第8号
 

 
2009年4月、
多賀城校舎に誕生した
T-フレックスコース、1年生の
6割近く【58.1%】が部活に所属


 今年4月、多賀城校舎にT-フレックスコースが誕生しました。このコースは、高校生活3年間、部活動に励みながら大学進学をめざすことを目的としたコース。現在、160人の新1年生が学んでいますが、さて、コースがスタートしての現状はー。
 「“部活動に励みながら”については、目的が達成されつつあります」と、T-フレックスコースの瀬戸信男教頭。「160人中82人が運動部あるいは学芸部に所属。T-フレックス1年生全体の58.1%という割合で、このパーセンテージは他のコースを大きく抜いています」(瀬戸教頭)
 所属する部で最も多いのは硬式野球部の男子36人なのですが、そのほかの運動部では男子がサッカー(6)、ハンドボール(5)、柔道(9)、テニス(6)など。女子は卓球(1)、剣道(2)などの運動部に加えて、演劇(3)、書道(3)、吹奏楽(1)など、学芸部に所属する生徒も目立ちます。
 もう一つの目的、「大学進学」については3年後の頑張りに期待することになるのですが、「生徒たちは自分に合った部を選び、充実した高校生活をスタートさせているようです。部活動での充実は、学習面での“やる気”にもつながるはず。この“やる気パワー”に期待しながら、積極的に指導していきたいと思います」(瀬戸教頭) 

 
ともに仙台育英・剣道部に憧れて、T-フレックスコースに入学し、北辰館の道場で稽古に励む塚本さん(写真左/ 茨城 竹来中出身)と小川さん(写真右/ 福島 伊達中出身)。二人が仙台育英への進学を決意したのは、中学生のとき、多賀城校舎グローリーホールを会場にして毎年開催されている『杜の都中学校選抜剣道大会』に出場したのがきっかけ。「礼儀正しく溌剌として稽古している先輩のみなさんの姿に憧れて…。そんな先輩達と一緒に稽古ができて、いま、毎日がとても充実しています」と、声を揃えて話す二人です。
   
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