1. 平成32年4月に併設型中高一貫教育への組織改編を予定しており、MYP及びDPを活用することにより、より効率的な6年間の独自のカリキュラムを構成し、Language, Music & Scienceを実践できる広い視野を持った“国際社会で通用する能動的な探究者”を育成します。そのためIBカリキュラムに則った自己表現能力を高める1つの方策として、国際共通言語である音楽にも力を入れ、初心者でも卒業までに2つ以上の楽器が奏でられるようにしています。
   
2. 平成29年4月入学予定の皆様は、秀光中等教育学校前期課程の生徒として3年間MYPを履修し、前期課程修了後、東北地方唯一の国際バカロレア(IBDP) 認定校である仙台育英学園高等学校の秀光コース(仮称、設置計画中)に進学してDPを継続して履修できるほか、多様な進路(コース)も選択できる制度となる予定です。各コースへの進学に際しては、内部進学選抜を別途実施する予定です。
   
3. 仙台育英学園高等学校2学年からは秀光コース(仮称、設置計画中)で用意されるDP(理系・文系のいずれにも対応できるカリキュラム)を学習し、仙台育英学園高等学校3学年卒業時に世界統一の最終試験に臨むことが可能となります。
   
4.

IBの学習手法であるアクティブ・ラーニングにより個々の生徒の学習能力を高め、多種多様な学習分野に対する興味関心を育成できるよう習熟度別のレクチャークラス編制とグループ学習等を秀光中等教育学校1学年より実施します。

   
5. 秀光の学校生活を充実した満足感のあるものにするため、学校週6日制を導入し、年間授業日数を230日程度確保しています。
   
6. 秀光中等教育学校1・2学年では宿泊研修を通して豊かな人間関係づくりと集団生活の大切さを学びます。仙台育英学園創立者の生誕の地である会津を訪問するとともに、その地の歴史や文化について学習し、その後山形蔵王エリア(もしくは裏磐梯エリア)でのトレッキングや野外活動、創作活動を「グリーンスクール」として行っています。
   
7. 秀光中等教育学校前期(中学校)課程、仙台育英学園高等学校秀光コース(仮称、設置計画中)で各1回の海外研修を実施する予定です。その中で、ホームステイしながら現地の大学での語学研修を受講するなど、英語学習のスキルアップ等を図ります。(2016年度実績;前期(中学校)課程2学年でハワイ研修、後期(高等学校)課程4学年でニューヨーク研修を実施)。なお、時期及び、場所については、海外事情等により変更があることをご了承ください。
   
8. 仙台育英学園高等学校秀光コース(仮称、設置計画中)1学年では、各自が決めたテーマに基づいて自由研究を進め、MYPのPersonal Projectとして6,000字程度の論文にまとめてプレゼンテーションを行います。また、仙台育英学園高等学校秀光コース(仮称、設置計画中)卒業までにDPのExtended Essayとして8,000字程度の論文を書き上げます。その論文検証の一環として、京都大学をはじめとする国内大学及び海外の大学でのレクチャーを受講します。
   
9. 秀光中等教育学校前期課程を修了し、仙台育英学園高等学校の多彩なコースを選択することにより、生徒1人ひとりの将来のニーズに沿った学習を受けることができるよう計画中です。
   
10. 創立者の唱える「至誠力行」実現のため、生活信条7ヶ条の実践に努めています。特に、礼を重んじ、男子・女子ともに武道を通して人間力の高揚を図ります。