外国語コース
日本女子大学 文学部 英文学科に指定校推薦で合格

外国語コース
柴田さん
(東豊中出身)

日本古来の武道なぎなたで
英語圏の人々に自国の文化を紹介します


■指定校推薦では部活動も評価されます

 仙台育英のオープンキャンパスでは、外国語コースの先輩たちが英語やスペイン語で堂々とスピーチしている姿に、何てカッコいいんだろうと感動しました。

 英語が大好きな私は海外留学や2年次のアイルランド研修に憧れて外国語コースへ来て、なぎなたと出会ったのです。学校案内パンフレットに「外国の文化を知るには、まず自国の文化を知ること」とあるとおり、日本古来の武道の習得は英語圏の人とコミュニケーションをとる良いきっかけになると思い、本格的に習うことを決めました。

 なぎなたは2mほどの竹製の武具を半身の姿勢で構え、上方下方、斜めから振って相手と打ち合うスポーツ。優雅に見えるけれど動きは激しく、防具をつけても当たりどころによっては青アザができます。

 なぎなた部は着実に試合を重ね、東北六県をはじめ島根、大分、沖縄、新潟など全国各地に遠征しました。西日本の選手との試合では、相手へのアドバイスをズバズバ指摘する物怖じしない態度に影響を受け、私も積極性が増しました。戦績は、宮城県大会において演技競技・個人・団体すべて優勝。指定校推薦では試合結果も含め、3年間にわたって勉強と部活を両立できたことが評価されたと思います。

■夢を叶えるチャンスを最大限に活用してください

 外国語コースの授業は先生と生徒が共に意見を出し合う形で、先生は生徒の意見を頭ごなしに否定せず、「なるほど、それは正しいかもしれない。でも、こういう意見もあるよ」と全員に考えを促します。

 日本女子大のオープンキャンパスでも、講義中に教授と学生がなごやかに話していて親近感を持ちました。授業を真面目に受ければ定期テストで高得点をキープできるので、受験前は弱点を補強するよう心がけた程度です。本番の面接では、なぎなたで身につけた礼儀作法と積極性を活かし、面接官の目をまっすぐに見て受け答えできました。

 外国語コースには外国語を学びたいという目標を持つ人間が集まり、留学、研修旅行、外国からの留学生やネイティブの先生など、異文化に触れるチャンスが揃っています。先生方も一人ひとりの適性を把握してアドバイスをくださるほか、留学から戻ってきた人のために補講を設けるなど、夢を叶えようと頑張る生徒をこれほど全面的にサポートしてくれる学校はありません。

 私の年度は残念ながら新型インフルエンザの流行でアイルランド研修が中止になったため、大学進学後に海外留学を目指すつもりです。後輩の皆さんも外国語コースの特長を活用し、大いに見識を広め、グローバルな視野を育ててほしいと思います。


   
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