【一般入試】

 

慶應義塾大学 総合政策学部 に一般入試で合格

 
充実した5年間があったから、
最後の6年生時は
勉強に集中できました


加藤 さん
平成25年3月卒
八木山小出身

過去問の添削を受け
初めての小論文を乗り切る

 小学生の時は引っ込み思案でした。でも今は「そんなのうそでしょ」と、誰も信じてくれません。秀光に入った当時、人見知りだった私に「いろいろやってみたら」と声を掛けてくださる先生や友達がいて、少しずつ性格が変わり、積極的になりました。部活や生徒会の活動をはじめ、やりたいと思ったことは全て挑戦できた6年間だったと思います。
 大学も東大を目標に頑張りました。勉強は好きだったのですが、6年生になるとストレスがたまってきました。思うような成績が残せなかった時は落ち込み、プレッシャーを感じるようになったのです。最終的にセンター試験がうまくいかず、急きょ慶應義塾大学への受験に切り替えました。
 7教科から2教科での受験。しかも、その一つが全く書いたことのない小論文です。先生に相談すると、朝日新聞の記事をまとめた本を貸してくださいました。お風呂の中や電車通学時も何度も繰り返し読んで知識を吸収し、慶應の過去問に挑戦。先生の添削を受けました。学校の休みが続いたときは添削したものを郵送で送っていただくなど、本当にお世話になりました。準備期間が少なかったので猛勉強をしましたが、東大受験の圧迫から解放され、勉強がとても楽しいと感じた時期でした。


思い出に残る研修旅行
京都では寺社巡りを満喫

 秀光は1年から6年まで人数が少ないので、学年を超えた交流も盛んです。1年生のときは大人っぽい先輩たちの意見を聞くことができたし、6年生になると逆に年下の意見も聞くことができたので、とても新鮮でした。
 研修旅行も多く楽しかったのですが、一番印象に残っているのは,自分たちでゼロから計画を立てて行動した京都研修です。4人で相談し、清水寺や天満宮,清明神社など、興味を持った寺院を全部回りました。参道にはおいしそうな食べ物屋さんが並び、雰囲気につられてつい食べ過ぎてしまいましたが、その寺院訪問記は、新聞にまとめて育英祭で展示しました。6年間のうち5年間は十分楽しんだからこそ、最後の1年は心置きなく勉強に集中できたと思います。

 

 
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