2012/13 Topics

 中国人留学生による日本語スピーチコンテスト

 
 
 
 

 2月22日、多賀城校舎サウスウイング中講義室で中国人留学生10名による日本語スピーチコンテストが行われました。仙台育英学園では毎年多くの留学生の受け入れを行い、各国との交流を深めています。

▼日本での生活環境、中国の伝統や好きなアイドル…
 思いを素直に表現します


 スピーチを行うのは日本への滞在期間が約1〜2年間になる留学生の生徒たち。多くの生徒がテーマに日本での生活を挙げ、留学当初は初めての環境に慣れないことも多かったと話した生徒たちでしたが、スピーチの最後には、日本の留学生活が充実していたことや学校行事の楽しい思い出などを話していました。他にも日本語能力検定試験を受験したこと、四季の暑さ・寒さが極端で驚いたこと、中国の伝統や漢文、好きなアイドルについて…ときに冗談を交えて会場を沸かせながら、それぞれの伝えたい思いをとても楽しそうに発表してくれました。


▼留学生活で学んだことに自信を持ち
 将来に生かしてください
 

 スピーチが終わると、いよいよ結果発表。会場の生徒に配られた審査用紙と審査員の先生方によって、1〜3位と特別賞の計5名の生徒が選ばれます。優勝は、漢文と古文の違いと、それを知ることの面白さを説得力のある話術で論じた張さん。第2位は笑いは各国の文化に深く関係し、楽しい一生をつくる要素であると話した李くん。第3位は、中国の旧暦の新年である“春節”の始まりを話した朱さんでした。

   詳しい順位と1位張さんの全文はこちら!

 最後に外国語コースの長嶺先生から、「留学をして仙台育英で学んだたくさんのことに自信を持ち、将来社会に出てからも生かしていってください」と、それぞれ大学へ進学する生徒たちにエールを贈りました。スピーチの中で「仙台育英で過ごした日々は大切な思い出です」、「大学の勉強で、もっと日本のことを学びたい」と話した生徒たち。日本での高校生活を振り返りながらも、将来への明るい希望を胸に抱いていることでしょう。