2005年5月22日、本校行事「さつき祭」の一環として
早朝に実施されたウォークラリーの最中、本校生徒の隊列に
飲酒・居眠り運転、信号無視の暴走車が衝突しました。
　生徒3名の命を奪い、20名が重軽傷を負った痛ましい事故は
9年が過ぎた今日も、多くの人の心に深い傷跡を残しています。

　本学園では毎年5月22日を“I-Lion Day”と制定し、
二度と同じ悲劇が繰り返されることのないよう、
そして失われた３名の魂が安らかであることを祈りながら、
飲酒運転の根絶を誓うさまざまな追悼行事を行っています。

　22日朝、校内放送による “I-Lion Day”についての説明のあと、本校多賀城校舎に設置されたメモリアルストーンへの参拝・献花が行われました。今年の献花には、宮城県副知事、宮城県警察本部長、多賀城市長の皆様が来てくださいました。

　また、ほかにも宮城県などが主催する「飲酒運転根絶県民大会」への参加や、国道45号線沿いでの運転手に向けた啓発運動「飲酒運転根絶大会」など、飲酒運転のない安全・安心な交通社会をつくる取り組みが行われました。