2012 Topics

 特別進学コース 宿泊研修 PLAN2000

 
 
 

 山形蔵王の宿泊施設を研修先にして実施される、特別進学コースの宿泊研修「PLAN2000」が、昨年に引き続き今年も実施されました。
 日程は、男子が7月23日(月)から25日(水)まで、女子は25日(水)から27日(金)までの2泊3日。山形蔵王の高原ホテル『ヴァルトヴェルク』大広間を研修場所に、PLAN2000の目的である「自学自習の習慣を身につける」ために、早朝から深夜までひたすら講習、自習に取り組みます。

PLAN2000について


 特進の先生方による講習は、おもに大学入試の過去問などに取り組みます。特別進学コースを卒業して東北大学などに進学した先輩たちがチューター(講師)をつとめ、おもにマンツーマンで進められるチューター学習も。その先輩たちによる“チューター講話”では、大学生活についてや、自分がやってみて効果的だった勉強法など、大学受験に向けての情報を1年生に提供します。

3日間のスケジュール

▲特進の先生による講習
▲自学自習
▲進路講話
▲チューター学習
▲体育活動【ストレッチ】
▲テーブルの準備等も自分たちで

 男女ともに、2日目の午前中には、株式会社ベネッセコーポレーションによる講話がありました。
 男子の講師は、東北支社の高校事業部顧問 菅野俊篤氏。講話は『進路志望実現に向けて、夏期休暇をどう過ごしていくべきか』という演題で進められました。「やる気が出るピークである今の時期を逃せば怠惰な状態が習慣化する」「中学校と同じやり方では高校では絶対に通用しない」「高校のレベルでは暗記だけでは勝負できない」など、説得力のあるの話に耳を傾ける生徒たちの表情は真剣そのものでした。
 女子の講話のテーマは『進路目標の達成に向けて』。講師は同じくベネッセコーポレーションの宮城県担当 阿達茂孝氏。「3年間で最も成績の変動があるのは1年生の秋」と、今(1年生の夏)の勉強が今後の成績に大きく左右することを強調したうえで、成績をあげるための要素、効率的な勉強の最大のコツ、そのために具体的に今日から何をすればいいのかなどといった実践的な話が展開されました。
 “受験のプロ”による講話で生徒たちは、まだまだ先のように考えていた2年後の大学受験をよりリアルに感じ、意識が高まった様子でした。

 早朝から深夜まで、まさに“勉強漬け”の3日間。とはいうものの、自然豊かな環境で体育活動や休憩で息抜きしながら、仲間たちと一緒にひとつのことに取り組むこの宿泊研修を、生徒たちは楽しんでいたようです。