第3班
Austria/
Wien

8 - 10, September 2002
Shukoh Euro School 2002
 

栗田さん、高崎さん、水野さん、柴田さん、 田中さん、夢と希望をありがとう

 
 栗田さんと高崎さんに初めて会ったあの日から…僕たち、私たちは2人のマフィアに誘拐されたような気分を味わいました。しかし、彼らは誘拐したのではなく、ウィーンの観光名所を案内したかっただけなのでした。 そして、道に迷った時は、2つのサングラスを探しました。ウィーンでの旅を楽しくしてくれた2人に感謝します。ありがとうございました。
 

きれいだったよ!
シェーンブルン宮殿

 9月9日、私達はシェーンブルン宮殿へ行きました。ここは、ウィーンの名所中の名所! 今も昔も沢山の人が訪れている所です。  シェーンブルン宮殿は、18世紀に女帝マリア・テレジアによってこよなく愛され、夏の避暑地として改造されました。フランスのベルサイユ宮殿に対抗して建てられたとも言われているそうです。また、マリア・テレジアの娘であるマリー・アントワネットも幼い頃をここで過ごし、あのナポレオンが滞在していたこともあるそうです。  私のシェーンブルン宮殿の印象を一言で言うと、「きれい!広すぎっ!」です。本当はもっといっぱいあるんですけど、大きさと美しさに圧倒されてしまったのがすごく印象に残っているので…。本当に広くて、庭園を歩いたら絶対3日かかると思う!しかも、これは後でわかったことなんですが、何とまぁ敷地内に動物園があるらしい!羨ましすぎます。大人になったら住みます!(笑)


ウィーン中央墓地
でのひととき

 ウィーンに行ったら必ず行かなくてはいけないのがここの中央墓地です。ここは、映画「第3の男」のワンシーンにもつかわれた場所です。ほとんどの墓石が白くて、とても明るい所でした。日本の陰気くさい黒い墓石のお墓とは全く正反対の墓地でした。ここの墓地には、とても有名な音楽家の他にも、有名な政治家のお墓もいくつかありました。本当に有名だったり、ウィーンに関係していた音楽家は、墓石に顔が彫ってあり、あー有名なんだなーと一目見て分かります。一番目をひいたのが、モーツァルトの記念碑です。近くのお墓に入っている人から見れば、VIPですね。いいですねー。やっぱりお墓は白くてきれいなものがいいですね。日本だったら目立ちますよね。


ウィンナーコーヒーと
chocolate cake

 ウィーンの名物の1つにウィンナーコーヒーというコーヒーがあります。このコーヒーの名前を聞いてこんな風に想像してしまった人もいるのではないでしょうか。(実は私も中2あたりまでそう思っていました )─ごくごく普通 のおいしそうなコーヒーの中にジューシーなウィンナーソーセージが入っていて油がプカプカ浮いている…。(風味はみなさんの想像におまかせします )まぁなんて恐ろしいコーヒーなんでしょう!しかし、このコーヒー、実際はとてもおいしそう コーヒーにウィンナーが入り、油がプカプカ浮いているという想像から遥かにかけ離れ、コーヒーの上にはコーヒー自体が見えなくなってしまうくらいたっぷりの泡立てた生クリーム。おいしそうですねっ!でも私は都合により飲めませんでした…(涙)。それから、ウィンナーコーヒーといえばチョコレートケーキ。ケーキもお店によっては極端に甘すぎてまずいとかほっぺが落ちてしまう位 おいしいというのも…。  皆さん、ウィーンでチョコレートケーキを食べる時はガイドさんのおすすめのお店を聞いて行くようにしましょうね!

ウィーンのシンボル
聖シュテファン教会

 「ウィーンのこころ」ともいわれている136.7mのゴシックの尖塔をもつ大寺院。ロマネスクとゴシック様式が融合し、独特の美しさが見られました。ここにはカタコンベという古代の地下墓所があるらしく、かつての王族、ハプスブルグ家の臓器を取り出して壺に保存してあるとか…。さらに奥の方へ進むと、大量 の人骨が…。その数、何千?何万?!とにかくたくさんの骨が!!この人骨は、かつてヨーロッパを襲ったペストの犠牲者の方達のもの。たくさんの死者が出たために、教会前の広場に捨てたという。つまり、広場の真下にはたくさんの骨がある事になります。また行く機会があれば、ミステリーツアーに参加してみては…!?

迷子になりながら行った
王宮博物館

 王宮宝物館に入って、1番最初に目にとまったのが、旧オーストリア皇太子が着たチャイナ風のピカピカした衣服。そして、黄金の王冠・宝玉 。これらはハプスブルグ家の物だそうで個人的に今まで生きてきた中で1番美しい物ベスト3に入るものばかり(笑)。 他にも、マキシミリアンが使っていた剣、伝令使が着たマントなどもありました!!

自然史博物館

  この博物館ではまさに「自然史」ともいうべき、現代にいたるまでの地球の歴史を見てきたようでした。地球上に存在する(した)生物たちの剥製・化石類、地球を作り上げるとは思えないほどに美しい鉱物・宝石類が隅から隅まであり、すべてを見るためには1日ではとても足りないようです。  今ではもうすでに絶滅してしまった動物たち(よく知られているものでは、ドードーなど)の剥製の複製には、誰もが興味をひかれるでしょう。  世界的にも高い評価を得ている博物館であり、生物・無生物の標本資料記録の中枢とも考えられています。しかし展示室で見ることができるのは一部分であり、ほとんどは実際に専門家によって活用されているそうです。一部であっても、この自然史博物館に行った価値は十分に ありました。

イイ人たち

 僕達は栗田さんと高崎さんという???なガイドさんに出会い、お世話になりました。二人共、外見と話の内容のギャップが激しくて僕達はとても楽しく学ぶ事ができました!!

***おまけ***
ねえ、カギあかない…

あれはウィーンのホテルのことです。 部屋のカギがあかない!本当にあかない!何度部屋、じゃなくて廊下に閉じ込められたか…。コツがあるらしいんですが。でも自分で開けられたのはたった1回…。

 

 
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