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 平成26年度 仙台育英学園高等学校 入学式

 
“逆転の仙台育英”の 精神を胸に 充実した高校3年間を スタートさせよう
 
 

 4月7日(月)、多賀城校舎グローリーホールで平成26年度仙台育英高等学校入学式がおこなわれました。会場には特別進学・外国語・英進進学・情報科学・フレックス・技能開発コースの6コースに入学する生徒954名と、保護者の方々、ご来賓の方々が揃いました。

学園創立者 加藤利吉先生の思いと
宮城野校舎の復興へのエピソード

 
 校長先生は式辞で、2011年の東日本大震災で被害を受け、昨年春に竣工された宮城野校舎の復興に関するエピソードを披露されました。
 学園創立者の加藤利吉先生は太平洋戦争後、『仙台育英中学校(当時)』の校舎と校地が接収されてしまったときに、生徒と先生方のために学校再開をめざし奔走されました。校長先生が宮城野校舎の復興を考えていたとき、当時利吉先生が作られた土地・建物借用願を発見されました。校長先生はその内容を読み上げられ、「当時の苦労に比べて、多賀城校舎をはじめ宮城野校舎もある中で校舎の復興を考えるのは大変贅沢なことで、両校舎があること自体がありがたいことではないか、と考えることができました」、「この土地・建物借用願を見ながら、わずか1年10ヵ月で建物等の建て替えに成功し、新入生の皆さんをお迎えすることになりました」と話されました。

 そして幾多の困難があっても乗り越え、学園創立から109年間、建学の精神とともに脈々と流れている『逆転の仙台育英』の精神について「3年後、“逆転の仙台育英と言われる学校に入って良かった”と思えるよう、思い思いに過ごしていただけることを期待しています」と締めくくられました。


建学の精神を心に刻んで、
意欲的に学業生活に取り組みます


 特別進学コースの生徒による、新入生代表宣誓では「入学後は建学の精神である至誠、質実剛健、自治進取を心に刻み生活信条7か条の実践に努めていきたいと思います。まだまだ不安な気持ちで一杯ですが、先生方先輩方のご指導を仰ぎながら自分の目標をしっかり持ち主体的、意欲的に学業生活に取り組む覚悟です」と、これから始まる高校生活への期待に溢れた声で、堂々と宣誓しました。

 1年生は、特別進学コース、情報科学コースは宮城野新校舎で。外国語コース、英進進学コース、フレックスコース、技能開発コースは多賀城校舎で学びます。

 

 

入学式 新入生代表宣誓【全文】(特別進学コース1年)