


小論文は作文と全く違うので
 授業で基礎固めをしっかり!


 二次試験では60分間の小論文がありました。これは課題文形式で行われるので、私は過去に東北学院大学で出題された小論文を時間内で書く練習を何度も行いました。小論文は作文とは書き方が全く異なってくるので、普段の小論文の授業で文章力と形式段落の基礎をしっかりと備えておくことが大切です。
 最後に、大学受験に向けて一番大切なことは、合格するために努力を惜しまず、最後まで諦めないことだと思います。なるべく早い時期から志望大学を選択し、オープンキャンパスや大学説明会などに参加するなどの対策をとっておくことも大事です。
 これから大学受験に臨む皆さん、またまだ時間があるという皆さんも、これから先「受験」という険しい道のりが待ちうけているでしょうが、有意義に残りの高校生活を送ってほしいと思います。何事も根気良く、頑張ってください。



東北学院大学
経済学部経済学科

平成21年3月英進進学コース卒
七郷中出身

“努力次第で自分が変われる”
憧れの銀行員になるために


多くのオープンキャンパスに参加して
 志望大学を決定


 将来、銀行員になりたいという夢があります。銀行員になりたいと思った理由は、私の父が自営業を営んでいることから銀行にお世話になることが多く、身近であり、幼いころから憧れを持っていたため、銀行員になりたいと思いました。
 そんな私の夢を実現させる為には、大学に進学し、知識の修得をはかることが大切であり、近道だと思いました。大学に進学すると決めても全国には様々な大学があり、自分がどの大学に進学したいのかをじっくり考えました。私は、まず多くの大学のオープンキャンパスに参加しました。そんな中で、東北学院大学のオープンキャンパスに参加した際に、学校の校風や雰囲気からここで学びたいと思いました。
 また、東北学院大学は、東北地域に深く根付いた総合大学であり、その中から、自分の将来の夢をかなえるために経済学部経済学科を志望しました。しかし、志望大学が決まっても、学力が伴いませんでした。私は、一般入試では、伝えることのできない自分の可能性や能力を伝えることができ、成績重視されないというAO入試に出願しようと思いました。


熱心に指導してくださった
 相良先生のおかげです


 第一次選抜審査申請書を何度も書き、担任の先生である相良先生に添削していただきました。そのおかげで自分の納得する申請書を書き上げることができました。また、一次選抜では申請書の他に面接を行うため、面接練習をたくさんしていただきました。このようなことが、私は合格に繋がったのだと思います。
 この経験を終えて多くのことを学んだと思います。まず、私は自分の努力次第で変われることを学びました。要は自分次第だと思います。
 また、きっかけやメリハリも大事だと思います。あと、少しでもやってみることが大事だと思います。やらないよりはましだと思います。そして、熱心にご指導していただいた相良先生には感謝しています。今の自分があるのは先生のおかげだと思っています。後輩には、頑張っていただきたいと思います。



東北学院大学
経済学部経済学科

平成21年3月英進進コース卒
東向陽台中出身

志望大学が同じ友達の存在は
お互いに心強い


自分の意志を伝えるべく
 AO入試に挑戦


 推薦入試で受験しようと考えた理由は大きく分けて2つあり、1つは筆記試験では伝えることができない「大学に入りたい!入ってからこうしたい!」という自分の意志を伝えることができるという点で、2つ目は、一般入試よりも早く合格することができるので、一早く大学に向けての対策が出来るという点です。
 AO入試を受験する場合、志望大学のことを深く調べる必要があります。そこで私は2年生の時から大学のパンフレットを読んだりオープンキャンパス並びに進学説明会に何度も参加したりしました。パンフレットの内容に加えオープンキャンパスなどで教授や先輩の話を聞くことによって、私は志望大学について詳しく知ることができたと思います。


“評定”とは
 「どのくらい努力したか」の判断材料


 ここで私が考える、合格のきっかけになったであろうということをいくつか書きたいと思います。1つは、先ほど言ったように、パンフレットを読むことと、オープンキャンパスに参加すること。2つ目は、志望大学が同じ友達を探して、一緒に調べたりすること。お互いに高めあうことができます。気持ちの面でも心強いです。3つ目は、普段の生活に気をつけること。高校の先生に良い印象を持っていただくと、受験対策も親身になって行ってくれるからです。
 最後に、普段の勉強を怠らないことです。よくAO入試に評定が関係ないと言われますが、そんなことはありません。評定というのは、その人がどのくらい努力しているかの判断材料になると思います。
 このように、合格に必要なのは、自分での行動・努力、そして友達や先生方の力が必要になります。早い準備が必要なので、今からでも推薦入試のことを頭において行動しておいた方が良いと思います。頑張った分は必ず返ってくるので、合格に向けて努力してください。



東北学院大学
経済学部共生社会経済学科

平成21年3月英進進学コース卒
桜丘中出身

支えてくださる周りの方々に
恩返しをするつもりで頑張る


AO入試は
 一般入試より楽?


 仙台育英に入学して、早3年が経ち、楽しいことや嬉しいこと、もちろん苦しいこともありましたが無事に大学に合格することができました。
 私はAO入試で受験をしたのですが、決して楽な道ではなかったことは間違えようのない事実です。正直、大学を受けようと思った当初、私はAO入試は一般入試より幾分、自分にかかる負担、例えば勉強によるストレスや疲労が少ないのではないかという甘い考えを持っていました。しかし、やらなければならないことが非常に多かったのです。
 まず、どこの大学でもあると思いますが、エントリーシート(自己推薦書)というものを書かなくてはいけません。この作業はAO入試を受験する際に一番最初にすることであり、最も大切なことです。
 東北学院大学の場合はこのエントリーシートが評価の大半を占めるのは確かです。私の合格が決まったのは11月の中旬から下旬あたりだったのですが、私がエントリーシートを書き始めたのは5月のゴールデンウィークからでした。早いと思うかもしれません。私自身も、「このくらい早い時期から準備していれば大丈夫だろう。」という気持ちがありました。しかし、忘れてはいけません。先生方や保護者の方々が言っていると思いますが、学年が3年生になるにつれて時間の進む速さが予想以上に、そしてとてつもなく速くなります。1年生、2年生の時と比べると2倍、いや、3倍くらい速くなっているのではないかと感じてしまうほどです。よって、エントリーシートはなるべく早い時期に書くべきだと思いました。とは言っても、何を書けばよいか分からなかったら何も始まりません。むしろ始められません。


全ては自己推薦書にかかっています
 記入する「ネタ」作りを!


 私は、オープンキャンパスに参加することを勧めます。オープンキャンパスでは資料を配っており、その資料をもらって読むことにより、大学で学べることや将来どんな職業に就くことができるかなどが分かり、言葉は悪いですが「ネタ」となります。また、少なくても2回以上は行くべきだと思います。なぜなら、大学の教授の方々に名前と顔を覚えてもらうためです。私はオープンキャンパスに3回行ったのですが、顔を覚えてくださっていて、面接本番の時に、「落ち着いて頑張って」と声をかけられ、リラックスすることができました。そして、今ここにいるという感じです。
 さらに、本を読むことも大切です。私は面接の時に読んだ本の題名・著者・会社、そして内容を聞かれました。また、エントリーシートにも○○という本を読んでどう考えたなどということも書くこともできます。闇雲に本を読むのではなく学科ごとに本を読むのがよいでしょう。できれば、2冊以上読むことが望ましいですが、時間がない時はしょうがないので1冊だけでも読むべきです。
 基本的にエントリーシートは自分の経験をフル活用し、それに+αを加えれば大丈夫だと思います。+αとは自分にしか書けないこと、例えば部活の成績などのことです。
 面接については、エントリーシートを繰り返し読み、内容をしっかり覚えることが大切で、その後に自分でどんな質問をされるかを考えてシュミレーションすること。これだけです。つまり、全てはエントリーシートにかかっているということです。


