2013 Topics

 KI-YO(清貴さん) ミニライブ&トークショー

 
 
 

 仙台出身・アメリカ在住のシンガーソングライター、KI-YO(清貴)さんが活動拠点にされているニューヨークから日本へ。再び素敵な歌声で私たち生徒を励ましに来てくれました。

 4月11日(木)、外国語コース2年・3年生の新学期記念に、『KI-YO ミニライブ&トークショー』が開催されました。会場は多賀城校舎サウスウイング中講義室。KI-YOさんは昨年度9月にも本校を訪問して、ミニライブを行ってくださいました。

▼手拍子が鳴り響く場内
 英語の発音のレクチャーも


 始まってすぐに会場を沸かせたのは、KI-YOさんが3年前渡米して最初に完成させた楽曲である、『#1』(ナンバーワン)。トークでの話題はKI-YOさんが渡米したときのことになり、「当初は英語がそんなに話せなかったのですが、“歌いたい、誰かとコミュニケーションを取りたい”という一心で、3年間必死に勉強しました」と打ち明けてくれました。

 つぎに、黒板に書き出された2曲目に演奏される曲『If you wanna make it』の歌詞を指差し、「この部分を訳せる人はいる?」と問いかけながら、発音や単語の意味をレクチャーしてくださいました。さらに「英語の歌詞にはよく、学校で勉強した英語とは異なる表現が使われます」と気持ちをより強く訴えかけるための英語表現を紹介され、『If you wanna make it』には“輝くような自分でいたい”、“夢を大きく持たなきゃ”など、前向きで強い思いが歌詞中に込められていることを説明。「ぜひ歌詞を見ながら聴いてください」と演奏してくださいました。生徒は歌詞を見つめながらも、曲の力強いメロディと歌声に聴き入っていました。


▼可能性や表現に制限をかけないで
 “チャレンジすること”が大事


 最後の曲では、『Heart to Heart』を熱唱。生徒たちは手拍子をして座席から立ち上がり、“Join hands, Let's come together now ! ”とサビを何度もリフレインし、会場全体に響かせました。そしてKI-YOさんのCDアルバムなどプレゼントを懸けたじゃんけん大会のあと、アンコールで 『#1』がもう一度演奏され、会場いっぱいの拍手と笑顔に包まれてミニライブ&トークショーは幕を下ろしました。


 生徒たちに向けた言葉の中でKI-YOさんは、「僕がニューヨークに行って思ったことは、“自分自身の可能性や表現に制限をかけないで、自分なりに精一杯トライしてみるべき”ということ」「“自分に向いていない”と思う前にとにかくチャレンジしてほしい。もしかしたら上手くいかないかもしれないけれど、チャレンジしたことが、さらに次につながっていくと思います」と失敗を恐れず目標に向かうことの大切さを教えていただきました。