2008/09 Topics

 第61回全日制課程卒業証書授与式

 


■第61回全日制課程卒業証書授与式
 日時:平成21年3月1日(日)

    午前…フレックスコース
    午後…
特別進学・外国語・英進進学コース
 

 3月1日木曜日、本校全日制課程卒業生の卒業式が行われました。今年は特別進学コース208名、外国語コース56名、英進進学コース311名、フレックスコース209名、合計784名の卒業生たちが卒業証書を手にしました。卒業証書授与のあとには「優等賞」、「3カ年精皆勤賞」、「生徒会功労賞」「特別功労賞」などの表彰が行われ、校長先生の式辞へと続きました。

■厳しい状況にもかかわらず
 進学、就職状況は好調

 校長先生は式辞の中で今年の進路状況について触れられました。就職活動については、例年にも増して今年は厳しい状況となっているにもかかわらず約95%という高い就職内定率となったことは「3年生の努力はもちろん担任の先生や就職部の先生の親身な指導、そして何より6万人を超える仙台育英学園の卒業生の皆さんが陰に陽に支えてくださった結果です」と感謝を述べられました。大学進学についても大学への合格者が現時点で昨年よりも増加していることを挙げ「皆さん第61回生は大変立派な活躍をしてくれています」と卒業生たちの努力を称えられました。
 最後に校長先生から卒業生へ、学園創立者加藤利吉先生の故郷でもある会津についての作品を数多く手がけた作家・早乙女貢氏の“天に星あり、地に花あり、人の心に誠あり”という言葉が。「この言葉は仙台育英の建学の精神の一つ“至誠”そのものに当てはまります。今後、苦しいことがあれば、この言葉を思い出してください。そして皆さんが美しく清らかな心を持って生まれてきたこと、そして今でもそれを持ち続けて本学園で学んできたことを忘れないでください。」と、激励されました。

■母校で培われた育英魂で
 苦難を乗り越えてください

 在校生からの送辞は生徒会会長の須賀くん(特別進学コース)から。「これから先輩方は進学、就職と進む道は異なってもこの学舎から実社会の荒波の中へ船出されます。先輩方の行く手には数々の困難が待ち受けていると思いますが、いかなる壁にぶつかろうとも母校で培われた至誠、質実剛健、自治進取の育英魂で苦難を乗り越えていただきたいと思います」との言葉を贈りました。

■それぞれに尽力した
 思い出深い3年間を振り返って

 答辞は、2名の卒業生代表が読み上げました。
 前生徒会会長の吉田くん(英進進学コース)は、学校行事で友情を深めたことや生徒会会長として「チェンジ」というテーマを掲げて取り組んだ育英祭などの思い出について「
今こうして振り返ってみると、高校生活の様々な行事を経験するたびに、未熟ながらも、どこか自分の中で成長し、“チェンジ”した自分をはっきりと感じることができます」と語りました
 在学中は硬式野球部のキャプテンとして活躍し現在は読売巨人軍に所属している橋本くん(フレックスコース)は答辞のなかで、2年生時の北海道学研修旅行や夏の甲子園大会を賭けた宮城県大会決勝戦など数々の思い出を語り、最後に「仙台育英で過ごした3年間を誇りに、どんな困難にもくじけず“ライオン魂”で突き進んでまいります」という抱負で締めくくりました。

 卒業生代表の答辞全文をここに紹介しましょう。

*答辞【卒業生代表 吉田くん

*答辞【卒業生代表 橋本くん