*IB資格を取得した生徒からのメッセージ
 

立教大学
異文化コミュニケーション学部
異文化コミュニケーション学科に合格

鈴木 純麗



欧米式授業に興味を覚えて
IBクラスに

 幼い頃からダンスや歌を習っていて、3年間ほど東京に住んでミュージカル「アニー」に出演しました。仙台に戻ってからは、楽天球団創立時から“楽天イーグルスチアリーディングスクール”のメンバーでした。小学校の時から高1まで、スタジアムでパフォーマンスをしました。夢は、アメリカのNFLやNBAでチアリーダーを務めること。将来は米国に留学したいという思いがあり、仙台育英の外国語コースなら留学生と交流できてネイティブの英語が身につくだろうと考え、この学校を選びました。1年生の時に受けたプレIBで、外国人の先生から英語で理科の授業を受け、生徒に自主的に発言させる欧米式授業に興味を覚えてIBクラスに入りました。

創造性・活動・奉仕のCASでは
大好きなチアを

 IB クラスは、予想よりずっとハードでした。日々の課題をこなしながらレポートを書き、選択テーマの下調べを行い、プレゼンの準備などをしていかなくてはなりません。とにかく「時間が足りない!」の日々でした。私の選んだCAS(創造性、活動、奉仕)プロジェクトは、大好きなチア。イーグルス時代の友達に声をかけて少人数のチアチームを作り、県内のさまざまなイベントに出演、老人ホームも慰問しました。老人ホームでは静かな催し物が多いので、派手なチアパフォーマンスは驚かれましたが、元気はつらつで良かったよと嬉しい反応がありました。

英検準1級、IB資格取得、
そして志望大学への進学…

 IBクラスには個性的な人間が集まり、互いの意見に対して厳しい批判もします。でも、本当の意味でお互いの意見や才能を尊重しあって、意識を高く持って学ぶことができ、有意義な高校生生活を送れたと思います。IBクラスにはさまざまな分野で活躍する留学生がいて、話を聞くうちに世界が広がり、自分自身も海外へ目を向けるようになりました。3年生の時、英検準1級に合格。今年(1月5日)、IB資格試験に合格しました。立教大学異文化コミュニケーション学部はIB入試もおこなっているのですが、IB資格試験の合格発表よりも前に申し込みをしなければならないので指定校推薦で受験し、合格することができました。