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 本校生徒が『千年希望の丘植樹祭 2016』に参加

 
 
 

 5月28日(土)、本校の生徒100名ほどが、ボランティア活動に参加しました。
 参加したのは、岩沼市の復興プロジェクト「千年希望の丘植樹祭2016」。第4回を迎える植樹祭に、本校生徒は毎年参加しています。今年は生徒会執行部、ラグビー部、柔道部、空手道部、そして仙台育英 外国語コース(IBDP【国際バカロレア ディプロマ プログラム】・CAS授業選択者)の生徒たちが作業に汗を流しました。

 会場となった岩沼市長谷釜地区の丘には、全国各地からおよそ1万2千人の参加者が駆けつけ、日本最大級の規模となる約10万本の苗木が植えられました。今年、本校生徒たちは比較的急斜面な場所を担当することになり、同じ場所には植樹に慣れている団体や、陸上自衛隊などが多数参加されていました。

 植樹祭の開始時刻は14時からでしたが、仙台育英の生徒は一足早く午前10時からスタートしました。最初は慣れない手つきでしたが、笑顔で楽しく作業。急な斜面で滑らないように注意を払いながら、みんなで協力し合い苗木をていねいに植えました。すべての苗木を植えたあと、稲ワラで表面を覆い、お昼頃には作業を終えました。


 
津波よけ「千年希望の丘」について 岩沼市ホームページ(関連リンク)
 沿岸部に多重防御の新しい社会共通基盤として、津波の力を減衰させる津波除け「千年希望の丘」を整備し、減災に取り組むとともに、後世の人々へ今回の津波被害の大きさや私たちの想いをつなぐために、「千年希望の丘」を含めたエリアをメモリアルパークとして整備する計画が進められています。
  森の防潮堤の計画を提唱されたのは、植物生態学者の宮脇昭先生(横浜国立大学名誉教授・国際生態学センター研究所長)です。