T-フレックスコース
東北学院大学 法学部 法律学科にスポーツ推薦で合格

T-フレックスコース
遠藤くん
(石巻山下中出身)

フレックスのカリキュラムで効率良い学習に成功
剣道に全力で打ち込めました


■基礎からの指導でわかりやすい授業です

 小学生の頃から剣道の全国大会に出場して、中学では宮城県大会個人戦優勝という戦績をあげた私にとって、仙台育英は魅力的な強豪校でした。剣道で尊敬する先輩たちが在籍し、部活をしながら大学受験に挑めるT-フレックスコースがあったからです。

 運動部員は日々の練習や遠征に時間をとられて勉強がおろそかになりがちですが、フレックスコースでは先生が基礎から丁寧に教えてくださるので、授業内容がしっかり頭に入ってきます。テスト前にはそれまで習った範囲をわかりやすくまとめたプリントが配布されるので、そのプリントを中心に効率の良いテスト勉強ができました。

 正直なところ、平均くらい取れればいいと思っていましたが、遠征で公認欠席する以外はできるだけ授業を受け、プリントを暗記するほど反復した成果が出て、最初のテストは予想以上の高得点。自信がつき、この成績をずっと維持しようと意欲が湧きました。

 私には将来、警察官になって剣道を続けるという夢があるので、法学部への進学を目標に毎回プリントを暗記して短期集中型の学習を続けました。

■空き時間は体調管理に努め、ベストの状態で戦えました

 T-フレックスコースでありがたいのは、授業が早く終わる日があり、空き時間を身体のメンテナンスにあてられることです。部活は練習の中身が濃く、全身の筋肉が悲鳴をあげるほどぎりぎりまで絞られます。今までは疲れも痛みもそのままにしてきましたが、仙台育英では練習と同様、体調管理も大切だと教わり、空いた時間を利用して筋肉をほぐすマッサージを受けています。

 高校3年間、厳しい合宿や練習を乗り越えてここまで来られたのは、監督をはじめ仲間や後輩が自分を支えてくれたおかげと心から感謝しています。遠征試合で各地をまわって、竹刀の振りの早さ、ここ一番の根性など全国には凄い選手がまだまだいるんだなあと実感し、彼らと話すことで精神的にも成長できました。

 フレックスコースには野球部員が多く、「俺たちは甲子園出場が決まったから、剣道部も頑張れよ!」とエールをもらったことも大きな励みになりました。思い出の試合は、インターハイ出場がかかった宮城県大会決勝です。勝負が最後までもつれ、自分の出る大将戦にすべてが託されました。押しつぶされそうなプレッシャーの中、敵の大将から2本目を取って優勝を決めた歓喜の瞬間が忘れられません。インターハイ沖縄大会では個人戦ベスト16まで勝ち進み、充実した部活動ができました。

 今後の目標は、東北学院大学で一日も早くレギュラーを勝ち取ること。学業面では、法学は膨大な知識を覚えなければならないため、フレックスで鍛えた暗記力を活かすこと。大学でも文武両道を目指して戦い続けます。


   
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