SHUKOH EURO SCHOOL 2002
EURO REPORT
〜私たちが体験したヨーロッパ〜
 
Switzerland
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Zurich, Luzern, Zermatt
   
  逆さマッターホルンは
永遠に残る思い出です
3-M1 涌谷町立涌谷第二小出身
 ユーロスクールで一番印象に残ったのは、スイスで見た「逆さマッターホルン」です。逆さマッターホルンとは、晴れた日に特にきれいに見ることができる、マッターホルンと湖に映ったその像のことです。
 ガイドさんの話だと、過去5年間で、あんなによく晴れ、あんなにきれいに映ったのは初めてだそうです。僕はその湖に着いて、見上げた瞬間、オーッと声をあげてしまいました。あの景色は写 真とともに、永遠に残ると思います。
   
   
カメラ片手に旅したい
そんな夢が生まれました
3-M1 仙台市立高砂小出身
 私が一番よかったなぁと思うことは、やってみたいと思うことが増えたことです。それは主に大好きになった国、スイスで得ることができました。 一つは、写真です。ハイキングで見た逆さマッターホルン、そして周辺の山々の雄大な景色を見て、この素晴らしさをそのまま写 真に写せたらどんなに素敵だろうと思い、カメラ片手に旅するという夢ができました。 もう一つは、ドイツ語を勉強したいということです。スイスでドイツ語の温かさを知り、私も話せるようになりたいと思いました。来てよかったと、心から思っています。
   
 
舞台に立った時は
震えが止まらなかった
3-M1 矢本町立赤井小出身
 チャリティーコンサートは一番の思い出です。日中、街でのチラシ配りでは断られることもあり、初めはくじけそうになりましたが、諦めずに英語で話しかけ、笑顔で受け取ってもらえた時は本当にうれしかったです。心配した雨の中でもたくさんの人が来てくれて、舞台に立った時は膝の震えが止まりませんでした。最後にサンクスカードを渡す時は「ありがとう」の気持ちでいっぱいでした。ユーロスクールは一生の思い出です。
   
 
歌は世界の共通語
人の心が通じ合う
3-M2 仙台市立中野栄小出身
 「あ、あの人が泣いてる……」。そう思ったのはツェルマットでのチャリティーコンサートの時でした。「エンメンタール」「浜辺の歌」の合唱、「荒城の月」「いつも何度でも」の合奏、また各グループでの演奏の中で一番印象に残ったのは、「We are the world」でした。私達の声は教会中に響き、あまりのきれいさに自分でも感動するほどでした。その中で私の目に映ったのは、瞼に手を当てて泣いている人達でした。
 その姿を見て嬉しさと同時に、私も泣きそうになりました。最後の曲を終えて、来てくれた人達にカードを渡し、「ありがとう。よかった」と言われた時、歌は人の心が通 じ合う世界の共通語だと実感しました。
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Austria
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Innsbruck, Salzburg, Salzkammergut, Wien
   
  サウンド・オブ・ミュージックの
舞台で記念撮影
 
3-M1 涌谷町立涌谷第二小出身
   スイスのツェルマットから始まり、オーストリア、そしてイギリスでのホームステイ。
  オーストリアでは、サウンド・オブ・ミュージックの舞台にもなったザルツカンマグートで行われていたニューイヤーズコンサートの撮影に参加しました。噴水で少し冷たい思いもしたけれど、いい思い出になったと思います。たくさんの人たちに、ありがとうを贈りたいです。“ありがとう”
   
   
日本とは違う雰囲気に
何もかもが新鮮!
3-M1 岩沼市立岩沼南小出身
 3カ国でいろいろなものを見て、建物から自然まで、どれを取っても日本とは全然違う雰囲気があり、何もかもが新鮮だった。
 石づくりの建物が並ぶ町並みは地震の多い日本ではあまり見られないものだし、普通 に人が生活している通りに、500年以上も前からそこにある有名な音楽家の生家が、今の建物に混じっているのもすごいと思った。 自然という意味でも、道路のすぐ横には馬や牛が放牧されていたりと、いろいろなものに驚かされた。  自分にとってこのユーロスクールは、そういう風景を知っただけでも大きな経験になったと思う。
   