練習した小論文は必ず添削、
 自分の欠点を見つけ改めること


 小論文は何回も書いて練習するという基本的なことです。それ以外にありません。私の場合は1カ月くらい前から始め、毎日書きました。しかし、ただ書くだけではなく、書いた文を必ず先生方に見ていただきましょう。そして、自分の欠点を見つけ、直していかなければいけません。
 最後になりましたが、大学を受験する際に絶対に忘れてはいけないことがあります。それは、「感謝」の気持ちです。そう、「ありがとう」です。大学は一人では行くことは出来ません。少なくても、お金は必要です。なので、まず最初に親に感謝すること。今の学校生活は親がいるからこそ、成り立っているようなものです。もちろん、これからも頼りになる存在であることは確かです。このことをしっかりと認識して、受験に挑みましょう。
 次に、友人と先生方です。友人はいつでも近くにいて支えてくれています。お互いに支え合って生活することが、大学合格に結びつくことだと私は信じています。先生方は言うまでもなく自身を成長させてくれています。うるさいとかしつこいとか思うこともあるかもしれなせんが、我々を信じているからこそ、そのように感じることを言うのです。
 また、おかしいと思う人もいるだろうけど、物、例えば、えんぴつや消しゴムにも感謝すべきだと考えます。このように、自分に関わってくれた全ての人・物に「恩返し」するという気持ちを持つことでモチベーションも上がるでしょう。みなさん、最後まであきらめず、自分らしく頑張ってください。幸運を祈っています。



東北学院大学
法学部法律学科

平成21年3月英進進学コース卒
向陽台中出身

面接のイメージトレーニングと
最低1冊の読書は必要


推薦入試を目指したが
 欠席日数を考えAO入試に切り替え


 入学当初から、宮城県内での大学進学を目指していました。また、私は将来、弁護士になりたいという目標があったので、その目標を達成するための環境が整っている、東北学院大学を志望するようになりました。
 東北学院大学に進学するにあたって、私が1年生の時から心掛けていたことは、定期テストでいい点を取り、評定を高く保つことです。私は最初から推薦入試での大学進学を考えていたので、そこだけは常に心掛けていました。
 3年生になってから私は、自分の欠席数では指定校推薦は多少無理があるかもしれないと悟り、AO入試に向けての準備を始めました。


エントリーシートは
 大学をよく調べてから書き込み


 まずはエントリーシートを書き、担任の先生に添削していただくことから始めたのですが、最初の2・3回はあまり東北学院大学のことを調べずに書いたため、とてもひどいものでした。担任の先生に「もっと東北学院大学のことを調べなければ、しっかりとしたエントリーシートは書けないよ」と言われ、4回目でやっと少しはまともなエントリーシートを書くことが出来ました。エントリーシートの完成度を上げるために重要なことが2つあります。
 1つは、繰り返しエントリーシートを書き、担任の先生、または、国語の先生や小論文の先生に何度も添削していただくことです。
 2つ目は、オープンキャンパスに行くなどして、エントリーシートを書くネタを探すことです。また、ネタを探すのに学校案内をよく読むのも良いと思います。エントリーシートは、夏休み前にはある程度完成しているといいと思います。
 面接については、学校での練習に加えて、家でのイメージトレーニングが重要です。私は寝る前にいつも面接のイメージトレーニングをしていました。また、本を読んでおくことが重要です。私は3冊読みましたが、最低でも1冊は読んだ方が良いでしょう。AO入試に合格するために必要なのは、積極的に行動することです。後輩の皆さんには、それを心掛けてがんばってほしいと思います。



東北学院大学
工学部電気情報工学科

平成21年3月英進進学コース卒
中田中出身

在学中の過ごし方が
運命を左右します


夏休みは学校に来て勉強
 勉学への志気も高まる


 私は、東北学院大学工学部電気情報工学科にAO入試を経て合格したのだが、ここまでの軌跡を回想すると、やはり在学中の過ごし方が運命を左右したに違いないと考えている。
 まず、在学中に取り組んだこと、それは入試対策において一番の武器になるであろう、検定試験である。これは、1年生の頃から始めており、放課後、友人らと残って教え合ったり、休日を利用して図書館で勉学に励み、様々な検定を取得することができた。
 次に、休日や夏休みなどの大型連休などには、ひたすら学校に来て勉学に励んだ。先生方に分からないことを質問したりしていた為、定期試験対策やAO入試対策などでは非常に助かった。また、これにより、私の勉学への気力を上げてくれたと言っても過言ではない。


高校生活では
 精神的な強さも得た


  最後に、受験をする上で欠くことができないのは情報収集である。パソコンはもちろん、学校でも先生や友人との情報交換、放課後も参考書を片手に見て過ごすなど、半日勉強、半日AO対策という日を怠ることなく続けた。
 この3つの体験から得た教訓は「努力を継続すれば、不可能なことはない」ということだ。受験する前は、緊張のせいかプレッシャーに襲われ「受かるわけがない」と内心思っていたが、今思うと「努力はしたのだから、結果はそれに伴うのだ」と思う。そういった精神的な強さを高校生活で学んだような気がする。
 そして、私にとって大学とは「知識をより深めることができる場所」であり、高校生活で学んだことを糧にしていきたいと思っている。
 今後、皆さんも受験を経験しなければいけないが、ひたすら努力してください。努力すれば道は必ずひらけます。皆さんの合格を応援しています。



東北学院大学
工学部
電子工学科
平成21年3月英進進学コース卒
中田中出身

「仙台育英に入って良かった」
今、そんな風に思っています


AO入試でも
 勉強は疎かにしませんでした


 東北学院大学の工学部を目指し始めたのは、私が中学生の頃に在学されていた大学生の先輩から、直接お話を聞いたことがきっかけでした。実際に工学部で使用する機械や実験の様子を見せていただいていくうちに、工学部に興味を持つようになり、大学について意識をするようになりました。
 仙台育英に入学してからは、1学年のうちから進路について話されていて、その夏に東北学院大学のオープンキャンパスに誘われて参加しました。その時、大学への思いが強まりました。オープンキャンパスには毎年参加するように心掛け、大学で行っている実験内容や雰囲気を把握しました。
 そして、高校3年生になり本格的に受験に向けて準備を始め、学業も更に力を入れるように専念しました。私はAO入試で受験しましたが、勉強をすることは疎かにせず、数学・物理・英語は日々取り組みました。
 AO入試を受けたのは、部活動を行っていたので、アピールをするのに適していると考えていたからです。高校3年生の夏には、本格的にAO入試の準備に取りかかり、エントリーシートの作成に力を入れました。何回も書き直しをしていたために夏休み中も学校へ行き、先生に確認をしていただいたりしました。夏休みの終わり頃には、面接練習を先生方と行い、受験当日まで重ねて練習をしていました。そのため、自分に自信がつくようになってくるので積み重ねて練習することが必要です。


小論文の練習は
 受験以外でも役立ちます


 本番の面接では、緊張していることを面接官は分かっていらっしゃるので、安心して受験し、笑顔ではっきりと自分の思いを素直に伝えることも大切だと思います。
 面接の他に、小論文の試験もあり、基礎から見直し、小論文の先生に添削を何回もしていただきました。私は過去問にあった小論文で10回程度練習をしました。その中で、書き方や言葉の使いまわし等を学ぶことができ、受験以外でも小論文は役立つと思いました。
 仙台育英に入学してから、特別選抜クラスという中で、3年間勉強でき、また、部活動においても活発に活動できたことで、有意義で充実した高校生活を送ることができました。
 1年生の時に言われた「卒業する時には、仙台育英に入ることができて良かったと思えるように」という言葉で私自身がそのように思えるように毎日過ごし、楽しいことや辛いこともありましたが、今、仙台育英に入れて良かったと思うことが現実となりました。
 大学に受かった時に、自分一人の力では合格することができなかったと感じました。お世話になった周りの方々のご協力で合格を勝ち取ることができたと思うからです。皆さんも周りに頼りながら精一杯自分の力を出して頑張ってください。



