第5号
 

 
■学園創立百周年記念
 ニューヨーク・シンフォニック・ アンサンブルとのジョイントコンサート

宮城県民会館に1500名を超える
入場者を集めて盛大に開催される
   

 7月11日、仙台市の宮城県民会館を会場に開催されたニューヨーク・シンフォニック・アンサンブルと本学園(秀光オーケストラおよび秀光混声合唱団)によるジョイントコンサート。「学園創立百周年記念」を冠にしたコンサートだけあり、ステージも客席も、素晴らしい盛り上がりのうちに幕を閉じました。

 当日は、会場がある定禅寺通の欅並木に「学園創立百周年」のバナー(旗)を飾り、その下には米国からの楽団と今回タイ王国から招待した方々に敬意を表して、両国の国旗を添えました。タイ王国とは留学生を受け入れるなど、これから新しい関係がスタートしていくことになります。

 演奏会のステージでは、「百周年記念」ならではの企画を盛り込みました。

 第1曲目の『弦楽のためのアダージョ』(バーバー)では学園百年の歴史を築いた人々への報恩と追悼の思いを込め、2曲目の『レクイエム』(モーツァルト)からの曲は昨年5月22日の事故で亡くなった3人の生徒への冥福を祈って。そして『フィンランディア』(シベリウス)ではステージ両脇に設置したスクリーンにこれまでの学園の姿を映しながら「苦難と克服の百年」を振り返り…といったふうに。まさに百周年を象徴するステージとして構成しました。

 そして会場が一つになっての校歌斉唱…会場の人々すべてにとって、学園創立百周年を記念するコンサートとして忘れられないものになりました。

   
   
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