2003 Topics-1 3月1日 仙台育英学園高等学校 第55回卒業証書授与式
 
 
 3月1日土曜日、本校全日制課程卒業生1540名の卒業式が行われました。
 会場は宮城野校舎・体育館と多賀城校舎・グローリーホール。午前(宮城野)と午後(多賀城)の2回にわたって挙行されました。
 午前の宮城野校舎体育館「鵬翼」に並んだのは外国語コースと教養コースの卒業生たち。卒業証書授与のあとには「優等賞」「精皆勤賞」「資格合格者賞状」「生徒会功労賞」「特別 功労賞」の授与があり、その壇上には昨年8月、全国高校軟式野球大会において“全国優勝”に輝いた本校軟式野球部3年生8名が並びました。  さらに、卒業生の席には和服を着て体格が際だつ卒業生の姿が…。昨年12月、本学園から初の角界入り、錦戸(元・関脇水戸泉)部屋に入門した児玉 貴幸くん(教養コース・玉川中出身)の姿がありました。児玉くんは本校・加藤校長先生から『黒獅子』のしこ名をもらい、9日初日の大相撲春場所から序ノ口力士として土俵を踏みます。
 午後2時にスタートした多賀城での式でも、特別進学、英進コースの卒業生たちにまじって、ちょっとユニークな生徒たちの姿が…。彼らは海外の姉妹校からやってきて本学園で学んでいる留学生たち。カナダ、ニュージーランド、クロアチア、アメリカ合衆国からの6名の留学生は、この卒業式で名誉卒業証書を授与されました。
 続く校長先生の式辞では「ここに並ぶ卒業生たちの学年を一言で表現すれば“元気の良いパワーあふれる”生徒たち。軟式野球部や卓球部の全国制覇、陸上競技、サッカー、ラグビー、ライフル射撃部などで全国的な成績を数多く残したこのパワフルさは、間もなく迎える学園創立100周年の歴史の中に燦然と輝くでしょう」という賛辞を受けました。