東北学院大学
工学部
環境建設工学科
平成21年3月英進進学コース卒
人来田中出身

社会に出る前に
大学でより深い知識を得たい


勉強をサボった1年生時の成績が
 足をひっぱった


 大学進学を目指した理由は、就職活動をする時になるべく学歴の面で困ることがないようにしたいという気持ちがあったからです。将来、何も知識がなかったのでは社会に出た際に苦労すると思い、大学でより深い知識を得て、将来に役立てたいと考え、大学進学に決めました。
 私は将来、建設会社に就職したいと考えています。そのため東北学院大学の工学部環境建設工学科に決めました。この学科を選んだ理由は多くありますが、一番は自分の学びたい科目が多数あったことです。そういった自分の学びたい科目が多くあるということで、入学する意志が強くなりました。私は、東北学院大学工学部環境建設工学科に合格するために様々なことに努力をしてきました。
 高校1年生の時には自分の進路のことについて少しも考えていなかったので、1年生の成績はとても悪かったです。2年生に上がって進路の話が多くなりました。友達や先生も進路の話を中心にするようになり、私自身も進路について真剣に考えるようになりました。
 大学に入るために今までサボっていた勉強に力を入れるようになりました。テストの1カ月前には少しずつ勉強するようにして、努力するようにしました。しかし、1年生の成績が足を引っ張って、なかなか成績が伸びませんでした。私は評定を上げるために毎回のテストに集中的に取り組みました。その結果、成績は1年生の時と比べて格段に上がりました。そういった頑張りが大学の合格と繋がったんだと思います。


高校でしか出来ないことを
 思いっきりする


 大学に合格するために面接の練習や小論文の練習もたくさんしました。質問を想定して答えを出すという練習を私はたくさんしました。ただ練習するのではなく、自分が本当に面接会場にいることを想定してやるなどといった自分なりに工夫してやることが大切だと思います。本番で空気に呑まれてしまわないようにすることが何よりも大切だと私は考えます。
 高校では、高校でしか出来ないことや高校生活の中で出来た友達がいます。高校卒業後、県内に残る人もいれば県外に行ってしまう友達もいます。そういった友達と高校のうちにたくさんの思い出を作っておくことが一番だと思います。
 高校生活は大いに遊んだ方だと思います。部活もしていましたが、部活をする時は部活に力を入れて、勉強をする時はたくさん勉強して、遊ぶ時は思いっきり遊ぶのが何より大切だと私は考えています。社会人になった時に高校生活は楽しかったと思える高校生活を送った方がいいと思います。
 この3年間で色々なことを経験しましたが、高校の最終的な目標の大学合格を達成出来たので良かったです。この目標を達成できたのは自分一人の力ではありません。高校3年間の中で支えてくれた友人や先生に感謝して、大学に新たな気持ちで入学したいと思います。



東北学院大学
工学部
環境建設工学科
平成21年3月英進進学コース卒
吉成中出身

定期考査前の
土・日曜日は5時間勉強


部活動をしていなかったので
 勉強面でアピール


 AO入試で大学進学を目指したのは、面接で自分の熱意を言葉で直接大学側に伝えることが出来るからです。また、一般入試を受ける人たちよりも早くに合格することによって、各教科の不得意な部分や曖昧になったままの部分の復習をする時間が取ることができ、大学に向けての勉強をすることが出来るという点も私がAO入試を選んだ理由です。
 AO入試に向けて私が努力してきたことは、まず評定4以上を取るように勉強することでした。AO入試では大学側に自分はどのような人間で、高校ではどのようなことに力を入れていたかをアピールする場なので、部活動をやっていると有利になります。私の場合は、部活動と勉強を両立することに自信がなく、部活動に入っていなかったので、面接でアピールすることがなかったため、その分、人よりも頑張って勉強の方でアピールしようと考えました。そのために授業で分からなかった部分があった時には、その度に分かるようになるまで勉強していました。また、定期考査が近くなった時には、土日にも5時間程度勉強するように努力してきました。


ニュースに対する
 自分の意見も準備


 勉強だけではなく、普段の学校での生活態度にも注意していました。欠席数や遅刻数が多いと、やる気がないと思われてしまい、あまりいい印象を与えないので、無遅刻無欠席を目指し頑張りましたし、授業で出された課題で分からない部分があったとしても参考書などを利用して出来るだけ自分で解くようにして、ノートなどの提出物の期限をちゃんと守るということにも気を付けていました。
 次にAO入試に向けて努力していたことは、やはり面接練習です。私の受けた大学では、1次試験で面接があり、2次試験で面接と小論文があり、それによって合否がつけられます。そのため、1次の面接結果で決まるようなものだったので、私は面接の練習を重点的にしていました。本番で緊張して頭が真っ白になってしまい、何も言えなくなってしまわないように何回も練習して緊張感をなくすように努力しました。
 また面接では、気になった出来事や事件を聞かれることがあるので、毎日テレビや新聞を見るようにして、自分の気になったニュースをメモして調べたりして、そのニュースに対する自分の意見を準備しておくといいと思います。
 大学受験は大変かもしれませんが、自分の行きたい大学ならば苦労も乗り越えられると思うので、これから頑張ってください。



東北学院大学
教養学部言語文化学科

平成21年3月外国語コース卒
岩沼西中出身

学習時間は多くなくても
最低限のことをしていれば力は付く


「何時間勉強したか」ではなく
 「どれだけ理解したか」


 高校入学時から、AO入試を使って、大学へ進学したいと思っていました。AO入試や推薦入試では、3年間の積み重ねが特に大切だと思っていたので、PLPや定期考査に真剣に取り組むようにしました。
 徹夜や夜遅くまでの勉強は出来ないタイプなので、11時には寝て、4時に起きる、という朝方で定期考査対策をしていました。また、何時間勉強したかではなく、どれだけ理解したか、というように時間より内容に重点を置くようにしていました。
 人それぞれ自分にあった学習方法があると思うので、それを見つけると学習しやすくなるのではないかと思います。自分なりの方法で3年間しっかりと定期考査に取り組んだこともAO入試で合格出来た一つの理由なのではないかと思っています。
 本格的に大学選びを始めたのは2年生の後半からでした。少しでも興味を持った学校をホームページやパンフレットでチェックしていくうちに、徐々に進学したい大学が具体的になっていきました。実際に4年間通うことを考え、最終的に志望大学を決定したのは、3年生になってからです。自分の進路は焦らず、よく考えることが大切だと思います。最終的な志望大学の決定は3年生になってからでも遅くないと思うので、しっかり調べたり検討したりして、悔いの残らないよう大学選びをすることも受験を成功させる為の一歩だと思います。


