2009 Topics

*吹奏楽部 2009、熱い夏の思い出

 
 
   
 入学式や卒業式、そして育英祭にオープンスクール、スポーツ応援と、さまざまな場で活躍する本校・吹奏楽部。今年の全日本吹奏楽コンクールにおいては、地区大会を経て宮城県大会(8月6日、仙台市泉区イズミティ21で開催)に高等学校小編成の部で出場。金賞を獲得しました。出場した部員に「この夏の思い出」と「来年にむけての抱負」をつづってもらいました。
 なお、部員達は現在、12月に開催されるアンサンブル・コンテストに向けて猛練習中。木管6重奏、金管6重奏、そしてパーカッションに出場の予定です。
 
   
吹奏楽コンクールに参加して  
大きな目標を掲げて、
やる気と技術が格段にアップしました


英進進学コース3年 大崎さん 郡山中出身

 今年は、部員全員でコンクール前に目標を決めました。それは、「東北大会出場」。昨年コンクールに出場していない私たちからしてみると「少し目標が大きすぎたかな」と当初は思いました。しかし練習を重ねていくうちに、決してそんなことはなく、昨年の自分たちと比べるとやる気や技術など格段に上がっているのをすごく感じました。そして吹奏楽コンクール地区大会で金賞を取り、代表で県大会に出場し、仙台育英吹奏楽部史上初である金賞という好成績を修めました。今年、東北大会出場の目標は達成できませんでしたが、今後に期待しています。



県大会では、自分たちの音楽に
さらに磨きをかけました


英進進学コース3年 佐々木さん 高砂中出身

 県大会出場を目標に、一人一人が一生懸命に練習に取り組みました。地区大会では、とても緊張しましたが、練習した成果を出し切ることができ、楽しく演奏することができました。さらに県大会出場を果たせたことが、とても嬉しく思いました。県大会では、地区大会の結果を踏まえ音楽に表情をつけたり、音程や音のバランスを整えるなど、音楽によりいっそう磨きをかけました。残念ながら東北大会への出場を逃してしまいましたが、県大会3位という実績を残すことができました。後輩たちには、さらに上を目指して頑張ってもらいたいと思います。


強化合宿やレクリエーションで
コンディションを整えました


英進進学コース3年 相澤くん 石巻中出身

 顧問の先生が変わり、新吹奏楽部として活動を始めてからコンクールまでの期間というのはあっという間に過ぎていってしまいました。顧問の先生をはじめ、講師の先生や、OB・OGの先輩方の指導のおかげで良いサウンドを奏でることができました。今年は去年までなかった強化合宿やレクリエーションなどで部員もリラックスして本番に臨むことが出来ました。今後は個々の音質や音程をしっかり揃え、来年入部してくる新人部員と共に私たち3年生が行くことのできなかった東日本大会に向けて練習を頑張っていって欲しいと思っています。


来年はさらに上を目指して
笑って終われる夏にしたい


英進進学コース2年 浅野くん 高砂中出身

 自分にとって、夏は良い思い出がありません。それはコンクールで、ずっと悔しい思いをしてきたからです。特に中3の夏は、自分のミスにより1点差で県大会を逃す、散々な夏でした。ですから今年の夏は、絶対悔いのない夏にしようと臨みました。しかし当初は、とてもコンクールに挑むような状態ではありませんでした。それでも、先生や3年生を中心に少しずつ良くなっていき、結果も残すことが出来ました。ただ、とても満足のいく内容ではありません。自分も技術、組織運営等でかなり課題があったので、最後の夏こそ笑って終われる夏にしたいと思います。


この夏は大会を目指して、
何よりも部活を優先させました


英進進学コース2年 川越さん 坂元中出身

 昨年の秋から吹奏楽部に入部して2度目の大会でした。昨年12月のアンサンブルコンテストよりも緊張感があり、皆の気迫が全く別のものとなりました。私は中学校時代から吹奏楽部に所属していました。比べものにならないほどの練習量、自分の甘さを思い知らされました。中学校と同じ結果になってはいけない。何より、先輩たちの足を引っ張ってはいけない。何よりも部活を優先させた夏でした。結果は、県大会金賞。しかし県代表の座は逃してしまいました。今までにないくらい悔しい1日となりました。来年は、さらに先へ。最高の演奏を東日本大会で。


「胸の高鳴り」を仲間たちと一緒に
味わえた素敵な思い出です


外国語コース2年 安斎さん 南小泉中出身

 「胸が高鳴る」という言葉がぴったりだった地区大会の発表。それは、全員で頑張ってきたから味わえた感情だと思います。もっと頑張ろうと練習の時に思ったり、舞台袖での緊張や舞台に立てた喜びや終わったあとの安堵など全部の感情がそろっている吹奏楽コンクールで、みんなと味わえたことがとても嬉しく思います。東北大会には行けなかったものの、地区大会、県大会で金賞をとれたこと、いつも練習を共にしているみんなと同じ舞台に立てたこと、すべてが私のいい思い出です。来年もあの「胸の高鳴り」を味わいたいと思います。


県大会で金賞をとれたことは
自分にとって良い経験です


英進進学コース2年 高橋くん 加茂中出身

 今年の夏は、目標があり、部員一同精一杯頑張れた夏だと思います。目標の東北大会までは行けなかったけれど、この県大会で取った金賞は自分にとってとても良い経験になったと思います。ここまで来られたのも、寛先生のおかげです。色々とご迷惑をおかけしましたが、本当にありがとうございました。


先生や先輩方の指導のおかげで
ここまでやってこられました


英進進学コース1年 高橋さん 稲井中出身

 今年から、私たち吹奏楽部は新たな一歩を踏み出すことができました。それは、コンクールの県大会で金賞を取ることができたということです。目標の東北大会に行くことはできませんでしたが、今まで様々なことを体験し、学ぶことができたのは、大きな自信にもなりました。私は初心者で何も分からないまま入部し、初めは先輩たちについていけるか不安がありましたが、先生や先輩方に一から教えていただいて、ここまでくることができました。多くの人に支えられてきたので、来年は東日本大会に行って、すべての人に感謝の気持ちを表したいと思います。