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  中国河南省洛陽市東方高級中学校との姉妹校提携調印式

 
 
 

 10月20日(木)、多賀城校舎中講義室において、中国河南省洛陽市にある東方高級中学校と本学園との姉妹校提携調印式が行われました。
 調印式は、両国の国歌斉唱からスタート。両校からの出席者の紹介、仙台育英学園生徒代表として外国語コース1年生の佐々木利佳さんによる中国語での歓迎挨拶、花束贈呈へと進み、両校長先生による調印に。調印が無事終了したあと、両校の校長先生がそれぞれ壇上で挨拶の言葉を述べられました。

 本学園理事で秀光中等教育学校および仙台育英学園高等学校長の加藤雄彦先生がはじめに壇上に立たれ、「秋空の美しいこの日、遠く中華人民共和国河南省洛陽市からお客さまをお迎えし、同市にあります東方高級中学校との姉妹校提携ができますことを学園を代表して歓迎とお祝いを申し上げます」との挨拶からはじまり、日本と洛陽は古くから深いつながりがあり、それにより日本文化の礎が築かれたことなどについて述べ、「そういう意味で古くから日本人にとって親しみのある洛陽の地のみなさんとこのように手を携えていけることをたいへんうれしく思います。これからも長いおつきあいができますよう、多くの生徒の教育的な交流が積極的におこなわれますことをお祈りいたします」と結ばれました。

 続いて壇上に立たれた東方高級中学校の趙永校長先生は、趙先生ご自身が日本について知ったのはかつて仙台の地で学んだ魯迅(ろじん)の小説からであり、それゆえに仙台に対してはとても興味を持っていたこと、今回、仙台育英学園を訪ねて学園の施設、寮、食堂棟がとても充実しているのを見て中国の学生がここで学ぶことに対して安心感を持てたことなどを述べ、「東方高級中学校からたくさんの留学生を仙台育英学園に送らせていただき、今後、いろいろな面で両校の交流を末永く続けさせていただきたい」と話されました。

 調印式終了後には、趙永校長先生を中心に、式に参加した中国人留学生と外国語コースの中国語選択生徒による懇談の時間がもたれました。