時間がある時には読書や映画鑑賞
 幅広い知識は面接でも役立つ


 志望大学を決定してからは、出願時期の確認、過去の入試内容の調査、先生方にお願いしての面接練習に取り組みました。特に過去の入試内容を把握しておくことは、本番での自信にも繋がりますし、実際に出題されるようなものもあるので、確認しておくと良いと思います。
 このような準備に取り組みながらも、時間のある時に読書をしたり、映画鑑賞をしたりもしていました。時には英語で書かれた小説にも挑戦しました。面接や小論文では、様々な知識があると役に立つと思ったからです。私はもともと洋画が好きなので、受験対策の息抜きにもなっていました。本番の面接では、映画や本の話題にもなり、充分にアピールすることができました。日頃から、幅広い知識を入れておくことは、入試でも必ず役に立つと思います。
 高校3年間は、勉強と自由な時間の両立が出来ず、悩んだ時もありましたが、とても充実していました。やるべきことはしっかりやって、遊ぶ時は遊ぶ、というようなメリハリのある生活を心がけた3年間がAO入試での合格に繋がったのかな、と今は思っています。私は学習時間はあまり多くはありませんでしたが、最低限のことだけでもしっかり取り組むことで確実に力になるのだと実感しました。
 この3年間、勉強だけではなく、語学研修やホームステイの受け入れ、マンドリンなど様々な経験をしました。志望大学にAO入試で合格できたのは、そのおかげだと思うので、外国語コースに入学して本当に良かったと実感しています。



東北学院大学
教養学部言語文化学科

平成21年3月外国語コース卒
松山中出身

土曜講座で小論文を練習
先生方の丁寧なご指導で自信がつく


先生方の熱心な面接練習は
 本番さながらの緊張感


 小さい時から、英語や文化にとても興味があり、大学では異文化について学ぼうと決めていたからです。そして、先輩のアドバイスや先生からの助言を基にAOで受けることを決めました。
 AO入試は自己アピールがとても大切です。特に、東北学院大学の場合は、1次試験の面接(30分)がとても大切です。そのことから、学校では面接練習を重点的にやりました。先生方は、とても熱心に教えてくださるので、本番のような緊張感を持って練習することが出来ました。その他にも、友達と質問を出し合ったり、1人2役で練習したりしました。こうして、面接の雰囲気を掴むことは出来たのですが、問題は自己アピールが苦手ということでした。


自分の長所が見付けられない…
 意欲改革を始めました


 元々、マイナス思考で自分を褒めることが苦手な性格なので、なかなか自分の長所や好きなところを見付けることが出来ず、苦労しました。ですから、意欲改革を始めました。自分を客観的に見て、他人と比べて、どこが秀でているかを見付け出すことによって自分の長所を見付けることが出来ました。
 また、2年生の時にカナダへ短期留学したことや、2年・3年のときには室長を、マンドリン愛好会では部長を務めたことなど、自分しか経験しなかったことを特にアピールしました。こうして、1次試験は無事合格しました。
 2次試験は小論文なのですが、仙台育英は土曜講座で小論文の書き方を勉強し、先生方が丁寧に添削してくださるので、自信を持って受けることが出来ました。土曜講座を積極的に受け、何度も小論文を書いた方が安心できると思います。
 日々の積み重ねはもちろんのこと、自分に自信を持つのも大切なことだと思います。



東北学院大学
教養学部情報科学科

平成21年3月英進進学コース卒
岩切中出身

どんなことがあっても
めげずに何度でも挑戦


部活動のキャプテン・クラスの室長
 指定校推薦でいけると思っていた


 東北学院大学に合格できたのは、一重に私を支えてくれた先生方、友人や家族のおかげだと考えています。私は最初、学院大ではなく福祉大に行こうと考えていました。理由は将来、理学療法士になり、怪我に苦しんでいる人や高齢者を少しでも助けられたらいいなという考えでした。
 しかし、生物クラスに入って自分が理学療法士に向いていないと考え、コンピューター関係の仕事に就きたいと考えるようになっていきました。親には理学療法士になりたいがために生物クラスへの進級を認めてもらったのに、将来の夢を変えてしまったことに対して、とても申し訳ない気持ちになりましたが、相談してみたら快く了解してくれました。
 そして、コンピューター関係の仕事に就けるような大学を探し、学院大へ行くことを決めました。それで私は学院大の工学部に指定校推薦を出しました。
 部活動で主将を務めたり、クラスでは室長を務めていたこともあり、指定校推薦は簡単に通るのだと思っていたのですが、現実は甘くなく、指定校を落とされてしまいました。その時私は頭の中が真っ白になり、どうすればいいか思い浮かびませんでした。


面接で緊張したら
 先生方・家族・友人を思い出す


 私はAO入試に全てをかけることにしました。AO入試のエントリーシートには指定校推薦で出した内容をそのまま書いて出しました。一番重要なのは、30分間の面接です。面接の練習は自分の言いたいことを紙に細かく書く必要はありませんが、簡単に書き、その紙を参考に先生や親などと何回もくり返して、1次の結果はB判定をもらうことができました。
 そして、2次の試験は100文字の要約と700文字の自分の考えを書くというものでした。私は小論文に自信がなかったので、小論文の勉強を重点的に始めました。小論文の勉強は1日2つの題を毎日考えて書き続けました。その結果、AO入試で東北学院大学に合格することができました。
 私が英進進学コースの後輩たちにアドバイスを送るとしたら、大学は2年生までに決めておいて、3年生になったら指定校推薦やAO入試に落とされてもめげずに何回も挑戦した方が良いということです。
 面接で緊張してしまったら、自分のことを支えてくれた先生方や友人、家族たちの努力を無駄にしたくないと考えれば、自然と緊張がほぐれていくと思います。何か長く話せる趣味や高校生活での思い出などがあると良いです。
 小論文では漢字のミスは極力無くしていき、自分の考えを正確かつ相手に読みやすい言葉を使って書いた方が良いと思います。



東北学院大学
教養学部地域構想学科

平成21年3月英進進学コース卒
高森中出身

AO入試にも
評定は影響します


評定は3年間オール5
 一般入試も視野に入れ勉強


 1年生の時から、大学進学を目標として勉強してきました。早いうちから目標とする大学を決めて、それに向かって努力してきました。1年生の時は、とにかく評定平均を落とさないことだけを考えていました。ノートもしっかりとり、授業中も集中して取り組みました。評定はオール5で1年生を終えることができました。
 2年生になってからも評定平均を落とさないようにしました。そして、私の志望する大学は指定校推薦枠にはなかったので、AO入試で受けることにしました。AO入試では、自分をどうアピールできるかなので、2年生の夏休みにはボランティア活動に参加しました。そして、オープンキャンパスにも参加し、自分の目指す大学のネタ探しをしました。もちろん、一般入試のことも考えて、センター試験対策をしたり、一般入試の過去問を解いたりしました。評定はオール5で2年生も終えることができました。
 3年生になってからも評定平均は落とさないよう努力し、オール5で終えました。3年生の夏もオープンキャンパスに参加しました。大学側に名前を覚えてもらうだけでも良いので、ぜひ行きましょう。


3年生になってからでは
 遅いこともあります


 面接練習も10回位はやっておきました。AO入試の1次試験が終わったらすぐに2次試験の小論文対策をした方が良いと思います。
 私は選抜クラスに在籍していて、毎日8時間の授業でしたが、一般入試の対策は怠らないように、家での自学自習は欠かしませんでした。
 絶対に推薦入試で大学に行きたいと考えている人は、1年生の時から評定平均を上げておいた方が良いと思います。AO入試だから評定は関係ないと思っている人がいますが、それは大きな間違いです。
 それと資格取得やボランティア活動も大切です。資格取得は最低準2級は取っておいた方が良いと思います。ボランティア活動もアピールできるネタがなくてはAO入試では、全く歯が立ちません。3年生になってから対策をしても間に合わないこともあります。早め早めの対策が合格に結び付くでしょう。



