New York
Symphonic
Ensemble
JOINT CONCERT

ニューヨーク・
シンフォニック・
アンサンブル
ジョイント
コンサート


 
  ニューヨークで活躍するニューヨーク・シンフォニック・アンサンブル(以下NYSE)と仙台育英学園とのジョイント・コンサートが、7月19日(金)多賀城市民会館・大ホールを会場に行われました。
 NYSEはニューヨークを拠点にして活躍する室内管弦楽団で、1979年に「ニューヨーク・メトロポリタン室内管弦楽団」として発足。ニューヨーク・フィルやメトロポリタン・オペラ・オーケストラのメンバーなどから構成されています。仙台育英学園とのジョイントは、今回で5回目となります。
  第一部は、NYSEのステージ。彼らの見事な演奏に、仙台育英学園で音楽を指導している萱場夏子先生も加わり、軽やかなサックスソロを披露しました。  
 第二部からは、いよいよ仙台育英生が登場。秀光中学校の3年生全員によるフルートとクラリネットの合奏、3〜4年生による合唱、そして弦楽部と3〜5年生までの管楽器の生徒とのオーケストラが加わりました。アニメ映画「千と千尋の神隠し」の主題歌『いつも何度でも』の演奏では、生徒たちの奏でるおなじみのメロディが、NYSEによる弦楽器のやさしい音色に導かれるように挿入されるなど、息のあったコラボレーションが展開されました。
 今年から、マンドリンを音楽の授業に取り入れた外国語コースの生徒も参加。どこか哀愁漂うマンドリンの音色と柔らかな管弦楽器のハーモニーは、会場を魅了しました。
 緊張しながらも、練習の成果を出し切った育英生たち。プロの演奏家との共演という、またとないチャンスが、仙台育英生の新たな可能性を広げ、 貴重な思い出となるでしょう。
     

 曲 目

■第一部 ニューヨーク・シンフォニック・アンサンブル

モーツァルト/ホルン協奏曲 第4番 変ホ長調 K.495
ホルン:パトリック・ミランド

ミヨー/「スカラムーシュ」より 第2楽章 モデレ 第3楽章 ブラジルの女
アルトサックス:萱場 夏子

モーツアルト/バイオリン協奏曲 第3番 ト長調 K.216
バイオリン:ジャニス・マーティン


■第二部 仙台育英学園&ニューヨーク・シンフォニック・アンサンブル

〜仙台育英学園秀光中学校&ニューヨーク・シンフォニック・アンサンブル〜

滝 廉太郎/荒城の月(川辺 真 編曲)

木村 弓/いつも何度でも(曽我 道雄 編曲)

〜仙台育英学園外国語女子マンドリン&ニューヨーク・シンフォニック・アンサンブル〜
レスピーギ/「リュートのための古い舞曲とアリア 第3組曲」より シチリアーナ(曽我 道雄 編曲)

ナポリ民謡/サンタ・ルチア(曽我 道雄 編曲)


■第三部 秀光オーケストラ&ニューヨーク・シンフォニック・アンサンブル

フォーレ/パバーヌ 作品50

ショパン/ポロネーズ第3番 イ長調「軍隊」作品40の1  


■第四部 仙台育英学園高等学校混声合唱団&ニューヨーク・シンフォニック・アンサンブル

成田 為三/浜辺の歌

マイケル・ジャクソン ライオネル・リッチー/We are the World

■アンコール

夏の思い出