■選手挨拶池田久美子選手
 
 久しぶりに仙台育英学園高校に来て、電車に乗りながら、とても懐かしく思いました。私が陸上を始めて、結果が良いとき、悪いときがたくさんあったのですが、その、転換期というか、私に大きな、忘れかけていた夢と希望をもう一度思い出させてくれたのが、仙台育英だったので、今こうして皆さんの前で「世界選手権がんばります」というお話ができることを、とても嬉しく思い、仙台育英に少しでもこうやって恩返しができているのかな、と少し思います。

 私の小さい頃からの夢は、走り幅跳びで7メートルを跳んで、そして世界でメダルをとるという、大きな目標です。今これに、あと14センチと迫っています。日本人ではなかなか難しいことと言われているのですが、小さい頃からの夢でもあり、私の人生の一番の目標でもあるので、ぜひ、日本人で誰もやったことのないことを達成して、またここで皆さんに良い結果報告ができるように頑張ってきたいと思います。

 走り幅跳びは、8月27日が予選、28日が決勝です。皆さんの応援と手拍子で7メートルに向かって一直線に跳びたいと思うので、ぜひ応援よろしくお願いします。
 
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