ユーロスクールで実行委員を務めた4人に感想文を書いてもらいましたので紹介します。

 

■ユーロスクールを終えて
研修の目標は“精神的な成長”
今後の生活につなげたい

 
今回のユーロスクールで私たち実行委員会は「GROW UP〜大人の階段をのぼれ〜」という目標を掲げました。つまり、“精神的な成長”をこのユーロスクールでの目標とし、研修先へと出発しました。
 スイスでは国際機関訪問、カルバン講堂でのチャリティーコンサート、その後はイギリスとフランスに分かれての研修を行いました。イギリスではホームステイ、フランスではシャンゼリゼ通 りでの班別研修や現地の学生との交流など、様々な活動をしました。
 研修を終え、目標を達成できたかというとまだよく分からないのが正直なところです。これから私たちがどう生活するかにかかっているでしょう。そして、研修中、大きな事故や怪我もなく、最後まで楽しんで研修を終えることができたのが最大の財産となりました。
3年 杉本くん (桜丘小出身):実行委員長


■国際機関を訪問して
この経験をとおして
広い視野をもって目標に向かいたいと思いました

 
国際機関への訪問は貴重な機会であり、とても楽しみにしていました。レクチャーは英語で行われ通 訳は入っていたものの英語を聞き取る勉強になりました。
 印象に残っているのは、ICRC(国際赤十字委員会)は、戦争をさまざまな視点から考え、多くの人々が公平になるように活動を行っていること、また、MSF(国境なき医師団)では医療を総合的に見て、ただ治療するするだけでなく、物資の供給や現地の医師への教育も行っていることです。
 この経験をとおして、自分の考えに捕らわれず広い視野を持って目標に向かっていきたいと思います。
3年 佐藤くん (岩手仁王小出身)


■涙のコンサート
観客からの激励の言葉やハグ
涙が止まりませんでした

 
EUROスクールの最大のイベントであったチャリティーコンサートを成功させることは、私たちの大きな課題でした。毎日毎日、練習をして本番にのぞみました。
 コンサートは本当に楽しくてあっという間に時間は過ぎました。最終曲でもあり、アンコール曲でもあった“We are the world”の指揮をつとめた私は、観客のみなさんが私たちの合唱を聴いてくれているという嬉しさとコンサートがもう終わっちゃうという悲しさで涙が溢れて止まりませんでした。
 コンサート終了後には観客の方々が激励の言葉をかけてくださったり、ハグしてくれる方々もいて、本当に嬉しかったです。
 コンサート開催のためにご尽力くださった先生方やスタッフの方、観に来てくれたお客さん、そして家族にも本当に感謝しています。この思い出は一生忘れないでしょう。
 秀光の伝統であるこの行事を今後も受け継いでいってほしいと思います。
3年 平野さん
(田子小出身)


■フランスの建物に感銘
美術館のような建物に
とてもきれいな星…

 
私がフランスに行って思い出に残ったことはたくさんあります。何もかもが新鮮で、何よりフランスは、全ての建物が美術館のようで驚きました。どの観光地もすてきでしたが、一番印象に残ったのは、フランスの星がとてもきれいだったことです。フランス班の人たちと星を眺めたのは一生忘れないと思います。
 本当に充実したユーロスクールでした。このメンバーで行けたことに感謝したいです。

3年 渡邉さん (多賀城東小出身)

   
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