「自分たちと同い年くらいの子が原付バイクで走行中交通事故で亡くなっているのを見て、死のうと思って死んだわけじゃないし、絶対にもっと生きたいと思っていたのに、こういう交通事故とかで亡くなって…。もし自分たちがそこ(現場)にいれば、助けてあげられたのかなと思ったりました。将来お酒を飲むとしたら、飲んだあと絶対に車を運転をしないよう心掛けたいと思います」
T-フレックスコース 3年

「(平成5年に起こった事故で)未だに加害者からの謝罪がない、という遺族の文章にびっくりしました。私が仙台育英に入ったということは、飲酒運転根絶に対しての責任のようなものがあると思うので、これからもちゃんと意識を持っていこうと思います」
外国語コース3年

—…生後9ヶ月の子どもが亡くなっているのを見て
「こんなに小さい子たちが死んでしまうと、まだ私たちくらいの年にもなっていないわけだから、まだ何も経験していないし…生まれてすぐ何もしないで終わってしまって…。ご両親の気持ちを考えると、言葉じゃ表せないと思う。本当にこれからだったのに。今まで飲酒運転について他人事というわけじゃないけど、ニュースとかで流れていても『ああそうなんだ』と思っていたけれど、その人たち本人や親の思いを展示で見ていると他人事じゃないし、もしかすると自分だったかもしれないと思ってしまいます」
T-フレックスコース3年

「死んでしまったら自分のやりたいことなど、すっかり終わってしまうんだということを強く感じました。だから一生懸命やりたいことをやりながら、絶対に生きていきたいと思います」
T-フレックスコース2年

「中学のときに野球部に入っていたので、展示で野球部に所属していた子が、軽自動車に跳ねられて亡くなってしまった、というのを読んで、こんなに悲しいことが本当にあるのだと思いました」
英進進学コース類1年

「事故が起こるまでは他人事という思いだったという文章を読んで、そのとおりだと思った。今まで飲酒運転について考えたことがなかったので、自分とは関係のない、遠い出来事だと思っていました。飲酒運転は本当に良くないことだと思います」
英進進学コース類2年

「飲酒運転が原因で亡くなった人だけの展示かと思っていたのですが、内容を読むと違うことが原因の方も多くいました。同い年で亡くなった人を見ると、もし自分が今死んでしまったり、3歳のときに死んでしまったりしたら、どうなるのだろうと考えました。
 東日本大震災のとき、学校の校舎にいたんですけど、学校にいなかったら生きていたかも分からないので、展示を見ていると、普段悩んでいることや考えていることがすごく小さいと思えた」
T-フレックスコース2年

「展示を見ていると飲酒運転で亡くなられた方が多く、そこはやはり許されることではないので、こうやって『生命のメッセージ展』を開くことによって、生命の大切さをたくさんの人にもっと知ってもらえたらと思います。私は生徒会執行部として今回の展示に準備の段階から携わっていました。以前までは命について軽く考えて生きていたのですが、展示に関わったことで、事故に遭った人達は何も悪くない、そういう人達のためにも懸命に生きなきゃいけないと思いました」
英進進学コース類3年

「加害者が不起訴処分というのに、すごく怒りを覚えます。(事件・事故後に加害者が)音信不通になったりとかが普通にあって…。将来こういった犠牲者を少しでも減らしたいと思います」
フレックスコース類1年

「命って自分にある身近なものなんですけど、今回のような機会があれば、その大切さを知ることで、生命の重みとか尊さを知ることができたのと、理不尽な死というのは、やっぱりもし自分がその立場だったり、親とかだったら許せないかなと思いました。これからも忘れないために、『生命のメッセージ展』などを広めていくことが大事だと思います。亡くなった人の分まで、今生きているということを大切にしたいです」
英進進学コース類2年

「他人事のようで他人事じゃないですね。生まれたばかりのちっちゃい子の尊い命を奪って、可能性や未来も全て、ひとつの事故で奪って無くしてしまうのは、すごく酷いことだって思います」
フレックスコース類1年

「1年生なので展示を初めて見ましたが、命を大切にしたいと思いました。辛いことがあったときも頑張らないとな、と思います。人間いつ死んじゃうか分からないし、何も関係ない人が死んでしまうのは理不尽だなと思いました」
秀光中等教育学校1年

「展示を見ていると生きているっていうのは、本当に奇跡とかでできているんだと思います。自分たちはその奇跡で生きているので、生きるって大切だと思います。大人になってもいつ死ぬか分からないので、そういうことも考えて1日1秒を大切に悔いのないような生き方をしていかなきゃいけないなと思いました。
 ふざけて死んじゃったり、ふざけて人を殺してしまったりは、悲しいとしか言い様がないです。今も絶対に喧嘩をしないようにしているんですけど、人間は本当に簡単に死んでしまうので、もし友達が喧嘩をしていたら『やめようよ』と声を上げたいです。多くの人に呼びかけて、こんなもったいない事故を絶対になくしていきたいと思います」
秀光中等教育学校3年

「展示を見ていると、車の事故がとても多いので、こんな事故を減らさなきゃいけないと思います。将来車を運転するときには、ものすごく注意しなきゃいけないと思いました」
秀光中等教育学校3年

 
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