東北学院大学
経営学部経営学科

平成21年3月英進進学コース卒
東華中出身

資格取得に挑戦したこと、
学んだことを 面接でアピール


学校教科と資格取得のため
 日々、学習の積み重ね


 大学進学を希望したきっかけは、経営について深く学んでみたいと考えたからです。私は元々商業高校を志望していたのですが、志望していた高校に落ちてしまいました。しかし、やはり経営について学びたいという思いが強かった為、仙台育英に入学しました。授業の中で経営の基礎である簿記を学び、大学の経営学部を目指すことに決めました。
 このように早期から学ぶ分野を決めていたので、1年次から多くの大学のオープンキャンパスに参加し、さまざまな大学の授業を体感した上で、簿記を活かせる東北学院大学経営学部経営学科のAO入試での受験を決めました。
 受験する大学が決まり、私が受験に向けて心がけたことは、自分だけのアピールポイントとして、授業で学ぶ全日商簿記検定だけではなく、さらに上のレベルである日商簿記検定にも挑戦したことです。
 学校と両立しての学習や検定日と定期試験期間が重なってしまったりと、学習は非常に大変でしたが、日々学習を重ね、全商簿記検定1級、日商簿記検定2級を取得することが出来ました。そしてこの資格、またその取得を通して学んだことを面接でアピールし、合格することが出来ました。このように自分だけのアピールポイントを身につけておけば、大学進学の力になると思います。


志望大学が決まっていなくても
 一度は自己推薦書を書いてみると良い


 また、エントリーシートは早めに書いておいた方が良いと思います。私も1年次に担任の先生から「もう書き始めておいた方が良いよ」と言われた時は、さすがに早すぎると思いましたが、実際に書く時になると、まったく書くことが出来ず、とても苦戦しました。もし、具体的な志望大学が決まっていなくても、自分の進みたい分野を志望するようになった理由、自分のアピール分などは1度書いてみた方が良いと思います。自分がアドバイス出来るのはこれぐらいなのですが、少しでも役に立てば幸いです。自分の目標を実現できるように頑張ってください。


東北学院大学
経営学部経営学科

平成21年3月英進進学コース卒
東仙台中出身

目標は会社経営
部活動で人をまとめる力を養う


経営学部を目指すなら
 簿記検定を取得しておくと有利


 この大学の経営学部を希望した理由は、将来の目標である会社経営を実現させるためです。東北学院大学の経営学部では、様々な経営に関する講義があり、4つのモデルコースで、より専門的な知識を得ることができるからです。県内での経営を望んでいるので、東北学院大学の地域貢献型の教育で学べるというのは、自分にとって最適な環境だと考えたので希望しました。
 AO入試で合格するために心掛けたことは、まずは、学校を休まずサボらずに皆勤賞を目指すことです。AO入試では学力はあまり重視されないので、皆勤賞や地域ボランティアなどはとても重要です。
 学習面では、検定を取得することが大切です。私は経営学部を希望していたので、簿記検定には特に力を入れて取り組みました。その他にも情報処理検定とワープロ検定は持っています。経営学部を希望するのなら、全商簿記1級や日商簿記の検定を取得しているとかなり有利です。


受験対策は早くから
 取り組んだ方が楽


 私は高校生活で3年間、部活を続けていたので、そちらにも力を入れました。そこで、部長を務めていたので、人をまとめる力をつけました。スポーツ推薦ではないので、あまりアピールはできませんが、3年間続けることに意味があるのではないかと考えます。
 AO入試へ向けての対策は、面接と小論文の練習をかなりしました。東北学院大学の面接は30分もあり、細かい部分まで深く聞かれるので、それに答えられるように何度も先生方に練習していただきました。小論文はとにかく量を書いて慣れるように心がけました。受験前にして焦って練習するよりも、早めに小論文は受験対策をしておくと楽になります。
 様々な大学・専門学校がありますが、大学選びでこれからの人生が大きく変わるので、自分の行きたい進路に向かって、全力で頑張ってください。



東北福祉大学
総合福祉学部福祉心理学科

平成21年3月特別進学コース卒
宮教大附属中出身

他の人とは異なる
アピール内容が決め手


早く入学を決めて
 大学の予習をしたかった


 私には、養護教諭になりたいという夢があります。東北福祉大は、私が学びたい心理学と、養護教諭の免許が取れるということで志望していました。
 AO入試での受験を決めたのは、6月の在卒懇で、AO入試で東北福祉大学に合格した先輩の話を聞いたからでした。AO入試は、自己アピールをする入試です。自分を売り込むことが好きな私には、ピッタリの入試でした。それからなによりも、早く受験を終わらせたかった、というのもあります。東北福祉大学のAO入試は全部で4回あって、早いと夏休み中に決まります。私は早く進路を決め、入学するまでに、これから使う最低限必要なことを勉強しようと思っていました。


3年間、部活を続けたことが
 合格の最大ポイント


 私が合格できた最大のポイントは、部活動をやっていたことにあると思います。私は3年間、茶道部に所属していました。勉強に忙しい特別進学コースですが、茶道は元々習っていましたし、月2の活動であまり多くないので、これなら続けることができるだろうと思い入部しました。仙台育英の茶道は、立派な茶室があるなど、宮城の学校茶道の中でも素晴らしいものだと思っています。このことから、面接で茶道の話をしたら、絶対に他の受験生と内容がかぶる心配はないと思い、自信を持ってアピールすることができました。部活動をやっていなかったら、自分をアピールできることはなかったと思います。
 受験の時期が周りより早いこともあり、クラスで一人だけ悪戦苦闘の毎日でしたが、そんな私を支えてくださった先生や友達のお陰で、合格することができました。受験は決して甘いものではありません。「これがダメなら次がある」意識ではなく、高い目標を持つことによって、夢を実現させることができると思います。何事にも自信を持ってください。



東北福祉大学
総合福祉学部福祉心理学科

平成21年3月英進進学コース卒
吉成中出身

周りの人たちとの出会いが
自己形成につながりました


地道に勉強した
 高校生活が私の誇り


 大学進学を本格的に目指し始めたのは2年生の春休みの頃でした。私は、人より際立った才能もなかったので、将来をどう生きるのかを自分なりに模索していました。その時、東北福祉大学のオープンキャンパスに参加した際に自分の個性や感性が活かされるのは、この大学だと実感しました。私は大学の「人との出会いを大切にする」という考えがとても好きでした。私は何度も学校説明会や模擬講義に参加し、本当にこの大学で良いのかを確実に決定付けていきました。
 それから、英検や漢検、赤十字で催されている看護セミナーなどに積極的に挑戦し、検定を取得しました。なぜなら、検定は推薦の際、調査書などの書類で効力を発揮するので、取ることにこしたことはないと思ったからです。
 そして、基盤となるのは、中間と期末考査の評定を確実に安定させていくことです。推薦を自分の狙い目だと考えているのならば、平均評定値は必至事項だと思います。
 私は、今思うと、とても地味な高校生活だったと思いますが、それを逆に誇りに思っています。なぜなら、地道に勉強をしたことにより、評定を安定させ、大学という夢に繋がる大きな舞台を手にしたからです。


経験豊富な先生方がいらっしゃる
 執務室に毎日通いました


 私は、推薦ではなく、AO入試で合格しましたが、推薦もAO入試も条件は同じです。AO入試では、私の場合、レポートを活用しましたが、特に自分の「情熱」を活かして大学にアピールするのが鍵です。そして、大学へのどんなに小さなチャンスでも大切にしてください。今、自分に「自信」がなくても大学に真っ正面からぶつかってみてください。きっと、大学もあなたに応えてくれるはずです。
 一番は、今いる周りの人との出会いを大切にしてください。私の場合、AO入試だったので、毎日しがみつく思いで先生のいらっしゃる執務室に通いました。豊富な経験を有している熟練した先生方は生徒一人一人をよく理解しているので、なにか良いアドバイスをきっとくださるはずです。
 高校生活でしか養えない「感性」や「個性」を育んでください。私はたくさんの人と出会ったことにより、たくさんの考えや価値観が現実に存在していたことを身をもって学ぶことができました。「夢」を形成する過程で、この周りの人との出会いがあなた自身を形成することにも繋がると思います。最後に、今ある環境を大切にして精一杯生きて「夢」に向かってがんばってください。



