2016 Topics  本校書道部が第26回宮城県高校生選抜書展で団体賞優勝などを獲得!
 
 第26回宮城県高校生選抜書展 代表生徒からのメッセージ
 
 【毎日賞】(最高賞)

自分自身に勝てるような
作品作りを続けていきます


渡辺 帆南さん 特別進学コース2年(利府中出身)


 今回の作品は草書ならではの筆運びなどを学びながら書き抜きました。書き続けていると集中力が途切れてしまって、ここでやめたいと思ったこともありますが、それを乗り越えて良い作品が書けたときは何よりも嬉しくて達成感があります。 
 今回賞をいただけたことは本当にうれしかったのですが、自分としてはまだ書けずに納得できてない部分があるので、今後は“自分自身に勝った”と思える作品を完成させてさらに喜びたいと思います。


 
 
 【宮城県教育長賞】

何度も試行錯誤するうちに
手応えを感じられるようになりました


斎藤 慶樹くん フレックスコース3年(石巻 住吉中出身)


 挑戦したのは隷書(れいしょ)で、難易度の高いものに挑みました。原帖と同じくらいまで書けるよう何度も試行錯誤をして書くうちに、手応えを感じられるようになりました。
 書道に関連する大学への進学を目指しているので、以前の書道展で作成した作品よりもレベルや質を落とさずに自分自身を向上させていくと決めています。書道をしていて波のように鋭く線を引く“波磔(はたく)”を綺麗にかけたとき、文字の左右が綺麗に揃ったときはとくに達成感があり、楽しいです。今後も丁寧に原帖を見て、1文字1文字を確認して書き進めていきたいと思います。


 
 
 【仙台市教育長賞】

本校書道部初の“かな”の書に挑戦!
文章も意味もわかってきました


千葉 綾乃さん 英進進学コース2年(東華中出身)


 私は仙台育英書道部として史上初のかなの書に臨みました。はじめ、かなは原帖に書いてある文章がわからず、それぞれの文字の解読をするところからスタートしました。変体かなは「あ」の1文字だけでも20種類以上の書き方があり、少しでも筆脈や筆意が違うと別な字になってしまうため、一つ一つの字を読解していくのが大変でした。今では少しずつですが文章の意味も理解して、楽しく書けるようになったので今後は強弱のしっかりした筆の動きも身につけたいと思います。
 
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