〜私たちが体験したヨーロッパ〜
 
■自主研修
Austria班
石森くん
(塩竈市立塩竈第三小出身) 
榊原くん
(利府町立利府小出身)
瀬戸さん
(古川市立古川第三小出身) 
中島さん
(聖ドミニコ学院小出身) 
畠山さん
(利府町立利府第三小出身) 
真山さん
(古川市立古川第三小出身)
 
 
 スイスでのチャリティーコンサートも大成功をおさめ、氷河特急に乗ること6時間、音楽の地オーストリアに到着。モーツァルトの生家、ミラベル庭園、シュテファン寺院、王宮博物館など、全てが歴史ある風景、環境の中にあって、私達の心にたくさんの思い出が残りました。ありがとう、オーストリア!!ごめんなさい、オーストリア!!
 
 美しい景色の中を、氷河特急で走ること6時間、スイスのガイドでお世話になった山田さん、鈴木さんとも別 れ、そこから私達のオーストリア研修は始まりました。「昔ながらのものを大切にしているなぁ」というのが私達のオーストリアに対する第一印象で、どこか、引きこまれるようなところがありました。
 オーストリアにいたのは、短い期間だったけれど、様々な思い出ができた素晴らしい研修でした。下に書くのはほんの一部ですが、私達のオーストリアに対する思いを読みとって下さい!!
 


 憧れ(?)のモーツァルトの生家へ行ってきました。建物は、意外にいつ崩れるか分からないようなものでしたが、生活感が感じられるものがたくさんありました。特に印象に残ったことは、ビオラやバイオリンのサイズがとても小さかったこと、また、階段が狭かったことなどです。
 歩く度に床がギシギシと鳴っていて、こんなに大勢が一気に歩いて、床が抜けてしまわないか心配でした(笑) 。
 写真禁止だったのが残念です。
   


 Sound of Musicの舞台へも行ってきました。私達は、ユーロスクールに出発する前にこの映画を見ていったので映画の場面 を思い出しながら、実際の舞台を見ると、とてもリアリティーが湧いてきました。機会があったら、また行ってみたいと思いました。それに、鎖がなければ、Sound of Musicを、みんな(?)で再演(?!)しようとしていたのに…。マリアの様になりたい人は是非お立ちより下さい。みんなでのびのび歌いましょう!
 


 シュテファン寺院はとにかく高すぎて見上げるのに首が痛くなり、挙げ句の果 てこの通り、写真にも入りきりませんでした…。
 にぎやかなウィーンの街の中に、堂々とした姿の大寺院。外見はもちろんのこと、中もとても立派なものでした。この周りには、観光用の馬車などもずらりと並んでいて、まるで、ここだけ昔の時代にタイム・スリップしたかのようでした。
 ここは、先生方やガイドの方の話によると、修理のため工事をしていない時はほとんど無いそうなので、もし今度行く時には、できれば完璧な姿のシュテファン寺院をこの目におさめたいと思いました。
 


 ここは、外から見ても、中の宝物を見ても、とにかく華やかな印象でした。
 宝石を全面に散りばめて作られた大きな置物や、小物入れなど、昔、王宮に住んでいた人々が実際に使っていたものを見るのは、とても感慨深いものでした。
 また、国王や女王などが持っていたステッキや、身につけていた、地面に約2mくらい広がる様なひきずるためにあるとも言えるマントは、私達では普通 だと考えられないものでとても印象に残り、王宮宝物館を出た後もみんなどこか呆然としていました。
 
 オーストリアの国の人々は、「物を大切にする」という気持ちを持っているのか、歴史ある建物を多く見ることができました。日本では、昔の風景などというものはだんだん失われつつあり、今では、ほんの少ししか残っていないので、そういうことについても、いろいろと考えさせられました。
 また、この国の人々は、とても友好的で、街の中でいきなり声をかけられたりすることも多々ありましたが、私達にとっては、とても良い経験となりました。
 
 
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