東北工業大学
ライフデザイン学部クリエイティブデザイン学科

平成21年3月英進進学コース卒
田子中出身

入試本番は誰でも緊張
体調管理も重要なポイント


成績が良ければ
 大学の選択肢も広がります


 何故、私がこの大学に進学しようと思ったのかというと、幼い頃から絵を描くのが好きで将来は漠然とデザイン関係の仕事に就きたいと考えていたからです。
 工大を第一志望に考えるようになったのは、2年生の6月頃でした。きっかけは新聞に掲載されていたオープンキャンパスに参加したことでした。
 まず、大学を決める時は、自分が興味を持った大学があったら資料を取り寄せ、必ずオープンキャンパスに参加してください。そして、将来どんな仕事に就きたいか考えて自分に合う大学を探してみてください。
 次にAO入試を考えている人も定期考査ではなるべく良い点を取るようにしてください。3年生になった時、ちゃんとした成績を取っていれば大学の選択肢も広がると思います。


小論文の具体例にも引用
 事前の読書は大切


 工大のAO入試では、まず調査書と部活やボランティア活動、資格取得などの活動報告書を送り、良い方が入試の時に点数として加算されます。なので、部活をしていない人は尚更、成績が重要になってきます。この書類の他に60分の小論文と7〜8分の面接が行われます。小論文は800字なので、必ず自分の志望する学部に関係する本を読んでください。面接の時に最近読んだ本などを聞かれることもあります。
 あと、オープンキャンパスや体験授業に参加したかも聞かれるし、AO入試や指定校推薦の時、試験会場になるので何回でも良いので必ず参加してください。
 入試の時は誰でも緊張するものなので、まず自分に自信を持って落ちつくことを心掛けてください。小論文のテストの前は具体例や話題として小論文に使えるかもしれないので、本を読んでいた方が良いと思います。面接は質問にちゃんと答えられれば大丈夫です。ただその答えが抽象的だとさらに深く聞いてくることがあるので、深く聞いてこられても平気なように答えを考えておく必要があります。
 受験の時は学力も大切ですが、健康な状態で試験に臨むのが何よりも重要だと思います。皆さんも風邪に気を付けて、自分の夢を叶えるために頑張ってください。



東北工業大学
ライフデザイン学部クリエイティブデザイン学科

平成21年3月英進進学コース卒
向陽台中出身

大学は好きな勉強ができる場
自分のやりたいことをやる


志望大学決定の際は
 担任の先生と両親に相談を


 私が東北工業大学への進学を目指したのは、高校2年の秋からのことでした。
 最初は大学進学について全く意識せずに過ごしていました。しかし、月日が経つにつれ大学進学を意識し始め、高校2年の春にやっと大学について調べたり、資料請求をしたりしました。
 そして見つけたのが、東北工業大学のクリエイティブ学科でした。この学科は私の興味のある分野を取り扱っていて、調べていくにつれ、この大学に通って4年間勉強したいと思い、志望大学を決めました。
 両親に大学進学の意志と志望大学について話すと、父親は反対の態度をとった時期がありました。しかし、何度も何度も話し合っていくにつれ、私の熱意を理解し、私を応援してくれるようになりました。志望大学を決める時は担任の先生に相談すべきですが、金銭面や精神面で支えてくれる両親にも相談すべきです。例え反対されても本当に行きたいという気持ちがあれば、きっと両親も理解してくれるはずです。


あらゆる質問を想定し
 イメージトレーニングで面接対策


 普段の学習は国・数・英を重点的に勉強をし、定期考査では1年の頃に取った評定を保てるよう努力をしました。
 AO入試は小論文が60分で800字、面接が7〜10分で行われます。小論文は最初の数分で構成を考え、それを展開して60分をいかに有効利用できるかがポイントだと思います。面接は時間があまり長くありませんが、事前に個人に対して行われる面接練習で質問の傾向を大まかに掴み、1つの質問の答えについて深く聞かれても答えられるようイメージトレーニングが大事だと面接でお世話になった先生に言われました。
 実際に面接官を前にすると緊張して言うことを忘れそうになりますが、これまでやってきたことを思い出せば自然と口が動くと思います。
 大学については知名度や偏差値も大事ですが、それよりも自分は将来、何がしたいか、そのためにはどんな勉強をすれば良いのかを知り、どの大学が自分に合っているのかを判断することが大事だと思います。大学は自分の好きな勉強ができる場なのですから、自分のやりたいことをやるのが一番です。



東北工業大学
ライフデザイン学部
安全安心生活デザイン学科
平成21年3月英進進学コース卒
渡波中出身

AO入試で自己PRが
存分にできました


面接ではオープンキャンパスの
 参加・不参加が問われます


 私は、東北工業大学ライフデザイン学部をAO入試で受験しました。小論文の練習は、小論担当の先生に聞き、何回も繰り返し提出しながら勉強しました。
 面接は、東北工業大学では自己PRを中心としたコミュニケーション形式の面接だったので、先生たちと自己PRを中心に練習しました。
 私は、中学の時からデザインに興味を持ち始めていました。高校に入りデザインに関係する大学のパンフレットを見た時に、この大学でしかないものを見つけました。先輩達にもオープンキャンパスは行ったほうが良いと言われていたので、2回オープンキャンパスに行き、東北工業大学での授業の内容や取り組みを詳しく聞き「専門性を高め少人数に対する授業体制」と書いてあったので、志望するきっかけになりました。
 実際に試験では2対1の個人面接で、約7分間くらいの面接でした。質問としては、自己PRと志望動機を最初に聞かれました。その後、オープンキャンパスに何回来たかなど聞かれました。自分が思ったほど、難しい質問はされなかったので、面接は自分をかなりアピールした方が良いと思います。
 資格もできるだけ取っておいたほうが良いと思います。まずは目標を定め、自分の興味のある大学に目標をもつことが大事だと思います



東北工業大学
ライフデザイン学部
経営コミュニケーション学科
平成21年3月英進進学コース卒
住吉中出身

小論文は過去問とほぼ同じテーマ
スラスラ書くことが出来ました


入試本番は
 受験者数に圧倒されました


 私はAO入試で受験しました。そのAO入試のために、オープンキャンパスで大学についての情報を得たり、志望動機を明確に分かりやすく伝える練習も何度か行いました。
 また、小論文を書く練習も欠かせません。大学の過去問や問題集を買い、できた文章を先生に何度も提出しました。この努力がAO入試に有利に働いたのだと思います。
 AO入試本番では、教室に入ると受験者の数に圧倒されました。その時は本当に「不安」という言葉しか思いつきませんでした。午前は小論文試験で、偶然にも私が以前解いた大学の過去問とほぼ同じ内容のテーマだったので、スラスラ鉛筆を走らせることができました。午後からは面接試験で、私が予想していた質問は全く聞かれることはありませんでしたが、今までやってきたことを頭で整理できていたので、なんとか臨機応変に対応できました。


手に入れるべき
 自分の学力を見つけること


 私が大学に合格することができたのは、毎日の練習・努力・緊張感があったからこそだと思います。そして、周りの人からの意見を良く聞いて、それを活かすことが大切だということを学びました。
 毎日、色々なアドバイスをしてくださった担任の先生には、本当に感謝しています。このAO入試で受験した経験を、これからも活かしていければ良いと思います。そして、後輩のみなさん、自分自身の実力は自分で向上させなければ意味がありません。まだ、みなさんなら十分に間に合いますので、手に入れるべき自分の学力を見つけられるように頑張ってください。