 
自然や伝統を誇りにし
大切に守っていました
3-M2 仙台市立小松島小出身
 ユーロスクールを通して3カ国を巡り、たくさんの美しい山々、歴史的建造物を見ることができました。スイスでは天候にも恵まれ、マッターホルンを含むアルプス山脈が雄大にそびえ立つ姿を、オーストリアでは何世紀も前の城塞やサウンド・オブ・ミュージックの舞台がビデオのまま残っていたのを見ることができ、とても感動的でした。
 これらを見て、こちらの人々はとても自然や伝統を誇りにし、これからもその姿を保とうと努力し続けているのだと実感しました。ロンドンでも昔の建物を保とうという法律まであると知り、驚きです。ヨーロッパはこの美しい街の景色が有名ですが、それらを守るその国の努力を忘れてはいけません。
   
 
  有名音楽家の生家や墓を見て
音楽への興味が増しました
 
3-M2 塩竈市立塩竈第一小出身
   待ちに待ったユーロスクールを終えて、私はいろいろなことを学べた気がします。
 私にとって初めての外国となったスイスは空気がとてもきれいで、ヨーロッパの大自然を身近に感じることができ、今回の研修目的の一つであった人間と自然との共生の大切さを学びました。オーストリアでは、有名音楽家の生家や墓を見学できて、ますます音楽に興味を持つと同時に、間近で見ることができたという喜びにひたることができました。この体験は一生の思い出です。
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England
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Brighton, London, Judd School, Weald of Kent Grammar School for Girls, Uckfield Community College

   
家族とのだんらんが
大好きな時間でした
 
3-M1 塩竈市立塩竈第三小出身
   初めての海外研修で、初めてのホームステイということで、英語が苦手な私は、本当にうまくやっていけるのか心配でした。
 ホームステイでは私の下手な英語を一生懸命理解してくれ、いつも明るく接してくれました。心配していた言葉もジェスチャーなどでカバーでき、夕食後の家族とのだんらんが、私の大好きな時間でした。1週間があっという間に過ぎていき、別 れの前の日の夕食は本当に寂しかったです。日本での生活しかしたことがなかった私にはとても新鮮で、いろいろ考えさせられたユーロスクールでした。
   
 
優しい老夫婦の家が
ホームステイ先でした
3-M1 塩竈市立杉の入小出身
 「愛美、Wake up」。私の朝はこの言葉から始まりました。私のホストファミリーはとても優しい老夫婦で、毎日私を起こしてくれ、髪をかわかしてくれました。私がショッピングが好きだと言ったら、ルイスという町に連れていってくれたり、いろいろなことをしてくれました。私の通 っていた学校では、男女問わず気軽に話しかけてくれたり、とても楽しい学校生活を過ごせました。
   
 
  ファミリーとの生活は
本当の家族っぽかった
 
3-M2 神奈川県藤沢市立辻堂小出身
   ホームステイでは、本当に色々な経験をすることができました。初めは泣きそうにもなったけれど、一緒に生活しているうちにいつの間にか慣れていました。それからは向こうも遠慮がなく、兄弟げんかはするし、ママは大きな声を出すし、朝から「遅刻するよ !! 」とバタバタしたり…。本当の家族っぽかったなあと思います。日本のことを話したり、ママとイギリスの料理を作ったこと、みんなでジェンカをして盛り上がったこと、絶対に忘れません。かなり太ってしまったけれど、これもあのファミリーの一員と化した証拠かもしれません…(笑)。
   
 
最高の笑顔で迎えられ
緊張が吹き飛んだ
3-M2 利府町立青山小出身
 一番の思い出は、何と言ってもホームステイです。ユーロスクール前半が終わり、オーストリアからイギリスに行き、ロンドンの空港からホストファミリーの待つ地域に行きました。 異国の地で会ったこともない人達の家で過ごすなんて…と思っていましたが、ホストマザーは最高の笑顔で私を迎えてくれました。そのおかげで緊張も無くなり、ホームステイ中にホストブラザーと地元の子供達とサッカーをしたり、ショッピングに行ったりして、とても有意義に過ごすことができました。別 れの時はとても悲しくなり、本当の家族のようでした。あの家で過ごしたことは忘れられません。私のもう一つの家族も。
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