午前8時、仙台育英学園多賀城校舎職員一同が見守る中で、 『メモリアルストーン』の除幕式が行われました。

 メモリアルストーンが設置されたのは、多賀城校舎の南区の東端。
 除幕を前にしてマイクに立たれた校長先生は、
「あの日、生徒達はこの北側の門からウオークラリーへと出かけていきました。目的地は東の位置にある松島研修センターです。ここの場所は、あの日の彼らの目的の場所に一番近いところにあるのです。また、この場所は、亡くなられた3人を先輩、後輩達が日々の学園生活の中で見守れる場所でもあります」  
と、この場所にメモリアルストーンが建てられた理由を述べられました。

 碑には一編の詩が刻まれています。  
「この詩は、昨年6月1日の“お別れの会”までに3人のことを思いながら私が書いた詩です。昨年のあの痛ましい事故は、学園が間もなく100周年を迎えようとしている時に起こりました。このメモリアルストーンは、あの事故によって私達の心にぽっかりとあいた穴を少しでも埋めることができればとの思いでつくられたものです」

 校長先生によって除幕が行われた後、多賀城校舎職員に続いて、 特別進学コース2年生および外国語コース、英進進学コースの生徒達が拝礼しました。
 
メモリアルストーンに刻まれた詩 全文
 
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