東北文化学園大学
医療福祉学部保健福祉学科

平成21年3月英進進学コース卒
埼玉岩槻中出身

先生を信じることの大切さ、
大学受験を通して実感しました


部活動で体が鍛えられたおかげで
 受験期も風邪をひかずに


 大学に合格するために感じたことは、まず、中間テスト、期末テスト、模擬試験の3つのテストを一生懸命に頑張った方が良いということです。指定校推薦で受験する人にとっては、一番重要なことなので、より多く点数を取ることを目標にして、勉強した方が良いです。
 私は、在学中にサッカー部に所属しており、心がけたことは、なるべく休まずに、上手くなるために日々努力することです。私の家は、仙台育英学園高等学校からは遠くて、しかし、遠いからこそ休まずに部活をやっていきたいと思いました。部活をやって良かったことは、精神的にも肉体的にも強くなり、大学受験で風邪をひかなかったことで、3年間、充実できました。
 私が普段、学習評価のために努力したことは、先生の授業を聞いて、黒板に書いてあることをノートにきちんと書くことです。
 中間・期末などの定期考査の対策は、まず、その勉強する教科のノートやプリントを集めて、何回も読んだり違うノートにまとめたりして、勉強していけば良いと思います。


先生や家族を思い
 受験に臨む


 大学受験で思ったことは、担任の先生を信じることです。私は、いつも先生に怒られていて、最初の方はイライラしたのですが、最後の方になると先生は自分のために怒っていると思い、また怒っている先生も傷ついていると感じました。なので、生徒が嫌いな先生なんていないと思うので、今年受験の人は、絶対に先生を信じて勉強に励んでください。
 受験に成功した一番の要因は、先生を信じて勉強したことや、応援してくれた親や兄弟のことを考えて、絶対に合格するんだという気持ちを持ったことだと思います。
 私にとっての高校生活は、埼玉県から宮城県に来て、高校生活が不安だったのですが、クラスにすぐ打ち解けて、また部活も楽しくやってこれたので、とても充実した3年間でした。



東北文化学園大学
医療福祉学部保健福祉学科

平成21年3月英進進学コース卒
相馬向陽中出身

推薦入試は不合格
AO入試で挽回


面接は、自分の答えに対しても
 更に質問されるので注意


 東北文化学園大学に入ろうと思った理由は、福祉関係の学部・学科があったからです。どうして福祉関係に興味を持ったのかというと、人の役に立ちたいと思ったからです。
 私は東北文化学園大学に入りたく、指定校推薦、AO入試のどちらも受けましたが、指定校推薦は落ちました。学校の生活態度が悪かったし、勉強の方もそんなに良くはなかったので、それで落ちてしまったのかもしれません。生活態度は日頃から注意して生活すると良いでしょう。勉強の方は、やはり赤点は取らないように勉強していれば大丈夫です。
 私は指定校推薦がなくなり、AO入試しか残っていなかったのでAOで頑張ろうと思いました。AO入試は、自分の良い所や、その大学に入りたいという熱意や意欲を発揮できるチャンスなのでオススメです。しかし、AO入試では、いろいろ質問されます。どんな質問にも聞かれてすぐ答えられるようにしっかり準備が必要です。また、自分が答えた言葉から、突っ込まれる時もあるので、自分が答える言葉にも注意してください。担任の先生や、他の先生方に面接の練習をしていただければ、先生方からもアドバイスがあるので、練習次第です。
 面接は緊張するけど、緊張するのは最初だけで、大学の試験官は優しい方々なので安心して出来ます。あと、ボランティア活動もしているといっそう良くなります。


“なんとかなるだろう”ではダメ
 しっかりと受験対策を


 大学受験は決して簡単なものではありません。努力して、しっかり練習した人が合格を手にします。なんとかなるだろうとか、この大学なら大丈夫だろうとか、まだ時間があるからという気持ちでは駄目です。大学のことをよく調べたり、大学説明会、オープンキャンパスにも積極的に参加し、自分の顔を大学の先生方に覚えてもらうという作戦もあります。
 私の受けた大学の学科のAO入試は面接と読書感想プレゼンテーションがありました。読書感想プレゼンテーションとは、福祉関係の本を自分で1冊買って、その本を読み自分の感想を面接官にプレゼンするということです。ただ読んだ感想を書くのではなく、相手にこの本が読みたくなるように説明しなければなりません。私は簡単だと思っていましたが、意外と難しいので気をつけてください。
 東北文化学園大学は雰囲気も良いし、みんな楽しそうだし、先生方も優しいので東北文化学園大学はとても良い大学です。もし、福祉関係に興味があり、福祉関係の勉強をしたい人は、東北文化学園大学医療福祉学部保健福祉学科で私と一緒に勉強しましょう。



東北文化学園大学
総合政策学部総合政策学科

平成21年3月英進進学コース卒
名取二中出身

仙台育英で進路のきっかけを得た
高校生活は無欠席で充実


簿記クラスの授業で学んだ
 経営学を役立てたい


 仙台育英での高校生活は、今後の進路を決めるきっかけを得ることができ、充実した日々を送ることができた。
 大学進学を目指そうとした理由には、簿記の授業で学んだ経営学を将来、役立てたいからであることが一番大きい。一時期は、毎日ある簿記の授業にうんざりしていた時もあったが、やはりここまで続けられたのは簿記・会計のおもしろさにあったように思う。
 また、大学のオープンスクールでマーケティングの模擬授業を実際に受け、大学で学ぶことに意欲を持てたし、これからも経営学を学んでいきたいと考えた。


面接時には言葉遣い・発声に注意
 姿勢の善し悪しで印象も変わります


 AO入試合格のために心がけたことは、言葉使いや発声にあった。特に言葉づかいは、試験官の方に対して失礼がないように気をつけた。発声では、声が少し小さかったので、はっきりと話すことに重点を置き、相手に伝わるように努力することを日頃から注意した。その中でも私が面接のために心がけたことは、姿勢である。猫背の私は先生によく注意され、姿勢の善し悪しで相手への印象が違うと教わっていたので、後輩の皆さんも日頃から心がけることをお勧めする。
 仙台育英学園高校に3年間通った中で、私が最も誇れることは無欠席だったことだ。体調が悪いときなどは遅れることもあったが、3年間通してできたことは今後の大学生活でも活かしていきたい。  私から後輩の皆さんに伝えておきたいことは、色んな大学について興味を持ってもらいたいということ。様々な学部・学科があり、それぞれ特徴のある大学が多いので、ぜひ大学について調べてほしい。
 また、評定平均値が重要とされているが、AO入試や推薦入試を考えている人は資格取得にも力を入れてもらいたい。資格を持っているのと持っていないのでは大学側の評価が違うので、英検や漢検などの資格を取るように頑張りましょう。



仙台白百合女子大学
人間学部国際教養学科

平成21年3月外国語コース卒
鳴瀬第二中出身

外国語コースと同じく少人数制の
学習環境に魅力を感じました


初めての海外留学
 今まで以上に英語に興味湧く


 外国語コースに所属しているということもあり、英語に力を入れてきました。特にオーラルコミュニケーションでは、ネイティブスピーカーの先生方と英会話が出来るので、少しでも本場の英語に慣れようと毎時間頑張って取り組んでいました。
 2年生の時には、アイルランド・ドイツへの語学研修を体験し、私が今まで培ってきた英語力を試そうと意気込んで出発しました。しかし、私が思っていた以上に、自分の意志を伝えるのが難しく苦労しました。
 帰国後は、自分の無力さを改めて実感し、基礎からやり直しました。また、海外に行ったのが初めてだったので、今まで以上に英語に興味を持ちました。


