平成22年度仙台育英学園高等学校入学式が4月4日、多賀城校舎グローリーホールを会場に挙行されました。午前10時からは特別進学コース、外国語コース、英進進学コースI・II類、T-フレックスコース、午後2時からはM-フレックスコースの新入生が会場に並び、計878名が新たな学校生活をスタートさせました。

■先輩方と同じ栄光を
　つかむための3つの約束
　校長先生は式辞で、昨年度の実績として生徒の約7割が大学現役合格、不況の中でも就職率が100%であったことを紹介。そして、今年新しく開設された英進進学コースII類とハワイに10月1日開校予定の「アイライオン・ハワイスクール」について説明されました。
　また、「逆転の仙台育英」の意味を踏まえながら「学園創立者の加藤利吉先生の『絶対に負けない』という不屈の精神に基づいて“逆転の仙台育英”と言われるような成果を出せる生徒にみなさんを育てていきたい」と述べられました。「そのためには、3つの約束を守ってください。1つ目は“健康であること”。2つ目は“言語能力”を高めること。他の教科を学ぶにしても、世の中で生きていくためにも言語能力は必要です。国語・英語の学習は特に頑張ってください。3つ目は、どんなに苦しいこと・嫌なことがあっても絶対に“諦めず取り組むこと”。この3つの約束を守れば、3年後の卒業式には、胸を張って巣立っていくことができます」と激励しました。
　新入生代表の菊地くん（特別進学コースに入学）は「各自、確固とした目標を掲げ、主体的・意欲的に学業生活に取り組む覚悟です」と力強く宣誓。「仙台育英の名誉を一層高める努力をしていく」と新しく始める学園生活に向けての抱負を語りました。