慶長遣欧使節出帆400年記念・東日本大震災復興祈念
キューバ共和国大使講演会 『今日のキューバ』
講演日:2013年11月1日(金)
会 場:宮城野校舎 オークルーム
対 象:外国語コース3年生・硬式野球部3年生
講 師:駐日キューバ共和国大使
マルコス・F・ロドリゲス閣下 |
11月1日(金)、マルコス・F・ロドリゲス駐日キューバ共和国特命全権大使が本校宮城野校舎を訪問。慶長遣欧使節出帆400年記念・東日本大震災復興祈念『本日のキューバ』と題した講演会が行われました。
平成23年にキューバ共和国から『友好勲章』を授与されている加藤雄彦校長先生はスペイン語で挨拶。「私達の学校はこれまでスポーツや文化を通してキューバと良好な関係を築いてきました。これからも同様により良い関係を築けることを願っております」と、生徒のために日本語でも話されました。
▼キューバの基本情報を
わかりやすく解説
“Buenos días !”とロドリゲス大使がスペイン語で挨拶すると生徒たちも元気に声をそろえて「ブエノス ディアス!」。講演の最初に大使は2011年の東日本大震災について触れられ「この出来事は、日本の人たちが困難に打ち勝って国を発展させるという気概に満ちて努力をする人たちなんだということをよく表していたと思います」と話されました。
講演は、スライドを用いながらわかりやすく進められました。キューバの気候、人口、公用語、通貨、産業、人種、宗教などの基本情報のほか、音楽や野球についてのお話も。来年、慶長遣欧使節出帆400年記念を迎えるにあたって、支倉常長率いる慶長遣欧使節の訪問から続いてきたキューバと日本の交流についても解説されました。そして、「美しい自然があり、音楽があり、美味しい食べ物があり、文化が大変盛んな国。しかしキューバの一番の宝は、陽気でホスピタリティに富んだ人々です。ぜひ大勢でキューバを訪れてください。心から歓迎します」とキューバの魅力をまとめ、講演を締めくくられました。
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