〜私たちが体験したヨーロッパ〜
 
■自主研修
Switzerland-1班
藤巻くん
(吉成小出身) 
瀬戸さん(松陵西小出身) 
櫻井さん
(鳴瀬町立野蒜小出身) 
小野さん
石巻市立住吉小出身
 
 
 ここでは、私たちが旅行したヨーロッパのなかでスイスについて紹介します。そのなかでも、特にスイスの自然と人間との関わりに焦点をあてました。
 

 初めに、スイスの自然について私たちの観光した範囲に即して紹介します。
 まずは「ヨーロッパの高い山」の代名詞ともなっているマッターホルンについてです。マッターホルンはアルプス山脈に属し、標高4478mを誇ります。初めに述べた通 りに高い山として有名ですが、実はヨーロッパでは「モンブラン」、「モンテ・ローザ」につぐ三番目の高さなのです。また、その高さと形の美しさの一方で、エドワード・ウィンバーの初登頂以来多くの事故死者を出す魔の山としても知られています。そのふもとにあり、私たちの訪れたツェルマットの街からのマッターホルンの眺めは、鋭く白い角のようにそびえた山が青い空によく映えて、自然の国ースイスを代表する景色と言えるでしょう。
 さて、山国のスイスですが、スイスには海に勝るとも劣らない大小様々な美しい湖があります。今回の研修では、世界最古の木造の橋であるカペル橋のかかるルツェルン湖畔にはレンガや石造りの建物や近代的なビルが多く、中世から近代にかけてのモダンな都市といった印象を受けました。それに対し、ブリエンツ(湖と同名の湖畔の街)は木工細工と観光を主産業とするこぢんまりとした街で、メルヘンチックな雰囲気がありました。
 対照的な二つの街ながら、どちらも自然と人間がうまく共存しているスイスの特徴をよく表しており、一度訪れる価値はあるでしょう。
 

 次に私たちがスキー合宿の際に滞在したマッターホルンのふもとの町並みについて紹介します。
 ツェルマットは右の絵のように、山に囲まれた映画のセットのような美しい町です。ツェルマットの町並みは同じく私たちの行ったチューリッヒのそれとは異なり、どこかかわいらしく、周囲の山々ととてもよく似合っていました。
 

 最後に、スイスからオーストリアへの移動の際に乗った「氷河特急」について紹介します。この列車は、スイスとオーストリアを結ぶもので、標高の高い場所を通 るので、窓から氷河を見ることができるため、この名がつきました。また、傾斜が大変きついところがあり、そこにさしかかった車内専用の、元から傾いたワイングラスはお土産品としても人気があるそうです。

 
 
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