小論文対策は
 過去問をひたすら解きました


 3年生になり、大学選択をする際に、英語力の向上が出来る大学に入学したいと考え始めました。インターネットで、大学を調べ、自分に一番合った大学を選択しようと思いました。私は、もともと、県内の大学にしようと親と決めていたので、県内の大学をひたすら調べていました。
 そして見つけたのが、仙台白百合女子大学人間学部国際教養学科でした。この大学は、少人数制で、とても外国語コースと似ていると思いました。先生と生徒の距離がとても近く、勉強するには、最適な環境だと思います。 
 この大学を受ける前に私が取り組んだことは、小論文対策と面接の練習でした。小論文対策は、その大学で過去に出題された問題をひたすら解き、小論文の出題傾向を把握しました。そして、小論文のテキストを買い、似たような問題を何回も解いて、国語の先生に添削をしていただきました。面接練習では、昨年の先輩方が受験した時のデータを探して参考にしました。また、自分で質問を考えてノートにまとめていました。面接の練習は、やればやるほどいいと思うので、たくさんやりました。その結果、合格することが出来、本当に嬉しく思います。



石巻専修大学
経営学部経営学科

平成21年3月英進進学コース卒
石巻中出身

大学で自分を磨きながら
将来の夢を見つけます


自分を知ってもらいたいので
 AO入試を選択


 大学進学を目指した理由は、大きく言えば、就職に有利だからです。やはり、大学に行っているのと行っていないのでは、大きな差があり、給料も違ってくるでしょう。実際のところ私は、現段階では、何になりたい、こんな職に就きたいという夢は、まだ明確ではありません。なので、大学4年間で自分を磨き、新たなものに興味をもつために入ったのかもしれません。
 大学進学を希望する中で、入試の方法はいくつかあります。私はAO入試で入りました。AO入試は、自分はこんな人間なんだ、こんなところがすごいんだとアピールするもので、面接がとても重要です。
 私はAO入試を希望するのには、とても悩みました。私はどちらかというと、口数は少なく、積極性に欠けており、AO入試向きではなく、推薦入試向きの人間だと思っていたからです。そんな私がなぜAOにしたかと言うと、自分を分かってもらい、自分の力で入りたかったのです。少し大袈裟かもしれませんが、AO入試は学校からではなく自分で自分を推薦するものなのです。こんな理由で私は入りましたが、みなさんもよく入試方法は考えてください。


面接で“答え暗記”は逆効果
 “流れ”だけ決めておく


 AO入試で必ずやっておくべきことは面接練習です。面接では、かなり深いところまで質問されるので、それに対応できるように、志望動機はもちろんのこと、入学してからどんなことがしたいか、何になりたいか、仙台育英のこと、最近、気になったニュース、そして本も2冊以上読んでおくことが大事でしょう。
 それから、面接練習で教頭先生からあまり練習しすぎて、言う言葉を暗記するようなかたちではダメだと言われました。ある程度の段階に自分で分け、志望動機を聞かれたらこうとか、最近読んだ本を聞かれたらこうとか、流れを決めて臨むのが一番最適なのです。言葉を暗記してしまうと、すぐ面接官に見破られてしまうので、逆効果です。 
 面接以外でやっておくべきことは、オープンキャンパスに行くことではないでしょうか。パンフレットを見るのも大事ですが、実際に自分の目で大学を見れば、新たな発見もあるでしょうし、面接で来たことを話せば、かなり好印象です。
 以上のようなことを主に頑張りました。後は日頃の学校生活をまじめに過ごすことです。評定平均値は3.5以上。できれば4.0以上が好ましく、無遅刻無欠席であることも有利です。みなさんも必ず合格できます。頑張ってください。



石巻専修大学
経営学部経営学科

平成21年3月英進進学コース卒
塩竃第三中出身

オープンキャンパスに参加
顔を覚えてもらうと面接が楽に


将来は未定
 大学では人生設計をしたい


 何故、大学へ進学しようと考えたかというと、大学でやりたいことを見つけたかったからだ。私は高校生活で特に目標等を意識せずに過ごしてきた。こんな状態では就職しても良い結果にはならないだろう。なので、大学での時間を人生設計に使うために進学を考えたのである。
 私は自己推薦で合格したのだが、何故かというと私の人間としてのレベルで判断してもらいたかったからである。私は学力面に若干不安を感じていた。なので、学力面より人間性に重点を置いて評価する、自己推薦入試の方が、私に適していると考えたからだ。
 私は、高校生活では当たり前のことしかしていない。日頃の授業を真面目に取り組み、課題等をしっかり提出していれば、高く評価してもらえるだろう。このようにしていれば、定期考査も少ない勉強量でも自信を持って臨めるようになっているはずだ。


志望大学が決まらない場合は
 オープンキャンパスに行ってみると良い


 大学は、勿論、自分に適した大学が一番良いはずだ。では、どのように大学を選ぶのかというと、将来、就きたい職業から考えていくといい。自分のやりたいことはどの大学がしやすいのか、などと考えていると大学を選ぶのが楽になるはずだ。
 私のようにやりたいことがない場合は、大学のシステム等を見て、自分に適していると感じた大学のオープンキャンパスに行ったりして、大学を絞り込むと良いだろう。オープンキャンパスにはなるべく行くべきだと思う。実際に大学に行くと、インターネットでは分からないことを知ることが出来る。何回も大学に行くことで、大学側が顔を覚えている場合もある。このようなことがあると、合否に良い影響を与える可能性がある。このようなことがあるのも、オープンキャンパスの利点の一つである。実際に私の友人の合格者の一人に顔を覚えてもらい、面接がしやすくなったという人もいる。
 大学に合格するまでは、様々な対策や勉強等でとても多忙な日々を受験のストレスを感じつつ過ごさなければならなく、とても苦しいものである。だが、どんなに苦しくても最後まで集中して課題に取り組んでほしい。そうすれば、きっと合格できるだろう。



山野美容芸術短期大学
美容保健学科

平成21年3月英進進学コース卒
向洋中出身

5月から始まるAO入試
部活動で得たことをアピール


祖母と同じ仕事がしたいと思い
 短大への進学を希望


 美容師を目指したきっかけは、私の祖母が美容師をやっていて、その姿を幼い頃から見ていて、人を綺麗にする仕事って良いなと思い始めたのがきっかけです。
 山野美容芸術短期大学を知ったのは、担任の先生の紹介でした。パンフレットをもらい内容を見てみると、仙台にある美容の専門学校では習えないこともたくさんあり、私にとって、とても魅力的に感じました。
 山野美容芸術短期大学のAOは5月から始まり、他の大学よりとても早いです。私は、B日程で受け、自己推薦書を送り、その後に個人面接と集団面接がありました。自己推薦書では、なぜこの大学に入りたいか強い意志や入学後どのようなことを頑張りたいかなどを書きました。


部活動と仲間の
 すばらしさをアピール


 個人面接では、「まず自己アピールをお願いします」から始まりました。私は、なぜ美容師を目指すようになったか、なぜこの大学を選び入りたいかなどを言いました。
 集団面接は、7〜8人で、先生は3〜4人でした。内容は、「高校生活でどのようなことに力を入れてきたか」でした。私は、中学校と高校での部活動と仲間のすばらしさを話しました。皆の発表が終わったら、質問がある人は手をあげ、質問しました。
 面接はとても緊張しましたが、とても良い経験だと思いました。その後に、成績表を送り、合格通知が届きました。
 仙台育英に入学し、この大学を知って、合格できたことをとてもうれしく思っています。勉強は苦手でしたが、部活動を通して、たくさんのことが学べてよかったと思います。